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スムーズな価格改定を実現するためのベストプラクティス

Dai
September 11, 2024

 スムーズな価格改定を実現するためのベストプラクティス

(Unofficial) DroidKaigi 2024 Pre Party ~全然野菜~ 発表資料

Dai

September 11, 2024
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Transcript

  1. 宮本 大 / Dai Miyamoto マネーフォワード ビジネスカンパニー
 SMB開発本部
 個人事業主開発部 モバイルサービスグループ


    Androidエンジニア
 社内でDroidKaigiのスポンサー旗振りや、 
 プロポーザル提出促進活動なども行っています 

  2. 7日間 37日間 オプトインによる価格値上げ 例: 毎月5日に請求が行われる既存購読ユーザーの、オプトインによる価格値上げのタイムライン 11/5 1ヶ月目: 980円請求 980円→1,500円 12/1

    2ヶ月目: 980円請求 12/5 2/5 4ヶ月目 同意済み: 1,500円の請 求 同意せず: 自動解約 12/8 ここまでGoogle Playか らの通知猶予期間 1/5 3ヶ月目: 980円請求 1/7 価格変更の適用日 1/6 Google Playから 通知 30日間
  3. オプトアウトを選択できる条件 • 日本を含む一部の国や地域 • Google Play で良好な状態にあるデベロッパー ◦ 「良好な状態」とはポリシー違反によってアカウント停止などの措置を受けていないデベロッパーを意味する (Googleに問い合わせた)

    • 定期購入の基本プランごとに過去 365 日間に 1 回のみ • すべての国または地域での値上げ幅の上限は、次のうちの大きい方となる ◦ ユーザーが現在支払っている価格の 50% ◦ 1 日あたり 17 米セント(必要に応じて現地通貨に換算) ▪ 0.17ドル × 31日 × xxx円/ドル(価格変更時の為替レート参照 ) = 値上げ幅 • アプリの利用規約で、事前通知による定期購入の値上げを行う権利を留保し、そうした値上げの理由を明確かつ有 効な形で提示する必要がある • 値上げが有効になる 30 日以上前に、値上げの影響を受ける各ユーザーに、少なくとも、ユーザーの定期購入の名 前、現在の価格と新価格、新価格が自動的に有効になる日付、解約方法に関する情報を記載したアプリ内通知を 目立つように表示する
  4. まとめ • Androidアプリの価格変更では、新規だけでなく既存定期購入者の価格移行も考慮する ◦ オプトアウトによる価格変更が望ましい • 価格変更に関するユーザーとのコミュニケーションを忘れずに行う • Play Consoleでの操作ミスに注意!

    • Play Billing Labアプリを使ってユーザー目線でどのような変更が行われるか確認しよう ◦ オプトインでは、ユーザーが新しい価格に対する同意または拒否の操作を行うと RTDNが 送信される • プラットフォームの影響を強く受ける領域のため、公式リファレンスをよく読む