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Unreal EngineとCesiumでつくる建設デジタルツイン

Earthbrain
November 18, 2024

Unreal EngineとCesiumでつくる建設デジタルツイン

@Unreal Fest 2024 Tokyo
先日11月2日にUnreal Fest 2024 Tokyoが開催され、イベントスポンサーであるCesium GS, Inc様の講演にて、日本工営株式会社様とともにEARTHBRAINの開発事例を紹介させていただきました。Smart Construction VRのユースケースとテクノロジーについてまとめた資料となります。

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November 18, 2024
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Transcript

  1. 2 会社概要 デジタル技術を駆使し、土木現場の生産性・安全性・環境性の世界革命を起こす 設立 所在地 会社名 2021年7月 東京都港区六本木1丁目6番1号泉ガーデンタワー29F 株式会社EARTHBRAIN 株主

    事業内容 建設業向けデジタルソリューションの開発、保守など 従業員数 200名 ※2024年10月現在 役員 代表取締役会長 四家 千佳史 代表取締役社長 小野寺 昭則 取締役副社長 河内山 晃
  2. 6 土木施工の問題解決には、施工全体の視点が不可欠 →あらゆる工程をデータでつなぎ、施工に活用する Smart Construction®の発想 企画 調査 計画 設計 施工

    維持管理 施工中 掘 削 積 込 運 土 転 圧 舗 装 ICT建機 (3Dマシンコントロール) 盛 土 法 面 施工中の一部プロセスのみに使用 完工検査 施工準備
  3. 11 Smart Construction VRの用途とメリット • 用途 • 遠隔検査 • 発注者や近隣住民への説明、合意形成

    • メリット • 現地に行かなくてもよい • 移動時間が不要 • 移動コストが削減できる • 安全な環境で作業できる • 現実ではできないことができる • 現在の地形と設計データを重ねて見る • 地形の断面を見る • 建機や安全柵等の配置シミュレーション
  4. 12 株式会社 廣瀬 様 R3大河津分水路山地掘削その14工事 Smart Construction VRの活用事例 【工事概要】 ・工事名

    大河津分水路山地部掘削その14工事 ・工事場所 新潟県長岡市寺泊薮田 地先 ・工期 令和3年3月26日 ~ 令和4年3月24日 ・工事内容 放水路の拡幅
  5. 14 No 設計値 VR計測値 設計との差 現地計測値 設計との差 1 67.500 67.417

    -0.083 67.413 -0.087 2 67.500 67.472 -0.028 67.457 -0.043 3 67.681 67.667 -0.014 67.647 -0.034 Smart Construction VRによる計測と現地での従来方法による計測の比較 Smart Construction VRの地形モデルはレーザースキャナー及びドローンを使用した。 ※Smart Construction VRの地形モデルの精度は計測機器に依存するため、検査内容によっては高精度な測量機器を使用することも必要となる。 Smart Construction VR上での計測結果と従来方法の計 測結果で大きな差はないことが確認できた。 計測結果の精度検証 【計測日 2/15】
  6. 16 Smart Construction VRのアーキテクチャ Unreal Engine 5.2 Epic Online Services

    Smart Construction Platform Dashboard API Auth API Smart Construction VR Application / C++ Meta Quest Link Meta Quest Device Cesium for Unreal Plugin Online Subsystem EOS Meta XR Plugin Online Subsystem Landlog Windows VR Multi-User Auth Cesium
  7. 17 Smart Construction VRの認証フロー Smart Construction VR Web Browser Smart

    Construction Platform Epic Online Services (1) Smart Construction Platformの認証 [RFC 8252] OAuth 2.0 for Native Apps https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc8252 (2) Epic Online Servicesの認証 Identity Provider Login Flow https://dev.epicgames.com/docs/dev-portal/identity-provider-management ID連携
  8. 18 OAuth 2.0/OpenID ConnectによるPlatform認証 ③認証認可画面 ⑤email, password ⑥リダイレクト(redirect_uri?code=&state=) ⑨トークンリクエスト(code, code_verifier)

    ⑪アクセストークン ⑧state検証 Smart Construction VRアプリ登録済み client_id, app_type=native, redirect_uri, scope ⑩code_verifier検証 Loopback Interface ⑦redirect_uri?code=&state= ④ユーザー入力 (email, pasword) ②認証認可リクエスト(client_id , redirect_uri, scope, code_challenge) ①アプリ起動 PKCE [RFC7636] code_challengeと hash(code_verifier) の一致チェック Smart Construction PlatformのAPIが使える! Smart Construction VR Web Browser Smart Construction Platform Epic Online Services
  9. 19 No ⑬ユーザー 作成 OpenID連携によるEpic Online Servicesの認証 ⑫EOSログイン(ユーザーID、アクセストークン) ⑭ユーザー情報取得(アクセストークン) ⑮ユーザー情報

    ⑯ユーザー ID検証 ⑰EOSログイン成功 Smart Construction VR アプリ登録済み ProductId, SandboxId, DeploymentId, ClientId, ClientSecret, ID Provider ユーザーが 存在する? Yes Multi-User機能 が使える Smart Construction VR Web Browser Smart Construction Platform Epic Online Services Smart Construction PlatformのAPIエンドポイント
  10. 24 本日の内容 • Smart Construction®の紹介 • 土木施工分野におけるのデジタルツイン • Cesiumエコシステムの活用 •

    Smart Construction VRの紹介 • VRの用途とメリット • 実際の施工現場での活用事例 • Unreal EngineとCesiumで作るVRアプリケーションの実装方法 • Smart Construction VRの認証フロー • 3D Tilesの特性に基づいたVRアプリの作り方
  11. 26