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第5回TFSUG WFからAgileへの変革
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libaty
April 14, 2012
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第5回TFSUG WFからAgileへの変革
libaty
April 14, 2012
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Transcript
2012/4/14 1
西暦2012年。 ウォーターフォール型開発は空前のともし火だが、人類はそれ に代わる新たな開発手段を手に入れていた。XP, Scrum, 開発者 コミュニティーという3本の巨大な柱と、それに伴う新規ビジネ スモデル。しかし、このモデルの恩恵を得られるのは、一部の会 社とその同盟会社だけだった。。。 恩恵を得られないSIerは己の威信と繁栄のため、自分たちの正 義のために大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、Team
Foundation Server 2010がリリースれても、未だ一つになり きれずにいたのだ……。 そんな終わりのない戦いの世界で、「武力による戦争の根絶」 を掲げる武装組織が現れる。「アジャイル開発」の実践経験を所 有する彼らの名は、アジャイル開発支援チーム。 アジャイル開発による既存開発行為への武力介入がはじまる。 2012/4/14 2
2012/4/14 3
りばてぃ(@libaty) MSMVP for Visual Studio ALM - Apr 12~Mar
13 Twitter/Facebook/mixi 2012/4/14 4 公開版につき、いくつかの情報は割愛
人物の背景 会社 10年目 .NET開発/TFS導入を中心とするプロジェクト支援 技術/プロセスの両サイドから
ウォーターフォール開発のみ 自分のやる気とチームのやる気が割と連動 社外 コミュニティ系は2005年後半あたりから 2012/4/14 5
アジャイルに関する立ち位置 始めようとしたのが2012年2月 スプリント1をスタートしたのが4月9日 本日はスプリント1の真ん中の日 つまりペーペー
頭の中はウォーターフォール 2012/4/14 6
2012/4/14 7
出会い 2005年12月~2006年2月ごろのどっか 超余談(この頃の主なイベント) 2005/11 Visual Studio 2005発売/VSUG立ち上がり
2005/12 りばてぃさんコミュニティオフラインイベントデビュー 2006/03 CLR/H代表ナオキさん結婚(りばてぃさんの後輩とw) 2006/04 りばてぃさんVisual Studio Team System MVP初受賞 「ウォーターフォール開発でやってる時点で負け組だ」 というようなニュアンスの言葉 この言葉の前後に登場してたのが「アジャイル開発」 当時の感想 「ふ~ん」 以上!! 2012/4/14 8
その後の状況 プラクティスの一部は採用(アジャイルとは無関係) ユニットテストとか 自動ビルドとか(not 継続的インテグレーション) 特に何も考えないまま
ウォーターフォールは続くよどこまでも 2012/4/14 9
2012/4/14 10
出会い ALM Dayでの出会い 前でしゃべってた人 LT話してた人 実はみんなすごい人でした(_
_(--;(_ _(--; ペコペコ TFSUGの仲間 無茶ぶりエバ/Kinectエバ代表/前説担当? ×××ちゅう 他多数 ※XXXにはTOCやCCPM、プロセス、Scrumなどが代入されるようです 2012/4/14 11
実は・・・ グループ内に多数の事例がある 何やら支援チームなるものがあるらしい 2~3年はやってるとか 研修/事例発表とかやってるとか
なんと、社内にも実践事例があった 超余談(この頃の主なイベント) 2005/11 Visual Studio 2005発売/VSUG立ち上がり 2005/12 りばてぃさんコミュニティオフラインイベントデビュー 2006/03 CLR/H代表ナオキさん結婚(りばてぃさんの後輩とw) 2006/04 りばてぃさんVisual Studio Team System MVP初受賞 2012/4/14 12 ←この人がやってた 時間軸的にはすべて後から知ったこと
2012/4/14 13
イベント総当たり作戦 とにかくイベント参加 TFSUG IPA/SECセミナー/.NET中心会議/デブサミ 上司と部下を巻き込む
対部下 とにかく引っ張り出す 対上司 同系統のイベントに参加し続けていることを強く印象付ける 2012/4/14 14
変わる意識 いつもどおりの作業中、ふと。 なぜ、この作業が必要なのか?ということを聞かれる しかも2年目(現、3年目)のSEに 従来のパターン
どんな風にやればいいか? 何をすればいいか? 2012/4/14 15
変わる状況 意識の変化とともに行動の変化が現れる Before 自部署チーム内でのミーティングで余裕で居眠り After
「こうだと思う」、「こうしたほうがいい思う」という発言!!! 2012/4/14 16 そろそろ刈り取る時期
2012/4/14 17
進まないプロジェクト パッケージ開発/既存あり 似たような規模感の会社がライバル 追いつけ追い越せ 流れないウォーターフォール 2012/4/14
18
良いタイミング 引かれたデッドライン クラウドヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人クラウド 来期向け(現在は今期の内容)計画検討 アジャイルマイスターの存在
TFSはお手の物 2012/4/14 19
上司の意識 上司の言葉「まるで軍隊とゲリラだな」 ウォーターフォールは軍隊式の開発 アジャイルはゲリラ式の開発 2012/4/14 20 我々がゲリラ部隊になります!
2012/4/14 21
アジャイル型採用 ベースはScrum 1スプリント2週間、1リリース4スプリントくらいを目安に 各種プラクティスも順次 にこにこカレンダー、KPT、タスクかんばん
ペルソナ、インセプションデッキ(作成はしていない) TDD、ペア作業、CI 1スプリント目はやる/やらないに悩んだらやってみよう方 針 2012/4/14 22
体制 2012/4/14 23 <<プロダクトオーナー>> 現場の課長 りばてぃ 開発チーム 6年目 2年目 <<スクラムマスター>>
6年目 3年目 現場関係者 社外関係者 部長 4年目 スクラムチーム 部長 兼任 アジャイル開発 支援チーム 別部署 りばてぃさん の部署 組織体の上司・部下 組織体の上司・部下 部署間連携
Visual Studio Scrum 1.0 TFSのプロセステンプレート Codeplexに途中まで日本語化された一式発見! オーナーは
tomohn という方らしい 本格的に日本語化しようと思うとさらに以下も Work Item Definition フィールド、状態、状態遷移、フォームレイアウトなど Reports WITの変更に合わせてSQL/MDXを変更する 素直に英語のまま使うと余計な苦労はいらない 2012/4/14 24
プロセステンプレートは編集 やりたいことに合わせてカスタマイズも実施 タスクの2点見積もり 実績値の把握 2012/4/14 25
2012/4/14 26
意識はバラバラ 2012/4/14 27 <<プロダクトオーナー>> 現場の課長 りばてぃ 開発チーム 6年目 2年目 <<スクラムマスター>>
6年目 3年目 4年目 スクラムチーム 兼任 右?左? WFだめ アジャイル なんでもいい から成功! 懐疑的 ただやってみ たい よくわからない なにすんの?
チームをまとめる最大の方法 チームにとっての共通敵 最もくだらない - みんなあいつが嫌い 最も素晴らしい -
この問題をやっつける 感情の共有が最も効果的 怒の感情の共有は最もやりやすい ドーパミンがでるような体験は一時的なものとなりやすい 2012/4/14 28
目的の共有 スクラムチーム全員で なぜこのプロジェクトをやるのか? なぜアジャイル型で開発しようとしているのか? なにをもって成功とするのか? 2012/4/14
29 ・それぞれ思うところはある ・内面の意識まで変えることは無理 ・このチームが結束している“理由”だけを共有 意識を共有
とにかくわからない 知ってるぞー プロダクトバックログというものを作るらしい スプリント計画ミーティングでタスクに分解するらしい 必要なドキュメントだけを作ればいいらしい
できないぞー Feature, Functionを混同? タスク細かすぎね?荒すぎね? ドキュメントどこまで作ろう? 2012/4/14 30
対策はしていた(つもり) 事前に勉強会を開催 3回、延べ15時間近く 気になることをいろいろ議論 わかったようなつもり?
常に指摘されていたこと なぜやるのかを考えてね といわれてもぴんとこない スモールでとにかくやってみればいい でも不安 2012/4/14 31
タイムボックスの魔の手 会議にて この話題について◦分で話しましょう はい、時間です。 パターン1:エンドレス延長
パターン2:なんとなく同意して後で覆す 作業にて 常に時間に追われている感覚 Twitter見てる暇ないしw 2012/4/14 32 事情により一部割愛
絶望的なまでのかい離 とりあえずやってみる ≠ 無計画 言葉尻のイメージとしては似たような印象を受ける 例)計画できないからとりあえずやってみる 的な
失敗例 ×××についてとりあえず打ち合わせしてみる 議論が発散して収集つかない とか 話が進まないとか 議事進行、事前の情報収集などを計画的にやる必要ありと痛感 2012/4/14 33 これらはアジャイルに限らない
正直しんどい とにかく頭を使う 脳みそフル回転 打ち合わせ後の疲労困憊感 従来
年に3日くらいは「今日はよく働いな~」って思うww どんだけ頭使ってなかったんだ自分! ただし、勉強会とかでお菓子が出てくる意味を理解した 2012/4/14 34
置かれた状況 2012/4/14 35 未来への 期待 現実 問題 成功 体験 好循環
時間 ※ハイプカーブ:第1回TFSUG勉強会の@SHIBAO800さんの資料より 新しい事に チャレンジできる 楽しさや期待 何をしていけば いいかわからない 漠然とした不安 たぶんいまここ 上がるか? 上がるか?
2012/4/14 36
改めて気づいたこと アジャイル型で開発してみようとして良かったこと “みんなで”って感じ “議論”が活発に アジャイル型で開発してみようとして辛いこと
今までのほうが楽 メンバーのスキル差がより如実に表面化する印象 2012/4/14 37
最後に 贈る言葉 考えることをやめたらアジャイルじゃない by @kaorun55 次回予告
2012/06/09(土) Community Open Day 2012 会場: マイクロソフト品川本社 サイト案内: http://cod.ms/ ハッシュタグ: #cod2012jp TFSUG枠で今日の続きをお話しします 予定ではリリース1を迎えた翌日のはず 2012/4/14 38
2012/4/14 39 おしまい