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弊社監視サービスの基盤にMackerelを採用してみた

Seigo Watanabe
October 23, 2019
2.1k

 弊社監視サービスの基盤にMackerelを採用してみた

Mackerel Drink Up #9 Tokyo LT#2
https://mackerelio.connpass.com/event/144889/

Seigo Watanabe

October 23, 2019
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Transcript

  1. 弊社監視サービスの基盤に
    Mackerel を採用してみた
    2019.10.23 Mackerel Drink Up #9 LT
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  2. About me
    渡辺聖剛
    ● クラスメソッド株式会社
    AWS 事業本部
    オペレーション部 この10月より
    パートナーアライアンス部
    ● 前職までは所謂インフラエンジニア
    ● 最初に触ったモニタリングシステム
    ○ MRTG, OpenView/NNM
    ● 好きな AWS サービス
    ○ ACM, Route 53
    AWS Systems Manager
    ● 運用/分析/モニタリング SaaS
    https://dev.classmethod.jp/author/watanabe-seigo/
    2

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  3. アンバサダー頂きました 3

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  4. クラメソは Mackerel 扱ってます 4

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  5. 5
    その前は Zabbix を使ってました

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  6. 6
    旧(既存)監視サービスの問題点
    - オンプレミスであることの問題
    - EC2などの管理
    - 機能拡張
    - AWS新サービスへの対応
    - コンテナ、サーバーレスへの対応
    - (弊社内で)レガシーである問題
    - 内製サブシステムの老朽化・メンテナの確保
    - Ruby, Java
    - 現在のクラメソ社員のもつスキルとの乖離
    - 「今のクラメソがオススメするAWS監視サービス」
    とは何なのか問題

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  7. 7
    最低要件
    - SaaSであること
    - きっと勝手にバージョンアップ・機能追加してくれる
    - インフラの運用・管理の手間がかからないハズ
    - 既存のサービスメニューを踏襲できること
    - 全面的な乗り換えを視野に
    - EC2監視やURL外形監視、AWSインフラ監視など
    - 拡張性やメンテナンス性
    - サービス展開のしやすさ
    - サポート・パートナー展開
    - 国内市場を重視してくれるか
    - 直販以外の販売ルートがあるか
    それって
       では?

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  8. 8
    なぜ Mackerel を選んだか
    - SaaSである
    - オンプレのシステムは極力管理したくない
    - AWS連携・機能拡張あり
    - mackerel-agent plugin、Webhook
    - 外形(or Synthetic)監視も標準で備える
    - 選考対象だった別SaaS  では不可だった(’18/4当時)
    - 純国内企業製
    - 国内市場を熟知・優先しているハズ
    - あの「株式会社はてな」と仕事が出来る ←
    - その他(見た目の分かりやすさ等)

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  9. 9
    構成
    (不通時はエスカレーション)

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  10. 10
    はじめてから1年ほど経ちました
    - 社内で Mackerel 使いが増えました
    - モニタリング分野に興味を持つ社員が複数 JOIN
    - 旧システムは未だに動いています(涙
    - Mackerel の進化に追いついていない
    - やっぱり完全ノー運用とはいかない
    - 空前の「入門『監視』」ブーム
    - CloudWatch も地味に進化
    - 監視/分析 SaaS の日本市場進出著しい
    - 犬とか遺跡とか

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  11. 11
    今後やりたいこと
    - Mackerel の新機能をサービスにとりこむ
    - AWSインテグレーションの provisioning 自動化
    - APIが公開されていないので… |ω・`)
    - Mackerel を便利につかうノウハウ記事(ブログ)
    をふやす
    - 他プロダクトとの住み分けの啓蒙
    - Mackerel ≠ 銀の弾丸
    - もちろん他のプロダクトも同様
    - 不適材不適所だとだれも幸せにならない

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  12. 12

    - MackerelでIdP(AD連携など)使いたいよなぁ
    - mackerel-agent の config は外部参照(パラメータ
    ストアや S3 とか)したいなぁ
    - AWSリソース の Name タグが display_name に入る
    ようにならないかなぁ
    - AWSインテグレーションで、カスタムメトリックも
    取りたかったりするんだよなぁ
    - 外部ソース(AWS APIやPrometheus Exporter 等)
    に対応するとかっこいいな!

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  13. - いっそのこと Amazon EventBridge に対応してくれ
    ないかなぁ…
    - AWSインテグレーションの設定APIはいつ解放される
    んだろう
    - URL外形監視レスポンスタイムで異常値検知したい
    - RDSのイベント(Failover等)を通知させたいなぁ
    - WindowsホストでCPU利用率の天井が99.8%とかに
    なる問題
    - APIキー毎の利用実績とか見られたらうれしいなぁ
    13
    夢(cont.)

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    宣伝
    https://dev.classmethod.jp/news/developers-io-2019-tokyo/
    Developers.IO 2019 TOKYO
    11/1 (Fri.)
    ベルサール東京日本橋
    - 8トラック60+セッション
    - 懇親会、技術相談会あり
    - 記事内に割引クーポンあります

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