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地域技術コミュニティに参加して感じた コミュニティの大切さと新たなキャリア目標

Yoshihisa Sato
February 10, 2023
1.1k

地域技術コミュニティに参加して感じた コミュニティの大切さと新たなキャリア目標

2023/02/10 Developer Summit 2023 - Day2
10-A-9: きっかけをつなげよう!コミュニティへの「恩送り」リレーセッション

コロナ禍をきっかけにリモートワークを導入した企業が増え、実際にリモートワークを働き方として選択して都市部から移住する人も増加しました。特に地方でフルリモートワークを選択する場合、人との繋がりや学びの場をどのように持つかを課題に感じる場合があります。発表者がコロナ禍以前より地方でフルリモートワークを行っている経験を通して「地域技術コミュニティ」の存在に助けられ、コミュニティ参加を通して新たなキャリア目標へ取り組んでいることを紹介します。

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20230209/session/4181/

Yoshihisa Sato

February 10, 2023
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 2 n JFrog Japan の デベロッパー・アドボケイト n DevOps/DevSecOpsや弊社製品に関する情報を エンジニアに向けて発信する

    n ⼭形県鶴岡市からフルリモートワーク(+ときどき出張)で業務 n Yamagata Developers Society(YDS) の 運営メンバー n ⼭形で勉強会などを企画・運営 n 2022年より運営メンバーの⼀⼈として企画・運営にも関わる n 家族: 妻+息⼦(⼩1)+娘(年中)+娘(2歳) +⽗+祖⺟ n 趣味: ⾞でドライブ、プログラミング、野菜作り、バレーボール 佐藤 由久 SATO Yoshihisa @umekichi1984 @yoshiq-sato
  2. アプリケーション開発エンジニア ITコンサルタント 現職 岩⼿県盛岡市 宮城県仙台市 ⼭形県鶴岡市 略歴 3 1984 2003

    2007 2009 東京都 ⼭形県鶴岡市(リモートワーク) 2009 2015 2017 2022 〜⾼校⽣ ⼤学⽣ ⼤学院⽣ 2017年11⽉ フルリモートワークの社内制度化 社内で第1号のフルリモートワーカーとして業務開始
  3. リモートワーク 4 ショウナイズカン 「リモートワークでUターン実現」 Web SHONAI STYLE vol.5 「道を⽰し拓いたのは、10代からの好奇⼼。」 Web

    東北・新潟のキラぼしパーソン 「帰郷を実現してくれたリモートワーク」 Youtube NHK(テレビ放送) 「テレワークでふるさとへ」 ⼭形・東北・全国(BS/おはよう⽇本)・ NHK WORLD・英語教材 それ以外でも・・・ ・地元⾼校でのキャリアセミナー講師 ・地元企業・団体での講演 ・⾃治体の移住推進への協⼒ コロナ禍前に東京から地元にUターンしてリモートワークをしたこともあり、注⽬いただいてお話する機会を多くいただきました。
  4. フルリモートワークを始めて感じた最初の壁 5 地域の情報収集やコミュニティに参加するきっかけが作りづらい リモートワークを利⽤せず移住先企業に就職 フルリモートワークで⾸都圏企業に所属したまま移住 • 普段のコミュニケーションの中から地域の情報を得られる • 企業の同僚が所属するコミュニティを知る機会が得られる →

    移住先企業(コミュニティ)が地域とつながるハブになる 移住者 コミュニティ コミュニティ 同僚 コミュニティ コミュニティ 移住先企業 移住者 コミュニティ コミュニティ コミュニティ ? ? ? • ⽇中帯は業務のため、移住先とつながる機会が少ない • ⾃治体主催イベントなど、⾃ら探す必要がある → 地域とつながるきっかけが持ちづらい
  5. 壁を乗り越えたきっかけ: 地域”技術”コミュニティ 6 多様な参加者 • ITエンジニア • Webマーケター • デザイナー

    • 学⽣ • 元ITエンジニア • IT勉強中の⼈ • ITに何となく興味がある • 会社経営 • フリーランス • スタートアップ勤務 • リモートワーカー • ⼭形県内居住者 • 隣接県居住者 多様な話題 • プログラミング全般 • ツール(CI/CD、仮想化...) • Webデザイン • SEO • セキュリティ(OWASP…) • ネットワーク • クラウド • IoT • ⼦ども向けのIT教育活動 • 地域の企業情報、取り組み • 仕事の紹介、相談 • キャリア相談 • 英語での発表 様々な⼈たちと交流しながら、 それぞれのナレッジを共有する場
  6. リモートワーカーが地域技術コミュニティに参加するメリット 7 • 直接地域をにいる⼈・コミュニティと繋がることができる ◦ 地域で⽣活する上で必要な情報が得られる ▪ 普段⽣活することに活かせる情報が得られる ▪ 地域、もしくは隣接地域で⾏われるイベントが知れる(⽣活だけでなく、技術的なものも︕)

    • ⾃分⾃⾝の強みを理解する・活かすきっかけとなる ◦ アプトプットすることで、⾃分の強みを理解できる ◦ ナレッジ共有することで、⾃⾝が何ができるかが相⼿に伝わる ▪ 仕事の紹介(フリーランス・副業・転職)に繋がる ▪ 困っている⼈が相談するきっかけになる • 地域で活躍している⼈の⽣の声が聞ける ◦ 地域にある仕事・求められている仕事がわかる ▪ 地域で求められている仕事がどんなものかが理解できる ▪ 逆に⾔えば、地域で⾏われていないことを知ることができる 移住者 コミュニティ コミュニティ YDS 地域技術コミュニティに参加する = ナレッジ共有 + 交流 + リモートワーカーと他のコミュニティを結びつける
  7. 新しいキャリア⽬標の発⾒ 8 リモートワーク • 働き⽅の発信 • 会社の制度や社⾵の発信 • リモートワーク成功のために取組みの発信 •

    ⾃⾝の経験や知識の共有 • 興味のある新しい技術を調査・体験した結果 を共有 • 技術に関する話をする楽しさ 会社のカルチャーに関する発表 IT技術に関する発表 • 交流する楽しさ、重要性 ⼈と繋がる⼤切さ キーワード: カルチャーの発信、IT技術の発信、多くの⼈と繋がれる可能性 コミュニティ リモート+コミュニティ