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コーディングは技術者(エンジニア)の嗜みでして / Learning the System D...

コーディングは技術者(エンジニア)の嗜みでして / Learning the System Development Mindset from Rock Lady

2025-08-10 【劇場版】アニメから得た学びを発表会2025
2025-09-18 アニメから得た学びを発表会 in 関西
で使用した投影資料です。

イベント情報:
<2025-08-10 【劇場版】アニメから得た学びを発表会2025>
https://engineers-anime-2025-lp.pages.dev/
https://engineers-anime.connpass.com/event/360301/

概要:
https://fortee.jp/engineers-anime-2025/proposal/141f6f85-4807-4cee-85c2-7fc9f61d05e5

<2025-09-18 アニメから得た学びを発表会 in 関西>
https://engineers-anime.connpass.com/event/364582/

※当日投影したものから、引用元を出せないものを省いた資料となります。(言うてあんまし変わらん。大体同じ。)

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mackey0225

August 10, 2025
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Transcript

  1. コーディングは技術者の嗜みでして 推しポイント - 劇中曲のセンス • 劇中曲は実在するバンドの曲を使用 ◦ 選曲は原作とほぼ同じ ◦ LITE,

    T-SQUARE, Sawagi, mudy on the 昨晩, te' など • アニメ用に楽曲がアレンジされている ◦ 主題歌担当の BAND MAID が演奏 ◦ 映像化にあたって曲の展開を自然な形にしている ◦ 特に13話の演奏はアニメならではの表現になっている
  2. コーディングは技術者の嗜みでして 推しポイント - 爽快な罵倒セリフ from EP.1 音「つまんねぇなぁ!テメェのギターは!」 音「この不燃ゴミが!そんなギター辞めちまえ!」 from EP.3

    り・音「ダッセェな!それで全力かよ!」 from EP.5 り「テメェの半端な歌なんか聞く価値ねぇんだよ!この不燃 ゴミが!」
  3. コーディングは技術者の嗜みでして 推しポイント - 爽快な罵倒セリフ from EP.10 音「こんなもんじゃんねぇだろテメェは!もっと燃えろ よ!」 り「テメェだってもっとはじけろや!」 音・り「この不燃ゴミがー!」

    り「まさか、テメェ!」 音「何も言われねぇって思ってんのか!」 音・り「つまんねぇんだよ!テメェのベースは!」 音・り「そんなベース、とっとと捨てちまえ!」
  4. コーディングは技術者の嗜みでして 推しポイント - 爽快な罵倒セリフ from EP.13 り「輝く未来が来なくて残念だったな!てめえらは負けたん だよ!」 環「おい、ロックへの情熱もリスペクトもない凡庸な迎合主 義のブタどもが!身の程がわかったか!なら、さっさと失せ

    ろ!」 テ「良かった!君たちと同類にならずにすんで」 音「お嬢さん方には、ロックは100年早いですわ」 り「ロックは遊びじゃねぇんだよ!玉無し野郎どもが!」 声優の方々、すげー
  5. コーディングは技術者の嗜みでして 余談:オープニングのオマージュ 画像引用元 : https://www.youtube.com/watch?v=yvQJMvms-ok Red Hot Chili Peppers 『Blood

    Sugar Sex Magik』 Pink Floyd 『狂気』 原題『The Dark Side of the Moon』 The Damned 『地獄に堕ちた野郎ども』 原題『Damned Damned Damned』 The Who 『The Who BBC Sessions』 The Rolling Stones『Flowers』 Nirvana『Nevermind』 ※画面全体の構図 PEARL JAM『Ten』
  6. コーディングは技術者の嗜みでして • バンドの方向性・世界観の統一、ジャンル → UI/UX、デザイン(カラー、フォントなど) • 歌唱力・演奏力の高さ → 技術力、スキル、知識 •

    楽曲の完成度 → 設計・アーキテクチャー バンドや音楽を例えると... なんであれ オーディエンス (ユーザー) の期待に 応えていかないといけないよね とはいえ、 自己満足や自己実現も大事だよね
  7. コーディングは技術者の嗜みでして 第5話 - 学び・気づき① • チームでコンフォートゾーンに留まるのは破滅への道 ◦ 人間は自分の能力の範囲に甘んじてしまいがち ◦ チームでラーニングゾーンを意識しないのはマズい

    ▪ とはいえ、パニックゾーンに入るのはもっとマズい 「でも、これ以上は演奏が難しくなるからねぇ。みんなで楽 しくがうちのモットーだから」・・・「なら、もうワンテン ポ遅らせようか」
  8. コーディングは技術者の嗜みでして 第5話 - 学び・気づき② • 全力でぶつかることの意義 ◦ 課題に気づくことができる ◦ そもそも、全力は楽しい

    り「プレイヤーも観客もこんなもんじゃないでしょ!もっと むきだしでぶっとべー!」 (あれ、日々の仕事で全力出せている?)
  9. コーディングは技術者の嗜みでして 第8話 - 学び・気づき① • MVP(Minimum Viable Product)の重要性 ◦ 顧客に価値を提供できる最小限のプロダクトのこと

    ◦ 譜面通り弾くことではなく、最低限の演奏を目指す ◦ 他メンバーや聴衆のフィードバックを元に検証・改善 することができる 音「曲が難しいのなら、音数を減らしましょう」
  10. コーディングは技術者の嗜みでして 第8話 - 学び・気づき① • MVP(Minimum Viable Product)の重要性 ◦ 顧客に価値を提供できる最小限のプロダクトのこと

    ◦ 譜面通り弾くことではなく、最低限の演奏を目指す ◦ 他メンバーや聴衆のフィードバックを元に検証・改善 することができる 音「曲が難しいのなら、音数を減らしましょう」 ここで言っているのは、 品質を下げてもいいという意味ではないよ。
  11. コーディングは技術者の嗜みでして 第8話 - 学び・気づき② • 新人・初学者へのサポートや声掛け ◦ 熟練したメンバーの中に入るとスキル差が生じる ◦ 放置や突き放しではなく、適切なサポートが必要

    り「仲間にかける時間が無駄なわけないでしょ!」 一方で、環が言っていたバンドが破滅する話も一理ある。 多分、対話が必要なんだろうな。
  12. コーディングは技術者の嗜みでして 第12話 - 学び・気づき① • 対話の重要性・インセプションデッキ ◦ 思っていることは外に出さないとわからない ▪ 呉越同舟の可能性もある

    ◦ 我々がなぜライブをするのか?を対話する 音「わたくしはただ全力でドラムを叩ければ、勝ち負けなん てどうでも良いんです。」 り「私は良くない!」
  13. コーディングは技術者の嗜みでして 第12話 - 学び・気づき② • 感情を無視しない、丁寧に扱い、開示する ◦ 業務上、感情は置いておくべきとされがち ◦ 感情が揺れた時を観察することは自己理解の一歩

    ◦ チームに開示できるのは強いチーム(個人の主張) り「憤りと興奮で一睡もできなかった。」「誰にも伝わらな かったのが悔しくて」「私が嫌なの!」
  14. コーディングは技術者の嗜みでして 第13話 - 学び・気づき • ユーザーの存在 ◦ 技術的なスキルや自分の自己満足だけではいけない ◦ 使ってもらう人がいてこそのシステム・アプリである

    音「今までわたくしは自分の音が人にどう聞こえているかな んて知らなかった。知る必要などないと思っていた。」 と言いつつも、 この技術が好きという純粋な欲望も大事にしたい。