Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Claude Code で画面の仕様書を作ろう

Claude Code で画面の仕様書を作ろう

2026/02/10 に行われた「ZOZO.swift #2」で発表した登壇資料です。
https://zozotech-inc.connpass.com/event/380901/

株式会社ZOZO
ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWN開発1部 iOSブロック
濵田 悠樹 (@ios_hamada)

Avatar for ZOZO Developers

ZOZO Developers PRO

February 10, 2026
Tweet

More Decks by ZOZO Developers

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Claude Code で画面の仕様書を作ろう Copyright © ZOZO, Inc. 1 株式会社ZOZO
 ZOZOTOWN開発本部

    ZOZOTOWN開発1部 iOSブロック
 
 だーはま / 濵田 悠樹 Copyright © ZOZO, Inc.
  2. © ZOZO, Inc. 株式会社ZOZO ZOZOTOWN開発本部 ZOZOTOWN開発1部 iOSブロック 濵田 悠樹 @ios_hamada

    2 • 25年新卒でZOZOに入社 • 大学, 大学院で AIの研究 • 服でユーザーの人生を変えるためZOZOへ入社 • 新卒4人で IRODORI を開発中(業務外)
  3. © ZOZO, Inc. 3 Claude Code で画面の仕様書を作ろう ◦ 4つの Subagents

    を使い 、コードから画面の仕様書を作りました 依存関係 UIコンポーネント 実装コード ※ 対象は ZOZOTOWN ではなく、個人開発しているIRODORI
  4. © ZOZO, Inc. 8 なぜ画面の仕様書を作ったのか? 背景と課題 ▪ 仕様書が存在しない画面は 実装者 or

    コード から仕様をまとめる ▪ 大規模なプロジェクトのコードリーディングに時間がかかる 提案 ▪ Claude Code を使い高速に仕様まとめる
  5. © ZOZO, Inc. 9 Claude Code で画面の仕様書を作ろう ◦ 4つの Subagents

    + 1つの Custom Command . ├── agents │ ├── spec-reseacher.md │ ├── ios-architecture-enngineer.md │ ├── modern-swift-reviewer.md │ └── refactor-planner.md ├── commands │ └── screen-spec-survey.md └── settings.local.json 画面仕様(画面構成, データフロー など) を調査 アーキテクチャ導入に向けた依存関係の整理 および 導入に向けた技術的調査 UIやライブラリ選定など技術的課題を調査 リファクタリングに向けたプランニング
  6. © ZOZO, Inc. 10 Claude Code で画面の仕様書を作ろう ◦ 4つの Subagents

    + 1つの Custom Command . ├── agents │ ├── spec-reseacher.md │ ├── ios-architecture-enngineer.md │ ├── modern-swift-reviewer.md │ └── refactor-planner.md ├── commands │ └── screen-spec-survey.md └── settings.local.json $ claude /screen-spec-survey HogeView
  7. © ZOZO, Inc. 11 spec-reseacher のプロンプト ## 目的 * 画面を開いてからの

    **データフロー**(依存解決→API→変換→State 更新→描画)と、ユーザー操作(例: **Aというコンポーネントをタップ**)時の **処 理・I/O・状態/遷移** を一目で把握できるようにする。 ## 出力フォーマット 1. TL;DR(初回ロードと主要アクションのI/Oを箇条書き) 2. 画面の構成(UI/State/Lifecycleの表) 3. データフロー(画面表示→初回ロードのシーケンス図) 4. UIコンポーネント×アクション×副作用の対応表 5. 主アクション毎のシーケンス図(最低A=主ボタン, Refresh, セル選択) 6. ネットワークI/O一覧(Method/Path/Auth/キャッシュ/失敗時/呼出根拠) 7. 状態管理(公開State, アクション, 非同期/キャンセル) 8. DI(依存解決の流れ)/ナビゲーション 9. エラー/ローディング/空状態 10. イベントログ送信箇所(ない場合は無しと記載) 11. 分析イベント/フラグ 12. リスク・改善 13. Reference ## 探索範囲 * **関連するファイルは可能な限り探索・調査** する (ViewModel/Reducer/Repository/API/Router/DI/テスト/ 拡張/ユーティリティを横断参照)。 ## 対象のアクション(該当するもののみ) * 画面表示(初回ロード) * 主要ボタン(例: AddToCart/Favorite/Buy)タップ * セル選択(詳細遷移) * Pull-to-Refresh / ページネーション * 失敗時のエラーハンドリング ## 出力スタイル * 判断根拠となるコードは丁寧に過不足なく提示 。 * 技術構成を図に描く場合は、左側にUI層で右に行くほ どDomain,Data層になるようにしてください。 * 出力は日本語でお願いします。
  8. © ZOZO, Inc. 12 キーポイント(1/2) ◦ はじめに 出力フォーマット を確定する ▪

    AI の手綱を握るために最も重要なこと。プロンプトから書かない。 出力マークダウンの構成 ## 出力フォーマット 1. TL;DR(初回ロードと主要アクションのI/Oを箇条書き) 2. 画面の構成(UI/State/Lifecycleの表) 3. データフロー(画面表示→初回ロードのシーケンス図) 4. UIコンポーネント×アクション×副作用の対応表 5. 主アクション毎のシーケンス図(最低A=主ボタン, Refresh, セル選択) 6. ネットワークI/O一覧(Method/Path/Auth/キャッシュ/失敗時/呼出根拠) 7. 状態管理(公開State, アクション, 非同期/キャンセル) 8. DI(依存解決の流れ)/ナビゲーション 9. エラー/ローディング/空状態 10. イベントログ送信箇所(ない場合は無しと記載) 11. 分析イベント/フラグ 12. リスク・改善 13. Reference
  9. © ZOZO, Inc. 13 ◦ 既存実装から仕様をドキュメント化 ▪ ZOZOTOWN iOS では

    MVVM+UseCase アーキテクチャのガイドラインあり キーポイント(2/2) AI は基本的に学習させたデータのみをもとに回答 している しかし、多くの企業は AI が事前学習不可能なデータを扱っている ことが多い 企業やチーム独自にAI をチューニングしたいならデータを与えるのが有効 個人的な見解 ※ 社外秘情報を使う場合は、必ずオプトアウトの設定にする