Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門...
Search
アキキー
March 05, 2025
Programming
1
600
Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた
アキキー
March 05, 2025
Tweet
Share
More Decks by アキキー
See All by アキキー
AWS CDKの推しポイントN選
akihisaikeda
1
240
地獄絵図!CDKプロジェクトを手動更新して生まれた大量のプロパティ差分を解消する方法
akihisaikeda
4
860
AWS CDK初期設定のプラクティス集 with Projen
akihisaikeda
2
370
AWS CDKの推しポイント 〜CloudFormationと比較してみた〜
akihisaikeda
4
550
AI生成記事をリライトし満足度を上げようとしたら大変だった話
akihisaikeda
0
43
スモールスタートで始めるためのLambda×モノリス(Lambdalith)
akihisaikeda
2
830
Amazon Q Developer CLIと一緒に最小権限の原則を守ったIAMポリシーを作ろう!
akihisaikeda
1
730
JAWS_DAYS_2025_アーキテクチャ道場発表資料_ブラックサンダーズ
akihisaikeda
0
820
Amazon Bedrock Agentsで始める サーバーレスAIエージェント
akihisaikeda
0
170
Other Decks in Programming
See All in Programming
251126 TestState APIってなんだっけ?Step Functionsテストどう変わる?
east_takumi
0
310
Herb to ReActionView: A New Foundation for the View Layer @ San Francisco Ruby Conference 2025
marcoroth
0
250
全員アーキテクトで挑む、 巨大で高密度なドメインの紐解き方
agatan
8
19k
WebRTC と Rust と8K 60fps
tnoho
2
1.9k
NUMA環境とコンテナランタイム ― youki における Linux Memory Policy 実装
n4mlz
1
210
Rediscover the Console - SymfonyCon Amsterdam 2025
chalasr
2
150
S3 VectorsとStrands Agentsを利用したAgentic RAGシステムの構築
tosuri13
6
290
STYLE
koic
0
100
テストやOSS開発に役立つSetup PHP Action
matsuo_atsushi
0
140
配送計画の均等化機能を提供する取り組みについて(⽩⾦鉱業 Meetup Vol.21@六本⽊(数理最適化編))
izu_nori
0
140
Why Kotlin? 電子カルテを Kotlin で開発する理由 / Why Kotlin? at Henry
agatan
2
6.8k
Microservices rules: What good looks like
cer
PRO
0
950
Featured
See All Featured
Six Lessons from altMBA
skipperchong
29
4.1k
Visualization
eitanlees
150
16k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
10
710
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
Designing Experiences People Love
moore
143
24k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
3k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
37
7.1k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
700
It's Worth the Effort
3n
187
29k
Transcript
生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 Amazon Bedrock マルチエージェントコラボレーション を諦めてLangGraphに入門してみた 2025.03.05(水) 池田
晃尚(@akikii__) 1
自己紹介 アキキー(池田 晃尚) ALH株式会社(SES) AWSエンジニア 好きなクラウド:AWS 出身:石川県 金沢市 趣味:コーヒー Amazon
Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraph に入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 2
<注意事項> 初心者が個人開発で触っているレベルで、各サービスの優位性を決めるものでは ありませんのでご了承ください </注意事項> Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜
3
Agenda AIエージェントで解決したかったこと Amazon Bedrock マルチエージェントコラボレーション機能とは? マルチエージェントコラボレーション機能で困ったこと LangGraphとは? LangGraphでワークフローを構築してみた まとめ Amazon
Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 4
AIエージェントで解決したかったこと Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 5
ALH株式会社はオウンドメディア『CANTABILE』を運営しています Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 6
テックブログ編集作業の課題 レビューのやり取りにリードタイムがかかる 指摘すべき内容を見逃す可能性あり 編集者が非エンジニアのため、技術的な指摘ができない → 文章校正・技術検証ができるエージェントを作成することを勝手に決意! Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI
x YUMEMI.grow〜 7
Amazon Bedrock マルチエージェントコラボレーション機能とは? Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 8
Amazon Bedrock Agentsとは? サーバーレスな自律型AIエージェ ントを手軽に作成できる トレーシングやプロンプト管理 などLLMOpsができる環境が整 っている AWSサービスとの連携が簡単 Amazon
Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraph に入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 9
マルチエージェントコラボレーシ ョン機能とは? Multi-Agents System(MAS)と 呼ばれる手法 複数のAIエージェントが協力 個々のタスクが明確になり、精 度が向上する Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraph
に入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 10
マルチエージェントコラボレーション機能で困ったこと プロンプトの課題 運用面での課題(LLMOps) Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 11
プロンプトの課題 思うようにタスクを実行してくれない 出力の形式が安定しなかった Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 12
運用面での課題(LLMOps) エージェントの連携が複雑化 プロンプト管理が面倒 Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 13
解決策の検討 そもそもタスクを進める順序が明確 → ワークフローでよいのでは? Bedrock Agentsのコンソールちょっぴり使いづらい... → 人気のLLMOpsサービスを利用したい → 勉強会で聞いたLangGraphとやらを使ってみよう!
Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 14
LangGraphとは? Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 15
LangChainとは? LLMアプリ開発OSSフレームワーク 各社のLLMを統一的に扱える エコシステムが発達している Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜
16
LangGraphとは? Agentic Workflowという手法 LangChainの開発元が開発 LangChainを組み合わせて、有向グラフを 用いたワークフローが作れる LangChainエコシステムの恩恵を受けれる LangSmith (LLMOps) Langfuse
(LLMOps) Ragas (評価) Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 17
マルチエージェントコラボレーシ ョンとの比較 項目 MAC LangGraph タスク呼 び出し LLMの 推論 アプリ制御
出力形式 指定 LLMの 推論 アプリ制御 LLMOps AWSコ ンソー ル LangSmith, Langfuse Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraph に入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 18
LangGraphでワークフローを構築してみた Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 19
テックブログ編集者エージェント 文章校正エージェント 技術検証エージェント(未作成) Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraph に入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜
20
プロンプトの課題の改善 思うようにタスクを実行してくれない → ワークフローのほうが制御しやすい 出力の形式が安定しない → OutputPerserにより出力の形式が決められる Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権
〜KDDI x YUMEMI.grow〜 21
運用面での課題の改善 エージェントの連携が複雑化 → ワークフローを図示できる プロンプト管理が面倒 → プロンプト管理を再検討 Git LangSmith, Langfuse
Prompty Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x YUMEMI.grow〜 22
まとめ タスクの順序が明確な場合、Agentic Workflowが適していそう LangGraphを活用することで、効率的なAIエージェント開発が可能になる マルチエージェントコラボレーションが有用なシーンでまた使ってみたい! Amazon Bedrockマルチエージェントコラボレーションを諦めてLangGraphに入門してみた 生成AI奮闘選手権 〜KDDI x
YUMEMI.grow〜 23