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tfcon2022_Web3Dひとめぐり.pdf

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Yuki Shimada

May 14, 2022
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  1. WebXR WebXR 1.0 RCがリリース。正式版まであと少し。 多くの拡張仕様の策定が進んでおり、できることが増え続けている。 1 0 UI周り WebXR DOM

    Overlays Module(DOMをXR空間にオーバーレイ表示) 表現力向上・できることが増える • WebXR Lighting Estimation API Level 1 (環境光の推測) • WebXR Anchors Module(画像空間に位置追跡アンカーを打つ) • WebXR Hit Test Module   (ヒットテスト機能) • WebXR Plane Detection Module   (平面認識) • WebXR Depth Sensing Module (深度検出機能) 開発側にとっての便利機能 • WebXR Layers API Level 1 (描画のレイヤー機能) 入力の増強 • WebXR Gamepads Module (コントローラーの取扱い) • WebXR Hand Input Module(ハンドコントロール) AR • WebXR Augmented Reality Module(いわゆるAR) ユーザー体験の向上 • Navigation API (XR空間内にいたままページ遷移) Apple, Google, OculusのVR/AR技術の最大公約数的な仕様が遅れて WebXRに追加されている印象。
  2. glTFベースの新フォーマットたち 1 4 3D Tiles Cesiumが提案した地理空間フォーマット。 1.0では地図の一部を成す大量のglbファイルを メタファイルがまとめる構造だったが、 1.1(Next)ではメタ情報がglTF自体に拡張仕様として 収まるよう、仕様が定義し直された。

    VRM みんな大好き、ほぼデファクト?スタンダードなアバター3Dフォーマット 実はglTF2.0ベースです。 現行普及しているのはVRM0.xですが、 来るVRM1.0では機能アップするだけでなく、 メタ情報の格納の仕方がより glTF2のお作法に従った綺麗なものに。   https://vrm.dev/index.html https://cesium.com/blog/2021/11/10/introducing-3d-tiles-next/