WACATE 2023 夏の講演スライドです。
https://wacate.jp/workshops/2023summer/program/#close_ses
Abostract
ソフトウェアテストの初学者が、必ずと言って良いほど学ぶ要素技術に、テスト技法(テスト設計技法)があります。実際に、テスト技法に関する書籍は非常に多く出版されていますし、JSTQB Foundation Levelにおいても、さまざまなテスト技法を習得することを求めています。
しかし、一方で、それらを学んでも、いざ業務となったときに上手い具合にテストケースを作れないというお悩みを聞く機会は少なくありません。
そんな、テスト技法を学んでみたり、JSTQBのFoundation Levelを取得してみたりしたけど、なかなか業務で活かせないという若手テスト技術者に向けて、あらためてテスト開発が何であるのか、それをひもといてみたいと思います。
また、ベテランのみなさまには、自身のテスト開発に関する知識の棚卸しとともに、自分が迷える若手にどのように手を差し伸べればよいのか、その一例として聞いていただければと思います。
ぜひ、明日からの業務でテスト分析やテスト設計をすこしでも上手くやるためのヒントを、一つでも多く持ち帰ってください。
なお、本講では、JaSST’17 TohokuやJaSST’21 Hokuriku、JaSST’22 Shikokuなどで講演した内容をベースとして、WACATEに参加するみなさん向けに再構成してお話しします。