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東京都デジタルツイン実現プロジェクト説明資料(スマートシティ連絡会)

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December 23, 2021
40

 東京都デジタルツイン実現プロジェクト説明資料(スマートシティ連絡会)

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December 23, 2021
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  1. 令和3年度
    第1回東京都スマートシティ連絡会
    東京都デジタルツイン実現プロジェクト
    説明資料
    2021/12/20
    0

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  2. 1
    1.東京都デジタルツイン実現プロジェクトの経緯
    及び有識者会議・ロードマップについて
    東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部
    オープンデータ推進担当課長
    元島 大輔

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  3. デジタルツインとは
    フィジカル空間をサイバー空間に再現し、「双子(ツイン)」を構築・活用
    Society5.0


































    東京
    1
    分析・
    シミュレーション
    リアルタイム
    データ取得
    東京
    3
    フィードバック
    東京データプラットフォーム
    3Dデジタルマップ
    2
    センサーなどから取得したデータをもとに、建物や道路などのインフラ、経済活動、人の流れなど様々な要素を、
    サイバー空間(コンピューターやコンピューターネットワーク上の仮想空間)上に「双子(ツイン)」のように再現したもの
    ユースケース

    防災 まちづくり モビリティ
    教育 働き方 産業
    エネルギー 自然 ウェルネス
    2

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  4. 【前提】 国と東京都における過年度取組状況
    3

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  5. 国土交通省:Project PLATEAU(プラトー)について
    東京23区は先行着手し発表。全国56都市を整備
    現実の都市をサイバー空間に再現する3D都市モデルの整備・活用・オープン
    データ化事業Project PLATEAUは、2020年度の事業として全国56都市の
    3D都市モデルを整備(国土交通省 令和3年3月)
    3D都市モデル整備 (画像出典:https://www.mlit.go.jp/plateau)
    竹芝周辺エリア
    渋谷エリア
    4
    千代田区 (画像出典:https://www.mlit.go.jp/plateau)
    (画像出典:https://www.mlit.go.jp/plateau)
    東京は23区+南大沢整備(令和2年度)

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  6. 国土交通省:Project PLATEAU(プラトー)について
    多岐に渡るユースケースを開発。ムーブメント顕在化に向け多数発信
    5
    3D都市モデル整備・活用ムーブメントの惹起
    3D都市モデルのユースケース開発
    都市活動モニタリング・防災・まちづくりを中心にユースケー
    ス開発。東京都としても参考とすべき事例も多数。
    44件開発・公開 各種アウトプットと活用加速に注力
    (画像出典:https://www.mlit.go.jp/plateau)
    (画像出典:https://www.mlit.go.jp/plateau)
    時系列浸水シミュレーションデータの3D可視
    化による防災計画立案・防災意識啓発
    実証場所:鳥取県鳥取市 実証場所:東京駅周辺
    物流ドローンのフライトシミュレーション
    アイデアソン・ハッカソンを主催し活用を加速(令和2年度のもの)
    【アウトプットしたもの】
    ◼ 3D都市モデルの導入ガイダンス
    ◼ 3D都市モデル標準製品仕様書/作業手順書
    ◼ 3D都市モデル整備のためのBIM活用マニュアル
    ◼ 3D都市モデルのユースケース開発マニュアル(公共/民間用)等
    ◼ コンセプトムービー
    ◼ 開発者向けソースコード など オープンデータとして公開

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  7. 国と東京都での活動経緯整理
    国交省・都市整備局・デジタルサービス局でベクトルを揃える
    3D都市モデル整備、都の仕様
    や要件定義設計について連携
    令和2年度 令和3年度~
    6
    Project PLATEAU
    国土
    交通省
    都市の3Dデジタルマップの実装に
    向けた産学官ワーキンググループ
    都市
    整備局
    3Dビジュアライゼーション実証
    DS局
    都市のデジタルマップ化
    プロジェクト(準備中)
    デジタルツイン実現プロジェクト
    Ver2.0として取組深化
    相互サポートし事業に反映 連携体制を継続
    要件定義書
    パイロットマップ
    3D都市モデル
    構築マニュアル集
    基盤整備
    活用促進
    ロードマップ構築

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  8. デジタルツイン実装に向けたこれまでの取組
    都の各計画で取組に言及、過年度は3D都市モデルを整備し機運を醸成
    2030年に向けて取り組むべき20+1の「戦略」の
    1つとして、「戦略10 スマート東京・TOKYO
    Data Highway戦略」を掲げ、2030年に、あら
    ゆる分野でのリアルタイムデータの活用が可能と
    なり、意思決定や政策立案等で活用される「完
    全なデジタルツインの実現」を掲げる
    長期戦略
    3つのシティ(セーフ シティ、
    ダイバーシティ、スマート シ
    ティ)の実現を支えるものとし
    て、デジタルツインの推進を掲
    げ、「都政のアップデート」「都
    民・都内滞在者のQOL向上」
    「都内企業の稼ぐ力向上」を
    期待する効果としている
    デジタルツイン実現プロジェクト
    として、2020年以降の官民
    連携データプラットフォームの構
    築、サイバー空間とフィジカル
    空間の融合によるデジタルツ
    インの実現を掲げる
    <令和元年12月>
    <令和2年2月>
    <令和3年3月>

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  9. 令和3年度デジタルツイン実現プロジェクト概要
    8

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  10. 令和3年度 デジタルツイン実現プロジェクト
    9
    ◼ サイバー空間とフィジカル空間の融合によるデジタルツインの社会実装を加速
    ◼ 庁内各局の業務にどのようにデジタルツインを活用・実装していくべきか検討
    地下空間も含めたリアルタイム人流可視化
    A:リアルタイム人流予測データを活用し混雑度
    を可視化、混雑回避を促すことができるか検証






    B:発災時の通信が制限されている状況でも
    人々の避難を促すことができるか検証
    地下埋設物の3D化による業務改善効果検証
    地下埋設物の高精度3Dモデルを作成し、それを
    活用した地下埋設物の管理の高度化を検証
    スマートフォンを活用した3Dマップ更新検証
    スマートフォンのLiDAR機能を用いて点群データを
    取得・更新する仕組みを検証
    専用WEBサイト構築
    都民の理解促進に資するWEBサイトを構築
    及び公開
    ロードマップ初版の策定
    デジタルツイン社会実装に向けた具体的な
    設計図(ロードマップ)を構築
    東京都における「都市のデジタルツイン」
    社会実装に向けた検討会
    ロードマップ策定の方向性や技術的課題等
    につき有識者及び内外関係者で議論

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  11. (1)東京都がデジタルツイン事業に取り組む意義の明確化
    (2)ロードマップ策定に向けた方向性への意見聴取
    (3)実証で明らかとなる技術的対応方策の検討
    活用に向け
    議論
    東京都における「都市のデジタルツイン」社会実装に向けた検討会 目的・位置づけ
    目的
    検討会における参加者の役割
    10
    有識者委員
    東京都
    幹事各局
    事務局
    オブザーバー
    (国等)
    庁内の議論結果を集約
    有識者知見を取込み
    検討会運営
    国等との
    方向性
    一致確認
    議論依頼 知見提供
    フィード
    バック

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  12. 東京都がデジタルツインに取り組む意義
    東京都が
    デジタルツインに
    取り組む意義
    ◼ 極めて多岐に渡る課題が集積
    ◼ 課題の解決・都民QOL向上に資する社会基盤の必要性
    ◼ 他自治体への高い波及効果に対する期待
    ◼ 国際都市競争における優位性となり得る可能性
    多様な都民ニーズへの対応 他自治体への波及効果 国際都市間競争に打ち勝つ
    日本経済の存在感低下 デジタルシフトの遅れ顕在化 世界的な気候変動の危機
    少子高齢化・人口減少 人流・物流の変化も甚大 首都直下型地震への備え
    「未来の東京」戦略より抜粋
    新しい日常への対応 「爆速」デジタル化と構造改革 サステナブル・リカバリー

    東京都での社会実装を旗印に、他自治体への波及を通じ日本を牽引
    社会情勢の変化:「未来の東京」戦略ビジョン等より抜粋
    11

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  13. 実現を目指す完全なデジタルツインの姿とは
    2030年までにデジタルツインを実現し、
    2040年までに継続的な改善サイクル構築に発展
    12
    防災 まちづくり モビリティ エネルギー 自然 ウェルネス 教育 働き方 産業
    注)「完全なデジタルツイン」は、「未来の東京」戦略において記載の概念
    データの
    活用度合
    (高度化) 利用者
    (行政・企業・都民)
    分野
    ステップ1:利用者×分野を拡大し浸透させる
    ステップ2:高精度なデータを活用しシミュレーションが高度化
    2030年には「全て」の対象分野で
    リアルタイムデータを活用
    定義:3D都市モデルやインターフェースが整備・継続的に更新され、「全て」の対象分野において都市の「何らかの」
    データが都・企業・都民の意思決定、都の政策立案に活用できる、可変性を持った仕組みが構築されている状態
    実現を目指す「完全なデジタルツイン」のイメージ

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  14. デジタルツインの全体像
    デジタルツインは戦略・基盤要素・付帯要素・サービスで構成
























    シミュレータ
    ビューア
    静的データ












    システム
    データ
    外部システム連携
    外部データ連携
    デジタルツインの戦略
    アプリ
    ケーション
    動的データ
    地図データ
    データ
    インターフェース
    インターフェース
    システム







    インフラ
    ネットワーク
    センシング装置 デバイス
    中継機器
    近距離ネットワーク
    広域ネットワーク
    運用モデル
    ルール
    ・仕様
    運用主体
    デジタルツインのサービス
    データベース






    13

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  15. デジタルツインのエリア展開
    防災は全エリアで先行着手。既存計画・関連方針等を踏まえ、
    重点エリアの地域特性と親和性の高い分野で実施
    14
    デジタルツインの対象分野・サービス 9分野
    防災 まちづくり モビリティ 教育 働き方 産業
    エネルギー 自然 ウェルネス
    既存計画・事業
    関連方針
    頻発化・激甚化する風水害等に
    備え、複数の関連部局が連携し
    優先着手
    地域特性
    拠点戦略
    優先順位に反映すべく協議
    ×

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  16. 整備効果の試算
    15
    デジタルツインの効果試算の枠組みを用意し、
    各分野のユースケースに対応して、整備効果を試算
    大項目 効果試算の考え方と一般的方法
    環境
    環境負荷低減効果、資源の有効活用
    (環境負荷低減量に原単位を乗じる)
    社会
    市民生活・コミュニティへの好影響
    (代替法、仮想市場法等を活用)
    生活
    安全・安心への好影響、雇用への好影響
    (影響範囲に災害損失額や保険料を乗じる)
    生産
    ものづくり(製造・生産)への好影響
    (生産性の向上効果を算定)
    資産
    インフラの維持更新費用の縮減
    (インフラの維持更新費用縮減費を試算)
    東京都のデジタルツインの整備効果(大項目案)
    <未来の東京戦略>
    ~東京都DTの目的~
    都民QOL/都政QOS向上
    ユースケース
    など
    防災 まちづくり モビリティ
    教育 働き方 産業
    エネルギー 自然 ウェルネス




















































    *Centre for Digital Built Britain(CDBB:英国政府出資のケンブリッジ大学との連携組織)が2021年に発行したデジタルツイン
    推進に向けた文書” Digital Twin Toolkit Developing the business case for your digital twin”で提示されたフレームワーク

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  17. ステップ① デジタルツインの庁内整備・運用
    デジタルツインの位置づけ
    都市のデジタルツインの庁内整備・運用に先行着手
    各スケールでのデータ・機能の相互連携による価値向上を図る
    【東京都】
    都市のデジタルツイン
    【民間企業】
    建物のデジタルツイン
    【民間企業】
    建物のデジタルツイン
    【エリマネ団体】
    エリアのデジタルツイン
    【地方公共団体】
    都市のデジタルツイン
    各種仕様、各種カタログ
    (データ、API)の公開
    データやAPIを
    相互連携
    ステップ② 相互連携
    16

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  18. データ公開
    利用者:都民
    東京都デジタルツインの運用におけるデータフローを検討
    デジタルツインの運用モデル
    庁内利用者 サービス提供者
    庁内データストア
    3Dビューア
    (一般公開用)
    可視化
    東京データ
    プラットフォーム
    データ提供者
    庁内
    データカタログ
    公開
    各局保有
    システム群
    (シミュレータ
    等)
    活用・
    分析
    データ公開
    データ提供者
    (3D都市モデル)
    庁外向けシステムについて
    各データ・システムの規約に従って利用
    庁内利用
    個人 産 学
    データ連携
    可視化
    データ提供者
    官(東京都各局)

    産 学
    官(国・都・
    基礎自治体)
    基礎自治体
    アドバイザー、評価者
    学 外部有識者
    サービス提供
    サービス提供
    東京都デジタルツイン(基盤)
    3Dビューア
    (庁内用)
    東京都デジタルツイン
    方針・実施内容について
    専門的知見から
    助言・フィードバック
    データ取得(センサー等各局インフラ活用)、データ提供
    3D都市モデル
    整備・更新
    格納
    オープンデータカタログ
    公開

    17
    官(東京都各局)

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  19. デジタルツインの運用に関連する法的課題
    項目 主な論点
    データ取得

    • 映像等に写り込む可能性のある人の「肖像権・プライバシー権」をどのように扱うか
    • GPS等による位置情報(人流)について「個人情報」保護の観点から適切か
    • 対象主体からの事前同意が必要か、どのように同意をとっていくことが適切か
    (利用目的、利用範囲の説明等)
    都市 • 著作物性が認められる建築物や美術作品等が写り込む可能性をどう考えるか
    デジタルツイン構築 • 現実空間の再現は、著作物の複製又は翻案に当たるか
    • 現実空間の再現は「同一性保持権」の侵害にあたるか
    データ分析
    (シミュレーション)
    • 各主体から提供・共有、API連携により取得したデータの加工は可能か
    データ・サービス提供
    • 現実空間を再現したバーチャル空間を利用したサービス提供は、商標的使用や不正競争
    行為に当たるか
    • デジタルツインが提供するデータ、サービスの利用規約をどのように考えるべきか
    (データ、サービス等の不備に関して、何らかの責任追及を受ける可能性があるか)
    データ公開 • 加工データの頒布は「著作権」上問題があるか
    • 「セキュリティ」面についてどのように配慮する必要があるか
    下記等のデジタルツインに関連する法制度面の論点が存在
    18

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  20. デジタルツインのデータ整備における留意事項
    19
    組織間で横断的にデータを活用するには、
    「データ標準」「データ品質」「ツール」「運用ルール」の検討が必要
    検討項目 今後の実施事項(案)
    データの
    標準
    フォーマット • 地図データに関する標準仕様の検討
    • 静的データ・動的データの推奨フォーマットの検討、ガイドラインの作成
    メタデータ • メタデータの項目検討(例:データタイトル、説明文、更新頻度、座標系等)
    データ間の
    連携方法
    • 地図データと静的データ・動的データの紐づけ方の検討(例:座標による3D都市モデルと
    人流の紐づけ)
    • 地図データ間の紐づけ方の検討(例:3D都市モデルとBIMデータの紐づけ)
    • 各データの語彙の共通化や施設ID等の付与・変換ルールの検討
    データの品質 • 整備・提供するデータの機械判読性の向上、品質基準の整理
    ツール
    データ変換 • データ変換ソフトウェア(コンバーター等)の提供
    • データ変換の手順書の作成
    データカタログ • 各データの案内・検索・ダウンロードするための庁内データカタログの構築・運用
    運用ルール • データクレンジング等のデータ整備プロセス・実施主体の整理

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  21. デジタルツインに関する規約・ガイドライン
    対象 項目 主なガイドライン(案)
    データ
    提供
    (庁内)
    データの収集
    • 各事業で発生/収集するデータや報告書等に含まれるデー
    タを利用できるように、標準仕様や推奨フォーマットに基づき、
    事業者から納品されるよう定める
    データの提供・公開
    • 法的に問題がない限り、庁内ではデータ共有を前提とする
    • 公開を目的としたデータを収集する際には、オープンデータ化
    の許諾も取得する
    運用
    オープンデータのライセンス • オープンデータのライセンスの設定を行う
    庁内基盤利用時のルール
    整備
    • 庁内基盤を利用するにあたっての手続き等、運用ルール整
    備を行う
    各主体がデータを適切に扱うためには
    提供及び運用に関する規約・ガイドラインが必要
    20

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  22. 2.専用Webサイト・3Dビューア及び
    今年度実証について
    21
    東京都 デジタルサービス局 戦略部
    デジタルシフト推進担当課長
    清水 直哉

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  23. デジタルツインWebサイトの公開
    ◼ デジタルツインの意義・効果について都民の理解を促進
    ◼ 都民や事業者等へデジタルツイン実現プロジェクトへの協力を訴求






    ◼ デジタルツイン及びデジタルツイン実現
    プロジェクトの意義や効果をわかりやすく
    発信
    ◼ 東京都の事業として進めることへの
    理解・協力を得る
    ◼ 東京都におけるデジタルツイン実現
    プロジェクトの取組み、具体的なユース
    ケース・整備データを発信
    ◼ 民間におけるサービス開発や活用を
    促進する
    22





    デジタルツインの意義や効果について
    まだ十分に知らない都民
    デジタルツイン活用に興味のある
    都民や事業者等
    都民の理解促進と都庁内外関係者への機運醸成を目指す

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  24. デジタルツイン実現プロジェクト サイト説明【情報発信コンテンツ】
    専用Webサイトでわかりやすさを重視した紹介コンテンツを展開

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  25. デジタルツイン実現プロジェクト サイト説明【3Dビューア】
    属性情報を持つ3D都市モデルに各種データ等を重畳
    Webブラウザで閲覧可

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  26. 3Dビューアのデータ可視化(例)
    今まで出会わなかったデータを重ね、新たな価値創出や業務改善に活用
    都営バス
    リアルタイム位置情報
    (都 交通局)
    東京都防災マップ 避難所データ
    (都 総務局)
    25
    高潮浸水想定区域図
    (都 港湾局)
    ICT活用工事3D点群データ
    (都 建設局)

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  27. 3Dビューアのデータ可視化(例)
    利用者視点で、組織の壁を越えたデータ可視化・利活用を推進
    26
    河川監視カメラ 77台
    (都 建設局)
    海面ライブカメラ 11台
    (都 港湾局)
    河川ライブカメラ 5台
    (杉並区)
    区市町村データとして 初 国交省 国土数値情報
    河川データとの重畳
    計93台

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  28. 令和3年度 デジタルツイン実現プロジェクト【実証】
    今年度は技術的実証を展開
    (出典) 東京都デジタルツイン実現プロジェクト 専用Webサイト https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/
    27

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  29. 実証01 地下空間も含めたリアルタイム人流可視化
    地上・地下の混雑度を含む、日常時/発災時の
    リアルタイム情報提供サービスを構築
    日常時のルートガイダンス 発災時の避難経路表示
    密になりやすい地下を含む、リアルタイム
    人流予測による混雑回避の有効性検証
    都民の避難を促す災害情報等を配信
    避難経路の表示イメージ
    経路検索の表示イメージ


    ◼ Webアプリの継続提供、利用者フィードバックの分析(~令和4年2月)
    28
    ◼ 最終報告とりまとめ(~令和4年2月)

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  30. 実証01 地下空間も含めたリアルタイム人流可視化
    Webアプリ、3Dビューアへのデータ追加を10/13に公開
    【アンケート調査にご協力お願いします!】
    地上の混雑度・経路検索 発災時オフラインマップ
    Webアプリ 3Dビューア
    避難経路ガイダンス
    Webアプリ:
    https://info.tokyo-
    digitaltwin.metro.t
    okyo.lg.jp/zissyou
    01/#app
    地上・地下混雑度、経路検索、発災時用マップ 避難経路・混雑度の3D表示
    3Dビューア:
    https://info.tokyo-
    digitaltwin.metro.t
    okyo.lg.jp/zissyou
    01/#viewer 29

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  31. 実証02 地下埋設物の3D化による業務改善効果検証
    地下3Dモデルを構築し精度検証、課題の洗い出し
    図面による地下3Dモデル構築・表示 現地計測・位置精度の検証
    各社(上下水道、電力、ガス、通信)の
    設備図面をもとに3Dモデルを生成
    レーダー探査により3Dモデルを生成
    図面ベースの3Dモデルと比較検証
    地下3Dモデルのイメージ レーダー計測に基づく3Dモデルのイメージ
    比較
    図は事務局にて作成、一部参考:https://www.airec.co.jp/service/exploration_okomarigoto.html 30
    測定イメージ

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  32. 地下3Dモデルの業務活用可能性を検討
    地上地下3D統合モデルイメージ
    掘削事業者 埋設物事業者
    地下3Dモデル構築・表示
    地下埋設物の確認、照会の効率化
    3Dモデルを活用した施工協議の効率化
    3D都市モデルと組み合わせ、
    維持管理の付加価値情報検討
    掘削事業者 掘削範囲
    選定
    埋設物
    有無報告
    地下
    3Dモデル
    設備有無判定
    図は事務局にて作成 「設備有無判定」図内地図:© INCREMENT P CORP PL1702 地図の無断複製を禁ずる
    実証02 地下埋設物の3D化による業務改善効果検証
    31


    ◼ 地中探査の実施(~令和3年12月) ◼ 業務効率化検証(~令和4年2月)
    ◼ 最終報告とりまとめ(~令和4年2月)

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  33. 実証03 スマートフォンを活用した3Dマップ更新検証
    32
    都民参加での3Dデジタルマップの更新及びユースケースを検証
    3Dデジタルマップ更新
    大型測量機器を利用し取得したベース点群 スマートフォンで取得した点群で更新
    ベース点群では表しきれない変化の速い
    都市の要素を、スマートフォン活用によって
    都民参加型で更新
    スマートフォンを利用した点群取得の様子
    地下・都庁前駅
    地上・西新宿

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  34. 実証03 スマートフォンを活用した3Dマップ更新検証
    33
    地下エリアでデータ取得、課題の洗い出し
    重畳用点群がベース点群上に位置合わせされた様子 だれでもトイレの点群・メッシュデータ
    実証成果:地下エリア
    都庁前駅の3D点群とスマートフォンを利用して取得した点群の自動位置マッチング、
    点群・メッシュの3Dビューア上表示を試行
    ◼ 西新宿地上でのスマートフォン点群撮影、ベース点群への自動重畳を予定(~令和3年12月)

    後 ◼ 今回取得した点群・メッシュの3Dビューア上での公開を予定(~令和4年1月)
    ◼ 最終報告とりまとめ(~令和4年2月)

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  35. コンバーターの開発
    34
    CityGML⇒CityJSONのコンバーターの日本版を作成・公開予定


    3D都市モデルのCityGMLファイルを、軽量かつ扱
    いやすいCityJSONに変換するコンバーター(オー
    プンソース)について、日本の開発者コミュニティ
    が使いやすくなるような環境を整備
    【検討中の改善例】
    • 簡易日本語版マニュアルを作成して利用方法と
    そのコツを整理
    • 日本の現行の測地基準系である日本測地系
    2011(JGD2011)への対応


    【オープンソース化】citygml-tools をクローンし本事業のGitHubアカウントで公開・提供
    【コミュニティとの連携】CityJSON、GeoTools関連コミュニティとの連携について検討中
    参考:https://www.cityjson.org/ , http://www.citygml.org/
    1/6程度に軽量

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  36. 【都市整備局】 都市の3Dデジタルマップ化の取組
    令和3年度は、モデルエリア(西新宿、南大沢、大丸有、ベイエリア)の4地区で整備
    35
    R2パイロットマップの
    ブラッシュアップ
    PLATEAU 道路LOD1
    足元(建物低層・道路部)の
    モデル精緻化
    点群データに基づく公共的空間のモデル化
    上空視点 地上視点
    地上屋外空間モデルの整備 公共的な地下空間モデルの整備
    官民が保有する
    最新データを活用
    大丸有
    南大沢
    西新宿
    ベイエリア
    (イメージ) (イメージ)
    (イメージ)
    デジタルツインの社会実装に向け、順次エリア拡大予定
    PLATEAUデータも有効活用しながら、地上地下のシームレスな高精度の3Dマップを整備

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  37. ◼ 事務連絡
    ◼ 情報共有
    ◼ 自己紹介等、参加者間の交流
    デジタルツイン実現プロジェクト Slackチャンネルを開設
    参加者コミュニティとしてSlackを活用
    関連プロジェクト「東京データプラットフォーム(TDPF)推進会議」にて、
    Slackワークスペースを開設
    情報共有、意見発信等の場として活用開始
    チャンネル
    一覧
    参加者 ◼ 253名(11月24日時点)
    TDPF推進会議参加者等
    ◼ 協議会全体チャンネル
    ◼ 雑談チャンネル
    ◼ 各WGチャンネル
    ➢ 混雑WG
    ➢ 防災データWG
    ➢ 施設系データ集約WG
    ◼ デジタルツイン実現プロジェクトチャ
    ンネル
    主な
    投稿内容
    (投稿イメージ)
    36
    東京都●●局AAA
    東京都●●局AAAです。‐‐‐につい
    てプレス発表しました。忌憚のないご
    意見をいただきたいです!

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  38. ◼ 後日、TDPF事務局より送付される、 招待メールのリンク
    からアカウントを作成し、利用開始
    デジタルツイン実現プロジェクト Slackチャンネルを開設
    デジタルツインの実現を目指すコミュニティにぜひご参加ください
    東京データプラットフォーム協議会
    xxx
    「xxxx」
    事務局(xxx@xxxxxxxx)
    xx年x月x日x:xx
    事務局

    Slackの東京データプラットフォーム協議会に参加する
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    ◼ ご参加いただける方は、次スライドの表示する清水&元島まで、メールにてご連絡ください
    STEP 1
    STEP 2

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  39. その他ご意見ご要望・連携のお話など
    ご連絡お待ちしております!
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    東京都 デジタルサービス局
    元島 大輔
    [email protected]
    清水 直哉
    [email protected]
    ※姓名の間は半角アンダーバー(_)

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