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20210909AI/DX勉強会
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TakumaYoshioka
September 09, 2021
Business
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20210909AI/DX勉強会
AI/DXの基礎を理解して、道具としての活用を学ぶワークショップ
TakumaYoshioka
September 09, 2021
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Transcript
サンカクパートナー AI/DX勉強会 2021年9月9日 吉岡 拓真
1 自己紹介 吉岡 拓真 i タイ王国/バンコク在住:2S i 豊田通商システムズ(タイ9 i 新規事業企'
i 現地採` i サンカクパートナH i 参加:2021年6月 i プランニング経験なし https://www.facebook.com/daikichi.daze @daikichidaze
2 Background 副業:データサイエンススクール補助 好きなこと:料理・お酒・観る将 宇宙化学/隕石分析 オペレーションズ・リサーチ 数理最適化 新規事業開発
3 本日のテーマ AI/DX勉強会 テクノロジーをどうやって事業企画に活かす?
4 本日の流れ 前半:(1) AIの基礎 (2) 普及への課題 後半:グループワーク
5 本日のゴール エンジニアではなくとも「道具」として 事ができることを理解する 道具のインプットとアウトプットの関係を 理解し、 ことを目指す AIを使いこなす テクノロジーと共存する
6 テクノロジーとの共存 2020年7月16日 藤井新棋聖コメント 「AIとの向き合い方」という質問に対する回答 “数年前にはそういう(将棋)ソフトとの対局は 大きな話題になりましたが、 と思う。プレーヤーとしてはソフト を活用することで自分自身が成長できる可能性があ る。見ていただく方にも観戦の際の楽しみの一つに してもらえたらと思う。今の時代においても、将棋
界の盤上の だし、自分としてもそ ういう価値を伝えていけたらと思う” 今は対決を超えた共存 の時代に入った 物語の価値は不変 https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/20200716-OYT1T50303/ https://www.chunichi.co.jp/article_photo_chuspo/list?article_id=90048&pid=175692
ur 技術的な話は5%くらいしか取り上げません。 (スライド2枚分x Cr 本勉強会の内容は、曖昧な内容をなるべくわかりやすく解 説するため、吉岡個人の意見・解釈を多分に含んでいま す。そのため一部厳密性に欠ける部分があるかもしれませ ん。予めご了承ください。 7 留意事項
8 本日の流れ 前半:(1) AIの基礎 (2) 普及への課題 後半:グループワーク
9 “AI”とは? 人工知能:Artificial Intelligence “人間の知的能力をコンピュータ上で実現する、 様々な技術・ソフトウェア・コンピュータシステム” 強いAI/汎用型AI 弱いAI/特化型AI https://www.tv-asahi.co.jp/
10 ビジネス適応におけるAIの3つの構成要素 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類
11 1. AIの技術要素 『AI白書2020』図3-2-1より引用・加筆 6 組み合わせ最適P 6 動的計画A 6 ネットワークアルゴリズS
6 等々 構成要素
12 1. AIの技術要素 実現できること ① 予測(回帰・分類) ② クラスタリング ③ 最適化・実行
Wikipedia 『見て試してわかる機械学習アルゴリズムの仕組み機械学習図鑑』
13 2. AIの適応対象・データの種類 閲覧/行動履歴 購入履歴 画像 センサー 映像 映像 音声
株価 位置情報 ネットワーク
14 3. 適応領域・ビジネスドメイン ① 産業業界 ② ビジネスプロセス/ バリューチェーン https://digmee.jp/ https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/59.html
15 [再掲]ビジネス適応におけるAIの3つの構成要素 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類
16 本日の流れ 前半:(1) AIの基礎 後半:グループワーク (2) 普及への課題
17 AI/DX普及への課題 PwC Japan『2021年AI予測(日本)』
18 AI/DX普及への課題 PwC Japan『2021年AI予測(日本)』 社員のAI利活用の推進スキル ✓ プログラミング・数学能力だけではない 「AIの挙動を理解して使いこなす力」
19 AIへの理解を阻害するものとは? 「AIで〇〇を実現」
19 AIへの理解を阻害するものとは? 「AIで〇〇を実現」 構成要素に関する情報が不十# " 技術要E " 適応対0 " 適応領域
具体的に、どのように実現したのか 理解しにくい=参考にしにくい
20 インプットとアウトプットを 理解する 「弱いAI」の特徴を掴む https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/tool/sa.html
21 弱いAIを使いこなす 1. 課題分析 2. ソリューション設計 3. ツール選定 4. 適応→解決
22 まとめ 「弱いAI」の特徴を理解し使いこなすことで、導入/普及を促進 3つの構成要素に分けて理7 Y 技術要素 インプットとアウトプットの関係を理7 Y 適応対Æ Y 適応領域
23 本日の流れ 前半:(1) AIの基礎 (2) 普及への課題 後半:グループワーク
24 グループワーク 事例分析 身近なサービス/ビジネスはどう活用してる?
25 フードデリバリーサービスの例 1. 需要予測 2. マッチング 3. ルート検索 4. 不正ユーザ検知
AIが利用されていそうなシーン
26 フードデリバリーサービスの例 1. 需要予測 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 予測(回帰)
インターネットサービス フードデリバリー業界 過去の購買ログ/ 時系列データ/地図 未来の注文発生 需要を予測 i 配達員の最適配k i ダイナミックプライシング
27 フードデリバリーサービスの例 2. マッチング 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 最適化
インターネットサービス フードデリバリー業界 ユーザ×ドライバー× レストランの組み合わせ 膨大な組み合わせから 最適な配車を実現 x フードデリバリu x ライドヘアリング(配車)
28 フードデリバリーサービスの例 3. ルート検索 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 最適化
インターネットサービス フードデリバリー業界 道路ネットワーク・ 地図 膨大なルート候補から 最短・最適ルートを探索 ナビ機能
29 フードデリバリーサービスの例 4. 不正ユーザ検知 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 インターネットサービス
フードデリバリー業界 ユーザ利用データ 過去の不正ユーザデータ から推定した予測 不正ユーザ検知 予測(分類)
30 事例分析から見えること P 1つのサービスの中でも様々な方法で活用されていT P 3つの要素に分解することで、活用方法を理解しやすくすT P すべてがAI(機械学習)とは限らない 活用方法を理解することで、 他のビジネスへも応用できる
31 グループワーク 事例分析 身近なサービスを分析してみよう
32 身近なサービスから、 どのようにAIを活用していそうか分析する 分析対象事例の例
33 [事例分析のフレームワーク] 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 予測/クラスタリング/ 最適化・実行 実現できる機能
活用事例
34 グループワークの進め方 y 1部屋あたり4名程度のブレークアウトルームに別れて頂きまx y グループの中で、分析してみたい事例を相談し、実際に事例分析を行って みてください(20分V iy 各部屋ごとにワークシート(Googleスライド)を配布しまx 2y
分析する事例は基本的には1つ。もしチームに余裕があれば複数でも もちろんO" !y サンプル例に上げているサービスでも良いし、それ以外でも何でもO" y 各チームごとに分析結果を発表(1チーム最大5分)
35 ワークショップ(応用編) 活用アイディア 自分の業務に活用するとしたら?
36 [事例分析のフレームワーク] 技術要素 適応領域 ビジネスドメイン 適応対象 テータの種類 予測/クラスタリング/ 最適化・実行 実現できる機能
活用事例