第二回WinAutomation勉強会

第二回WinAutomation勉強会で発表した、
Chatwork×WinAutomationの資料になります。

Transcript

1. Chatwork × WinAutomation WinAutomation勉強会#2 2020/08/26 K2
2. • 【前職】：地方ITベンダー勤務（東京/山形） • 要件定義~設計/開発、運用まで全般 • 【現職】：RPAエンジニア/社内IT担当 • 社内のヘルプデスク対応 • WinAutomationプロセス開発(社外/社内)/勉強会講師 • ※WinAutomation歴：1年4か月 • 【趣味】 • 山形ならではの自然の中での遊び （キャンプ/釣り/ウィンタースポーツなど...） K2(ロボ研) プロフィール 2
3. ㈱ASAHI Accounting Robot 研究所 ASAHI Accounting Robot 研究所 の history Softomotive社とパートナー 契約締結 AI-OCR提供の CogentLabs社とパートナー 契約締結 AI-OCRエンジンを搭載した RPA開発へ 所内の業務効率化を当初の目的として結成されたロボ研は、その取り組みの先進性を評価され、 株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所 として新たな目的である“ヒトとロボットの協働 時代”を推進すべく、遊び心を忘れずに全力で取り組んでおります。 WinAutomationライセンス購入 2018/5 経営企画室にてRPAの取組を開始 2018/1 モリテック初号機（Acelink版）稼働 2018/6 MMPGつぎの会にてRPAの 取組をご紹介 ロボ研発足 2018/10 社内Robot 60体突破 FullAutoJournal始動 株式会社 ASAHI Accounting Robot 研究所 法人化 2019/1 2019/5 2019/6 2019/6 2019/8 3 ProcessRobot Trial 開始 2019/9 ProcessRobot 導入 RPA College スタート 2019/12 CEO D-SK (田牧大祐) Product Engineer T2 (鈴木達也) K2 (大沼和矢) AI2 (C.愛) CA4 (柏倉佑美) SHO (渡辺祥平) 1-Pay (森谷逸平) AI (Y.愛) COO Key-1 (守 基一) Technical Adviser KEN-G (柴田憲吾) CTO NOBU (佐々木伸明) 3
4. • WinAutomation×BI • WinAutomation Robot Store運営 ロボ研の取り組み（一部） 4
5. FR 職員が気軽にRPAを使えるようにしたい！ 【あさひ会計での従来のRPA実行方法】 • 職員がファイルサーバーの指定フォルダへ実行指示ファイル を配置する ⇒File Monitor Triggerで実行 ⇒処理が完了したかどうか処理結果ファイルを自分で見に行って確 認していた • 基本的に社内にいる時(社内ネットワークに接続している 時)に指示する ①導入のきっかけ・・・・ Chatwork×WinAutomation 5
6. FR Chatworkを活用してみよう！！ • Chatworkはすでに導入済みで全職員利用可能 • ネット環境があればどこからでも利用できる • 職員も普段から顧問先とのやり取りや、社内利用 で使っているため、操作に慣れている • 【APIを利用できる】 ※Chatworkとは・・・ • ビジネスコミュニケーションツールの1つ ※クラウド型のビジネスチャットツール • SlackやLINE WORKS、Teamsと同等 • 士業の利用率（導入率）は高い • 機能がシンプル ②改善策 Chatwork×WinAutomation 6 Chatworkでいい感 じにプロセス起動 できそう！！
7. FR 7 Chatworkをトリガーに。。 何か制約があったような。。。
8. FR 【問題点】 • APIコール数問題 ⇒5分あたり300コールまで ⇒職員150名×1分毎に監視＝150コール 2分経過で上限の300コール到達。。。 • 処理結果/エラー通知の問題 ⇒処理結果（完了/エラー）を指示した職員へ通知したい • 処理順番管理の問題 ⇒処理待ちの順番を管理する必要がある ③Chatworkをトリガーとする際の障壁 Chatwork×WinAutomation 8 RPAの処理待ち行列
9. FR 9 工夫すれば なんとかなる！！
10. FR 【APIコール数問題の改善策】 ▪チャットを分ける • 各職員からのメッセージを集約するグループチャット ⇒APIでこのグループチャットを監視 • 職員とRPAアカウントの1対1のダイレクトチャット ⇒RPAの実行指示や処理結果を通知 ※Webhookを使って職員がChatworkへRPAの実行指 示をすると、メッセージ集約のグループチャットに通知される ※【処理結果/エラー通知問題】も解決！！ ④Chatworkをトリガーとするための環境構築 Chatwork×WinAutomation 10 職員 RPAアカウント メッセージ集約 実行指示 結果通知 Webhook 新規メッセージ の監視（API）
11. FR 【処理順番問題の改善策】 ▪WinAutomationの基本機能を使う • Chatworkからの実行指示情報をテキスト ファイルに書き出す ⇒File Monitor Triggerで起動するように • Queueにためて順番待ちさせる ⇒実行順番をWinAutomationのQueueにお任 せする ④Chatworkをトリガーとするための環境構築 Chatwork×WinAutomation 11
12. FR 12 Chatworkトリガー×RPA
13. FR 13 エラー通知 ①実行指示 ②処理受付通知 ③処理完了通知
14. FR 14 テレワーク中でも、 顧問先へ訪問中でも いつでもどこからでも RPAへ指示ができるよ うになった★
15. あさひ会計の 【Chatwork×WinAutomation】 事例より。 × ×
16. FR 会計/総務業務プロセス • 巡回監査報告書作成 • MQ会計（月次MQ/決算MQ） • 年末調整 • 元帳 • 仕訳日記帳 • 審査部チェック依頼 • 請求書作成 • 口座振替CSV作成 • 完了報告書作成 • 入金消込処理 汎用作業プロセス • FAX送信 • PDF⇒Excel変換（OCR/AI-OCR） 16 Chatworkトリガープロセス（例）
17. FR • WinAutomationエラー通知 ⇒WinAutomationでエラー発生時、Chatworkへエラー内容を通知する。 • アプリケーション更新通知 • お知らせメッセージ一斉送信 • FAX振分結果通知 ⇒FAXの表紙から会社名をAI-OCRで読み取り、ファイル名を付与したのちに、 Chatworkで担当者にFAXデータを自動判別して配信します 17 Chatwork通知プロセス（例）
18. FR 18 FAX送信プロセス概要 ①人がChatworkに電話番号、送信す るファイルを送信 ②受けた電話番号をインターネットで検索。 検索結果を送信者に返却 ③人が処理結果の検索結果を確認 ④正しい場合、再度Chatworkから電話 番号を送信 ⑤WinAutomationが添付ファイルを FAX送信
19. FR •WinAutomationと他システムの連携は便利/簡単！ •特定のサービスを利用するアクションが無いなら自分で呼び 出そう！！ ⇒Invoke Web ServiceアクションでAPI呼び出しすれ ばOK！ •PowerAutomate（PowerPlatform）と絡めるとさらに 強力！ 19 結論？！
20. Kazuya Onuma ChatworkID：Asahi_K2 kazuya.onuma@asahi.gr.jp https://asahi-robo.jp/ ありがとうございました。