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kintoneを支えるスクラム開発
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Toshihisa Tomatsu
July 24, 2018
Programming
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kintoneを支えるスクラム開発
企業講演「kintoneを支えるスクラム開発」
Toshihisa Tomatsu
July 24, 2018
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Transcript
kintoneを支えるスクラム開発 2018/7/24 サイボウズ株式会社 kintone開発 外松 俊尚
自己紹介 ▌外松 俊尚 @10shi10ma ▌サイボウズ株式会社 ▌グローバル開発本部 kintone開発チーム プログラマー ▌2017年入社 (新卒2年目)
▌2018年 新人研修 スクラムマスター ← NEW!! 2
▌チームで使うシステムを爆速で作れるサービス ストックとフローの融合 ▌国内外 9,500 以上のチームを支援 3 アプリ スペース kintoneのスクラム開発の流れ
プロダクト バックログ リファインメント スプリント バックログ スプリント プランニング リリース! スプリント(1週間) デイリースクラム(朝会)
スプリントレビュー ふりかえり 皆さんが授業で使っているkintoneは スクラムで開発しています!(2016~) 4
今日は 「kintone開発チームがどんな風に スクラム開発をしているか?」 を紹介します 今後の参考になればと思います! 5
6 今日紹介する内容はスクラム開発の ベストプラクティスではなく、あくまで一例です。 自分たちのチームに合った方法を、是非探求してください
今日お話すること 1. kintoneのスクラム開発の流れ 2. kintoneのスクラム開発を支えるもの 3. どうやってユーザーへの価値を高めるか 7
8 1.kintoneのスクラム開発の流れ 2.kintoneのスクラム開発を支えるもの 3.どうやってユーザーへの価値を高めるか
kintone開発チーム) 職能 ▌プロダクトマネージャー(4) ▌プログラマー(13) ▌品質保証/QA(10) ▌セキュリティ(4) ▌デザイナー(2) ▌テクニカルコミュニケーション(1) ▌スクラムマスター(1) ▌アジャイルコーチ(1)
9 kintoneのスクラム開発の流れ
kintone開発チーム) 拠点 ▌東京 ▌大阪 ▌松山 ▌上海(QA) 4拠点で開発 10 kintoneのスクラム開発の流れ
kintone開発チームのスクラム概要 ▌1週間スプリント ▌開発チーム 2チーム 3拠点 ▌大規模用のスクラムフレームワーク「LeSS」 11 kintoneのスクラム開発の流れ
開発の流れ) 1週間のスケジュール デイリースクラム スプリント プランニング スプリント 振り返り スプリント レビュー リファインメント
スプリント初日 スプリント最終日 12 kintoneのスクラム開発の流れ
スクラムイベント) スプリントプランニング 毎週木曜 ▌ホワイトボードを活用して設計 ▌スプリントバックログを作成したら、kintoneのアプリで管理 13 スクラムイベント) リファインメント 毎日10:30~ ▌複数の職能が参加して、新しいバックログについて議論
▌バックログの詳細化
スクラムイベント) デイリースクラム 毎朝9:45~ スピーキング トークン 14 kintoneのスクラム開発の流れ
スクラムイベント) スプリント振り返り 毎週水曜 ▌スクラムチームのメンバーが全員で参加 ▌KPTにより、重要な問題を議論して解決策を考える 15 kintoneのスクラム開発の流れ スクラムイベント) スプリントレビュー 毎週水曜
▌デモ+関係者からのフィードバック ▌スケジュールには66名が参加 +社長も参加 ▌実況スレッドを活用
大規模用のスクラムフレームワーク「LeSS」 16 https://less.works/less/framework/introduction.html ▌基本的な流れは通常のスクラムと同じ ▌プランニングと振り返りは、第1部と第2部がある(全体、チームごと)
17 1.kintoneのスクラム開発の流れ 2.kintoneのスクラム開発を支えるもの 3.どうやってユーザーへの価値を高めるか
ペア/モブ プログラミング 18 スクラム開発を支えるもの 知識共有↑ 問題解決↑
分報文化 http://c16e.com/1511101558/ kintoneのピープルを活用 https://jp.cybozu.help/k/ja/user/people.html 19 スクラム開発を支えるもの コミュニケーション↑ 透明性↑
複数拠点と常時接続 20 スクラム開発を支えるもの コミュニケーション↑
21
22
▌kintone開発チームのスクラムはkintoneで支えられてます ▌スクラムチームは変化し続けるので、変化に強いkintoneとマッチしてる 23 スクラム開発を支えるもの
バーンダウンチャート ▌タスク数や見積もり時間を日次で折れ線にしたもの ▌スプリントの問題に気づきやすい ▌順調か一目で分かる kintoneのグラフ機能とjsカスタマイズで実現 24 スクラム開発を支えるもの
メトリクスの取得 ▌改善の効果をどうやって確認する? ▌問題を定量的にとらえれるようにしよう ▌ふりかえりでは、定性的な情報で議論をしがち 25 スクラム開発を支えるもの
KPT KPT=振り返りのフレームワーク ▌K: keep(良かったこと、今後も続けること) ▌P: problem (悪かったこと、抱えている問題) ▌T: try (次に挑戦すること)
合計で2341件! 26 スクラム開発を支えるもの
カンバン 27 スクラム開発を支えるもの
28 1.kintoneのスクラム開発の流れ 2.kintoneのスクラム開発を支えるもの 3.どうやってユーザーへの価値を高めるか
価値をどうやって確認する? ▌仮説検証 ▌効果測定 ▌スプリントレビューでの紹介 ▌ユーザビリティテスト ▌リファインメント 29 どうやってユーザーへの価値を高めるか
仮説検証/効果測定 仮説検証 ▌ログをもとに、必要なバックログを作ることも多い 例)試用したユーザーがアプリをあまり作れていない → チュートリアルを充実 ▌ログからは分からない情報 例) 感情、理解度 →ユーザービリティテストを実施
効果測定 ▌直近でリリースしたバックログの効果を測定 ▌ユーザーの行動をログで測定できる仕組みを実装 30 どうやってユーザーへの価値を高めるか
ユーザーからのフィードバック ▌kintoneからフィードバックを送信することが可能 ▌送られたフィードバックはkintoneで管理 31 どうやってユーザーへの価値を高めるか
ステークホルダーからの意見 ▌スプリントレビューで、ビジネスサイドのメンバーからフィードバックをもらう ▌次のスプリントでフィードバックを反映するバックログが積まれることも 32 どうやってユーザーへの価値を高めるか
仕様書はQAとモブで ▌品質の高さも重要な価値 ▌サイボウズには品質保証部(QA)が存在している ▌仕様を作成する段階からQAの観点を入れることで、バグが入りにくくなる 33 どうやってユーザーへの価値を高めるか
早くユーザーに価値を届けるために ▌リリースが早い=ユーザーに価値を早く届けられる ▌PG以外のメンバーも積極的にスクラムイベントに参加して リリースを早くしようとしています 34 どうやってユーザーへの価値を高めるか
今日お話したこと 1. kintoneのスクラム開発の流れ 2. kintoneのスクラム開発を支えるもの 3. どうやってユーザーへの価値を高めるか 35
36 今日紹介した内容が チームの問題をKAIZENする きっかけになれば嬉しいです。 是非チームで話し合ってみてください。
もっとサイボウズのスクラムについて知りたい方は ▌Cybozu Inside Out(サイボウズエンジニアブログ) 「サイボウズにスクラムを導入した話」を肴にミートアップ! http://blog.cybozu.io/entry/2017/06/14/130000 サイボウズQAスクラム奮闘記 ―JaSST’18
Tokyo 発表レポート http://blog.cybozu.io/entry/2018/03/16/080000 ▌サイボウズ kintoneチームの「改善」大公開! 新人も巻き込んだスクラム導入の成果とは? https://employment.en-japan.com/engineerhub/entry/2017/02/28/143000 ▌kintone開発チーム スクラムマスターの発表スライド https://slideshare.net/ama-ch/presentations 37
継続的にプロセスをKAIZENして 最高のチームワークで ユーザーに価値を届けよう!
kintoneを支えるスクラム開発 ありがとうございました! 2018/7/24 サイボウズ株式会社 kintone開発 外松 俊尚