「書く」より「任せる」！ 生成AIでローコード自動テストの属人化を防ぐ！ / Delegate, Don't Write! Preventing Silos in Low-Code Auto-Testing with Gen AI

登壇者名：王 蕾
登壇したイベントタイトル：「書く」より「任せる」！ 生成AIでローコード自動テストの属人化を防ぐ！
登壇したイベントのURL：https://jasst.jp/hokkaido/25-about/

Transcript

1. 「書く」より「任せる」！ 生成AIでローコード自動テスト 属人化を防ぐ！ 株式会社ビットキー Software QA 王 蕾 Geminiがあなた コードをサポート！テスト自動化 次世代へ
2. 概要 「書く」より「任せる」！生成AIでローコード自動テスト 属人化を防ぐ！ 2 本プレゼンテーション 、生成AIを用いた自動テス ト 効率化と属人化防止についてです。 弊社で 、Geminiを活用することで、QAエンジニ ア コーディング難易度が下がりました。 さらに、生成AI 自動テスト 品質向上とカバレッ ジ拡大に貢献します。
3. アウトライン 3 1. 自己紹介 / 会社紹介 2. ビットキーにおけるテスト自動化 背景 3. テスト自動化へ 生成AI導入 4. 終わりに
4. 自己紹介 / 会社紹介 4
5. 自己紹介 自己紹介 / 会社紹介 5 2020, 08 2023, 01 1社目　第三者検証会社 QAエンジニア - モバイルやWebアプリケーションの検証 - テスト計画〜テスト完了担当 プロダクトQAリーダー - Webアプリケーションの検証 - テスト計画〜テスト完了担当 - Software QA組織運営管理 テスト自動化エンジニア - 自動テストの実装・実行・メンテナンス - Software QA組織運営管理 - 採用活動 2023, 07 ビットキー QAエンジニア - Webアプリケーションの検証 - テスト分析〜テスト実行担当 現在 王　蕾　 WANG　LEI 株式会社ビットキー　 Software QA
6. つなげよう。 人 、もっと自由になれる。 Bitkey Recruiting Book © Bitkey inc All rights reserved. Mission・Vision
7. デジタル間の体験の分断 インターネットの登場やアプリ開発が⼿軽になったことで、⽣活の利便性 は向上しました。⼀⽅で、デジタルサービスが増えるほどに、沢⼭のスマ ホアプリやWebサービス、SaaSツールなどを使い分ける⼿間も発⽣。毎回 のアカウント登録、個⼈情報の⼊⼒、各アプリへの情報の⼆重登録などの ⼿間から、やがて存在を忘れ、使わなくなるサービスもあるはずです。私 達はここに「デジタル間の体験の分断」課題があると捉えています。 リアルとデジタル間の体験の分断 デジタルで⽣活の利便性が向上する⼀⽅で、⽇常⽣活にはデジタルだけで 完結しない場⾯も多数あります。例えば、私達は24時間いつでも、ECサイ トで買い物したり、宿泊予約が可能になりました。しかし、荷物の受け取 りは未だに対⾯することが⼀般的です。このように、デジタルは便利なの に、リアル体験ではシームレスさが途切れてしまいます。私達はここに 「リアルとデジタル間の体験の分断」課題があると捉えています。 私たちが解決するのは 体験の「分断」です。
8. 3つのhubシリーズ - 私たちの「⽣活」における全てに価値提供を 「暮らし」は、もっと便利にできる 働き⽅に、⾃由とパワーを ⼈⽣は、感動的だ ⼈⽣すべてのシーンで体験性を向上させることを⽬指し、⼈⽣における体験をHome（暮らし）、Workspace（働く）、Experience（⾮⽇常）と3つの領域に分けて設計。 「⾮⽇常体験」 ⾃分の「好き」に没頭しよう その体験は、もっと特別な時間に 「仕事∕働く」 あらゆる「働く空間」とそこで「働く⼈や業務」をつなぎ、 仕事をもっと快適に 「暮らし」 あなたの暮らしは、テクノロジーで変わる 住宅の⽇常は、より便利な体験へ
9. ビットキーにおけるテスト自動化 背景 9
10. mabl 導入と運用 弊社で 、ノーコード・ローコードツール mablを 導入しております。主にWebサービス リグレッ ションテスト 自動化を進めており、APIテスト・ データ駆動テストでも利用しています。 より多く テストを自動化できるように、mabl ス ニペットを活用しております。 ビットキーにおけるテスト自動化 背景 10
11. スニペット 利用における課題 スニペットを使用するに JavaScript コードを書 く必要があります。 ただ、QAチームメンバー コーディング 知識と 経験があるメンバーが限られているため、スニ ペット 作成とメンテナンス 一部メンバーに集中 してしまいました。 ビットキーにおけるテスト自動化 背景 11
12. テスト自動化へ 生成AI導入 12
13. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 13 弊社 workhubにおいて、 料金 日割り計算機能があり ます。実行日によって、異なる 結果が出力されます。
14. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 14 そ 異なる結果 日付計 算によって正確に確認すること ができるため、日付計算を対応 できない変数やノーコードで実 現できない で、今回 スニ ペットを利用することにしまし た。
15. 生成AI導入 背景 ビットキーで 、2024年からChatGPTを含む複 数 生成AIでPoC（概念実証）を社内で開始し ました。 そ 結果、Geminiが全社的に採用され、利用 できるようになった が直接 きっかけです。 QAチームで JavaScript導入 障壁を下げる ため、Gemini 活用を試みています。 テスト自動化へ 生成AI導入 15 JavaScript チーム内オンボー ディングを行ったが、自分で コード書く 自信がなくて … Geminiに書いてもらう！ やるしか！
16. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 16
17. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 17 コードと説明を読んでみたら、「月 日数」と 「利用日数」がパラメーターとして定義されて いて、利用する度に入力が必要となります。 ただ、計算してほしい テスト実行当日か ら月末 日割り料金な で、二度目 プロン プトへ
19. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 19 今回 想定通り コードが作成されまし た！が、金額 1円単位切り上げが必要 と ことをこ 時点で気付き、三度目 プロンプトへ
21. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 21 これで完成！！！
22. 実例　日割り計算 コード生成 テスト自動化へ 生成AI導入 22 実際にGeminiが生成したコードを利 用して、7/14に実行してみた結果とな ります。 月額 「10000」に設定しているた め、計算式 (31-13)/31x10000とな り、計算結果を切り上げして「5807」 になります。
23. 終わりに 23
24. 生成AIを利用してみた感想 終わりに 24 コーディング 難易度が下がりました！ JavaScript 深い知識がないQAエンジニアでも、自 然言語で期待する動作を記述すれ テストコード ド ラフトを作成できます。 これにより、JavaScript 導入が容易になり、属人化 を防ぐことができます。 さらに、導入した自動化ツールmabl 機能を最大限 利用でき、自動テスト 品質向上とカバレッジ拡大が 期待できます。
25. ビットキー ブースに遊びに来てください ！ 終わりに 25 AIの質問に 答える Step 1 願望を 文章にする Step 2 シールを ポスターに貼る Step 3 あなたは今後、どんなことを実現し たい？ あなたは今後、どんなことを実現したい？ チームワー ク で 不具合 を 効果的 に 減らしたい AIがあなたの 文章作りを サポートします！ 企画 流れ ビットキー ブース 会場：研修室 403
26. 株式会社ビットキー 仲間募集中！ 終わりに 26 • QAエンジニア • QAリード • テストマネージャー まず 気軽にお話ししませんか？ 右 QRコードもしく ブースにお越しください