ライブコミュニケーションアプリであるPocochaは、配信動画・コメント・音声・フォロー関係・様々な行動履歴など、多種多様なデータを同時に扱うサービスです。
DeNAのデータサイエンスグループは、これらの豊富かつ多様なデータ資源に対して機械学習を適用することで、多様化する配信者の中からおすすめの配信者をユーザーごとに推薦したり、急成長で重要度を増す規約違反の検知(審査)を効率化するなど、さらなるプラットフォームの発展に貢献していこうとしています。
本講演では、幾つかある取り組みの中から、プラットフォームの健全化に向けた機械学習の活用事例についてお話しします。
Pocochaの急成長やグローバル展開で審査すべき対象が膨大に増えていく状況に対してどのように審査システムと機械学習を組み合わせて効率化を行っていったのか、審査効率化のためのアルゴリズムやシステム面など、幅広い視点から紹介していきます。