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組織&チームで取り組むプロポーザル企画の実践法 / Crafting Winning Prop...
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コドモン開発チーム
June 26, 2025
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組織&チームで取り組むプロポーザル企画の実践法 / Crafting Winning Proposals: A Practical Guide for Organizations and Teams
コドモン開発チーム
June 26, 2025
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Transcript
2025年6月24日 さかうぇ(@sakawe_ee) 組織&チームで取り組む プロポーザル企画の実践法
2 新潟生まれ、新潟育ち。.NET → TypeScript → PHP SIerで東京暮らし約10年、Uターン後、2024年3月 コドモン入社 以来、新潟からフルリモート勤務 &
PHPデビュー 請求系ドメイン担当チームで開発・運用保守に携わっている。 自己紹介 さかうぇ ひかる 経歴 もちろん、PHP カンファレンス Japanのこと!(緊張) 最近の気になり @sakawe_ee
CONFIDENTIAL - © 2025 CoDMON Inc. はじめに
4 とにかく技術イベントから縁遠い 会社の指示で行くか、行かせて”いただく”もの 登壇しても特に評価されるわけでもない そんな私がなぜ入社1年目で PHPカンファレンス新潟にプロポーザルを出す気になったのか? わたしのこれまで
5 社内の懇親会にて 👩「ぺちこん新潟やるらしいです!登壇してみませんか?」 🧑「ぺちこん…?」 👩「PHPカンファレンスです!」 🧑「えっ新潟でやるんですか?」 きっかけ
6 きっかけ 社内の懇親会にて 👩「ぺちこん新潟やるらしいです!登壇してみませんか?」 🧑「ぺちこん…?」 👩「PHPカンファレンスです!」 🧑「えっ新潟でやるんですか?」 🧑 じゃあせっかくだし出てみようかな〜
!!!軽い気持ち!!! だけじゃない
8 本日の目次 • プロダクト開発部のアウトプット文化の地盤 ・ハードルを下げる工夫 ・テーマ出しの舞台裏 • 採択されるプロポーザルを育む仕組み ・4つのポイント おまけ
• ”はじめて”を乗り越えるために個人的にやったこと • (PHPカンファレンス新潟で学んだ) 初登壇の心得
ハードルを下げる工夫
10 • What’s? ・毎月開催 ・5〜15分枠 でテーマフリー • わいがや文化 ・Google Meet
のリアクション ・わいがやSlack 例1:開発部内LT大会
11 こんな雰囲気 LTは楽しいもの!
12 私のチームの場合 • What’s? ・毎週開催 ・30分の中で時間もテーマもフリー 私のチームはまじでハードル下げていくやつ 無理しない、準備できなかった場合は雑談ファシリ • 自分の関心ごとを形を整えてアウトプットする練習
例2:チーム単位のLT会
13 • 「以前LTで〇〇の話してましたよね?!」 • ペアプロの中の雑談のネタ • 自分の関心・観点を知ってもらうことで繋がりが広がる • 登壇者へのフィードバック 毎回のLTが成功体験になっていく
LTに出たあとにおこること
14 • What’s “WinSession”? ・四半期ごと開催 ・チーム間の学びや知見共有の場 エンジニア以外にPdM、PDも参加する • WinSession後の会話 ・「WinSessionでテーブル解体の話してましたよね?!
詳しく聞かせてください!」 例3:四半期ごとの成果発表と知見共有
15 • What’s? ・毎週開催、開発部の担当は3週目 チーム単位では2か月に1回発表 ・全社員参加 • 聴者を変えてどうアウトプットするか考える機会 例4:全社朝会での状況共有
16 • 発表者として話す・トライするためのハードルが低い • アウトプットするためのネタ探しを定期的にやっている • 聴衆として身近な人が発表している姿を見る機会が多い つまり、アウトプットする機会が多い!
17 • 発表者として話す・トライするためのハードルが低い • アウトプットするためのネタ探しを定期的にやっている • 聴衆として身近な人が発表している姿を見る機会が多い この積み重ねで 外部登壇もできる気がしてくる💪 つまり、アウトプットする機会が多い!
テーマ出しの舞台裏
19 そこで… • チームでスクラムを組んで取り組んでいる ・しかも、WinSessionで話したようなネタがそのまま使えたりする ・社内のエンジニアへの共有が外部でも役立つ • ハードルを下げて自由な発想を促す ・素朴な疑問系も出していく! とはいえテーマ出しがいちばん難しい
20 こんな感じでやっています 組織的なプロポーザル提出 ほんの一部です
21 そして採択されたプロポーザルの数々!
どうやって再現するか?
23 (1) 入り口を整備する • 発信・アウトプットしやすい環境をつくる (2) アウトプットのサイクルを回す • 継続してアウトプットする仕組みをつくり、実践する (3)
アウトプットを底上げする • 多様な形式、交流による刺激と成長促進 (4) ここぞ!という時に後押しする • 採択に繋がる自由なテーマ発想と組織戦略 採択されるプロポーザルを育む仕組み
24 採択されるプロポーザルを育む仕組み (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
25 入り口の整備 (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
26 • ハードルを下げる ・難度を下げる ・不安を払拭する • モチベーションに繋がるメリットを共有する ・評価制度、表彰制度、業務効率化、目標… • 聴衆として参加する
・”知らない”から”知っている”へ (1) 入り口:発信・アウトプットしやすい環境づくり
27 繰り返す仕組み (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
28 • アウトプットしたことを賞賛・承認する ・ポジティブなフィードバック • またやろうと思う仕組み ・アウトプットによる成功体験の蓄積 (2) 繰り返し:継続してアウトプットする仕組みづくり
29 底上げ (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
30 • 状況を変えて繰り返す ・聴衆を変える(チーム、職種、部署…) ・場と人に合ったやり方を工夫する →共有したいことに対する感度が上がる • 外に出てみる ・小規模な勉強会、5分だけでもいいので外で話してみる (3)
底上げ:多様な形式、交流による刺激と成長促進 もちろん フィードバック ありき
31 ここぞの後押し (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
32 • 「このイベントで話してみない?」 ・文字通り後押し ・イベントが決まれば締切りができる • 一人でやらない、スクラムを組んでやる ・三人寄れば文殊の知恵 • 改めてメリットを伝える
・ミッション、評価制度、表彰制度 (4) 後押し:採択に繋がる自由なテーマ発想と組織戦略
33 個人で仕組みを作るなら (1)まず扉を開ける (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)数を出す!
34 • 目的・目標設定 • チーム定例会でLT会をやってみる 1) 目的設定 2) 第0回 with
主旨説明 3) 第1回 with ポジティブフィードバック 4) 第X回 for いつもと違う人たち : 5) みんなでPHPカンファレンスのプロポーザル提出 実践例 【ポイント】 ハードルを下げる モチベーションを共有 聴衆として参加する 賞賛・承認・成功体験 聴衆を変えて繰り返す 後押し
35 採択されるプロポーザルを育む仕組み (1)入り口の整備 (2)繰り返す仕組み (3)底上げ (4)ここぞの後押し
ご清聴ありがとうございました
37 • プロポーザルの書き方を探す • Youtubeに載っている過去のLT動画を見まくる • 過去のプロポーザルを読み漁る • 一緒にプロポーザル出そうぜイベントに参加する おまけ:はじめてを乗り越えるためにやったこと
38 • メールはこまめに確認しましょう • スピーカーTシャツがある場合はさくっと着替えられる服装で • 集合時間で接続確認を行います ・Googleスライドのブラウザを最大表示にするにはCmd+Shift+f ・手荷物を置く場所はあります •
緊張とお付き合いする • いざ登壇! ・PCを接続したら、スタッフさんに準備OKの合図を送りましょう おまけ:初登壇の心得
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