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『しっかり学ぶ数理最適化』第2章 2.1節 数理最適化入門 - 学習まとめ資料 -

TakumaYoshioka
February 06, 2021
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『しっかり学ぶ数理最適化』第2章 2.1節 数理最適化入門 - 学習まとめ資料 -

『しっかり学ぶ数理最適化』(著:梅谷俊治)の読書アウトプット

※注記事項
・本スライドには、参考図書に基づいてスライド作成者個人の解釈が含まれている
・本スライド作成者の学びのアウトプットであるため、作者にとって自明な点は省略あるいは説明を簡素化している

TakumaYoshioka

February 06, 2021
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Transcript

  1. 注意事項 ❖ 本資料は梅谷俊治 著「しっかり学ぶ数理最適化 モデルからアルゴ リズムまで」から学んだ事柄のまとめ資料である ❖ そのため、一部、説明不足や誤った理解が含まれる可能性がある 点に注意されたい ❖

    また、本形式での資料作成は同じデータサイエンティストコミュニ ティに属する友人のアイディアを拝借している 公式正誤表及び関連資料 :https://sites.google.com/view/introduction-to-optimization/main
  2. 現実問題に対する線形計画問題 ❖ 現実の問題に対して、 線形関数のみで目的関数・制約条件を完璧に記述できるケース は稀 ❖ 逆に正確さを失わずに定式化すると 非線形計画問題となってしまう ➢ 最適解を求めるのが

    非常に困難になる ❖ 一方で、線形計画問題は効率的に最適解を求めることができるケースが多い ➢ 一見すると非線形に見える最適化問題でも、変数の追加や式の変形などのテクニックにより「 等 価な線形計画問題」に変形できることもある (2.1.2節以降は、非線形計画問題を線形計画問題に変形することにフォーカス)
  3. 2.1.3 連立1次方程式の近似解 (回帰分析) 前ページと同様の方法にて、 回帰分析も実現可能 m組のデータ(x1, y1), … ,(xm, ym)に対してn次の多項式関数を近似的に表す

    平均誤差を最小にするパラメータ w0, w1, .... ,wnを求める問題を制約なし最適化問題に定式化 前ページと同様に誤差を表す変数 ziを導入すると同様の変形が可能