Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「自分と相手を知る」にたちカエル、毎朝のFunDoneLearn~体調不良もキムチを床にぶちま...
Search
yui murao
April 12, 2025
Business
0
1.5k
「自分と相手を知る」にたちカエル、毎朝のFunDoneLearn~体調不良もキムチを床にぶちまけた話も共有したらチームの絆が強まった~
yui murao
April 12, 2025
Tweet
Share
Other Decks in Business
See All in Business
広報もすなるVibe Codingといふもの /
kai_pn
0
210
20250913_AWS アカウント 150 超の組織で取り組む Lambda EoL 対応
tsunojun
1
210
RightTouch_mind
righttouch
PRO
0
2k
【UI/UXデザイナー職】中途採用向け会社説明資料(テックファーム株式会社)
techfirm
0
320
【営業職】中途採用向け会社説明資料(テックファーム株式会社)
techfirm
0
420
物流の専門家がお客様に伴走するサブスク型コンサルティング
mclogi
0
400
ele&company_companydeck
eleand
0
320
拝啓、登壇回数0回だった一年前の私へ
natty_natty254
5
280
株式会社アドバンテッジリスクマネジメント会社紹介資料
arm0020
0
54k
COMPANY INTRODUCTION
lenz_co
0
340
ペイジェント採用資料
paygent
0
19k
Strh株式会社 採用資料
strh
0
210
Featured
See All Featured
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
810
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
57
5.8k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
368
19k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Building an army of robots
kneath
306
46k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
54
11k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
8
920
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
53
8.9k
Transcript
「自分と相手を知る」にたちカエル、 毎朝のFun Done Learn ~体調不良もキムチを床にぶちまけた話も 共有したらチームの絆が強まった~ 2025/04/12 ふりかえりカンファレンス2025 むらお (@yui3x9)
今日お話ししたいこと • なぜふりかえりを始めたのか • どんなふうにやってきたか • 楽しく続けるうちに「安心安全の場」になっていった • 2年間で感じたチームの変化 •
何がよかったのか? • 「自分と相手を知る」にたちカエル意義
自己紹介 むらお • 研修会社でマーケティング業務を担当 • よくカンファレンスのブースで変なことをやってます • 個人ではライターとして、企業の採用広報や導入事例記事を つくるお手伝いをしています 好き
ビール、肉、夫、Perfume、K-POP、Bリーグ観戦 苦手 早起き、虫、照合作業、紙の書類の手続きと電話申し込み
なぜふりかえりを始めたのか
チームの状況 • フルリモートOKな環境で、 リアルで全員集合するのは2~3ヶ月に1回程度 • 当時、マネージャー&沖縄在住のメンバー& 時短勤務の私の3名体制 • 2022年12月、愛知在住の若手メンバーが入社! •
若手メンバー育成の必要性もあり、業務進捗や 相談ごとを気軽に話せる機会を増やしたい →デイリーのふりかえり&相談会実施がよさそう!
Fun Done Learnとの出会いは突然に 「Scrum Fest Sapporo 2022」で、今回のソングスポンサーでもある KDDIアジャイル開発センターの中島さんに出会った! 一度聴いたら忘れない旋律と共に、心に深く刻まれたFun Done
Learn・・・
どんなふうにやってきたか
実施方法 • 全員が集まりやすい朝の時間帯 • 2分間で、それぞれ前日の Fun(楽しかったこと) Done(終わったこと) Learn(学んだこと)を書き出す • その後、一緒に画面を見ながらバー
チャルオフィス上で口頭共有 • 所要時間は15~30分間 • 「話し合う」ことに重点を置いていた ので多少時間が伸びてもOKにした anycommuは今後 リニューアル予定とのこと! 「anycommu」というツールを使用 https://anycommu.web.app/
記念すべき初開催!(2022/12/15) FIFAワールドカップの話題 (Fun) 社内で企画された勉強会の話 (Fun Done Learn!) 資格試験の話 (Learn) メルマガなど原稿を書いた話
(Done) 初日はけっこう真面目系だった
楽しく続けるうちに 「安心安全の場」になっていった
とくに示し合わせたわけでもないけど・・・ 続けるうちに、体調のことや週末の過ごし方、そして 「朝からキムチを床にぶちまけてしまった!」みたいな失敗談まで 業務と一見関係ないトピックも自然と共有されるように
Fun Done Learnがお互いのことを知る時間に • 「あ、これ話してもいいんだ」という安心感が育っていった • もともと雰囲気は良かったけど、さらに深く本音を出し合える ように
変わっていくきっかけはあったのか? 結論、明確にはない!
変わっていくきっかけはあったのか? 続けてきたからこその変化だったのかも
2年間で感じたチームの変化
変化① お互いへの声かけや業務配分の仕方 「気圧の影響で今日は体調イマイチかも・・・」 「横やりタスクが思ったより多くて脳みそ爆発しそう!」 →「じゃあ私これやっときますよ~!」と分担がよりスムーズに 忙しいとアドレナリン放出状態& 自覚症状のないままオーバーワークになりがち (→繁忙期が一段落ついた途端に発熱したり・・・) 声を掛け合うことで 「自分、思ったより疲れてるかも…」
と気づくきっかけにもなる
変化② 企画やアイデア出しが活発に 「アホみたいなこと」も話し合えるようになった結果・・・
変化③ 個人の視点から「チームの共通認識」に • 業務以外の話がしやすくなったことで、業務の話にも変化が! • 同じ場にいても、注目したポイントや課題の捉え方は人それぞれ • 「そんなふうに感じてたんだ」 「そこは自分は気にならなかったけど、たしかに …
」 と、自分の気づき&相手へのより深い理解につながっていった いろいろな視点をふまえて「チームとしての課題」を見出せるように& 他チームと連携が必要な際も、すぐ相談&解決に向けて動けるように!
何がよかったのか?
「Fun」と「Learn」があるのがよかった Fun:感情を共有できる • ささいな嬉しいこと、日常のことを話せる Learn:解釈を共有できる • 出来事からの気づきや感じたことを話せる Done:ただの業務報告から“対話”へ • FunとLearnで場が和む&距離が縮まることで、Doneについても
「どう捉えたか」「次にどう活かせそうか?」まで話す習慣に
チームメンバーの声① 作業進捗だけでなく、課題や考えたことも共有しやすい。 必要ならその場で解決策も考えられる! 何をしたか(Done)は知っていることもあるので、プラ スアルファの情報があるのがありがたい 仕事が忙しくても明るさは忘れたくないので、Funの存在 があるのがうれしい!
チームメンバーの声② 「関係の質」が高まり、反対意見も伝えられるようになっ た!意見が異なっても、“対立”や“衝突”ではなく自然な意 見交換の過程だと捉えられるように Fun Done Learnを始める前は、お互いの考えがよくわ かっていなかった。それゆえ、誰かの行動に「?」を感じ ても背景や真意を聞けずにいた・・・ →今は相手への理解が進んだ&わからなかったときには躊
躇なく聞ける関係性に
チームメンバーの声③ 「ふりかえり」だけど、ほどよく相談も雑談もできる 入社したばかりでも発言しやすかった(挙手制だと「こん なこと言ってもいいのかな?」となるけど、付せんに書け ば自分の発言ターンが必ず来るので) 相手の考えや感じ方を聞くことができるので、視野が広く なったと思う!
「自分と相手を知る」に たちカエル意義
ふりかえりをする大前提として・・・ 「自分の状態を知る」「相手を知る」 にまずは立ちカエルことで 多くの成果や価値を感じられるようになった 普段の業務をスムーズに進め、成果を出すためにも 「チームの関係性や各自のコンディションを整える日々の習慣」 としてFun Done Learnを捉えています
最後に・・・
自分たちのふりかえりを 自分たちでふりかえる体験、 めちゃくちゃよい!