Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

BLOCKCHAIN REVOLUTION

BLOCKCHAIN REVOLUTION

This is a summary of the famous books in Japan.
Please comment if you want foreign language version.
We run a bookstore called Tsumiage in Japan.

Email
[email protected]

tsumiage

May 20, 2020
Tweet

Other Decks in Technology

Transcript

  1. あ ブロックチェーンとは何か? ブロックチェーン え 世界中がいまブロックチェーンに注目している 従来の記録管理 人々のデータは 政府や大企業の「資産」に コンピュータ間の通信取引を記録管理するデータベース技術 ブロックチェーンの記録管理

    第三者機関が取引履歴を 記録管理し信頼性を担保 (中央集権型) 全員で取引台帳を 共有し信頼性を担保 (分散型) サーバ 取引記録 ブロック ブロックチェーンの構造 クライアントサーバ型 P2P型(ピアツーピア) 政府 銀行 データを中央管理するため 仲介者を神の如く信頼するのみ アイデンティティや 個人情報を自らの手で管理する データを分散管理するため 仲介者なしで直接取引できる 仲介 なし 管理者 取引記録を一定時間ごとにまとめたブロックが チェーンのように連なって追加保管されていく 1つ前のブロックの情報を受継ぐ仕組み 一部を書き換えると 以降全てを書き換え なければならない 新しいブロック ブロックを追加するには 膨大な計算処理能力が必要 書き換え 追いつけない 改ざんできない = ブロックチェーン 信頼のプロトコル =
  2. 原則 2 ブロックチェーンで未来をデザインする7つの原則① 従来のやり方 ブロックチェーンでの解決法 信頼 直接送金できない/二重使用の問題 第三者介入なく送金可能 / 二重使用問題もなし

    嘘をつかない ネットワークへ 小切手 不渡り発生 仲介者なし 権力 ユーザーを多く抱えた仲介者に権力が集中 個人の自由な取引を制限することもできてしまう P2Pで権力が分散、それぞれが自由に取引できる 力の集中から分散へ 利用 企業 サービス 個人 サービス/口座の凍結 別アカウント ネットでの行動が個々の利益に繋がる設計でない 個人の言動の評価が蓄積されリターンを受けられる 現実世界では良い人 ネットでは暴言批判 評価 原則 1 原則 3 インセンティブ 利己的な行動が 全体の利益になる 銀行 原則 4 P2Pネットワーク 銀行 バーチャル 評価が落ちても現実世界に影響なし 現実世界の言動 ネットでの言動 リターン セキュリティ 不正のできない プラットフォーム 個人や組織を守る上で成功しているとは言い難い データ なりすまし 不正アクセス フィッシング スパム マルウェア ランサムウェア データ改ざんは不可能 公開鍵 秘密鍵 PKI(public Key Infrastructure) ブロックチェーン
  3. ブロックチェーンで未来をデザインする7つの原則② 不審に満ちた場所ではなく、信頼に支えられたイノベーティブな場所になる 権利 スマートコントラクト による権利の明確化と自動化 インクルージョン 格差を解消するデザイン プライバシー 個人情報の ブラックボックス化解消

    政府や民間の巨大なデータベースに情報がある 登録 政府による 管理もありうる 自分の情報は自分でコントロールする クリエイターの権利が守られていない 違法 アップロード 無断 利用 所有権が明白で、確実に行使できる 履歴 自動決済 利用 銀行口座を持たない世界人口は20億人いる 50億人 口座あり 身分証や住所がなくても利用可能(管理可能) 土地・お金 ブロックチェーンで管理 クリエイター データ 原則 5 従来のやり方 ブロックチェーンでの解決法 原則 6 個人 データ クリエイター 利用者 原則 7 口座なし 20億人 口座なし 20億人