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クラスメソッドの実績と信頼 ソフトウェア共創開発の成功事例 スターバックス様、セブン&アイ様...

enmasa
July 04, 2024
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クラスメソッドの実績と信頼 ソフトウェア共創開発の成功事例 スターバックス様、セブン&アイ様、京セラ様を 支えた技術力

enmasa

July 04, 2024
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  1. アジェンダ 4 1. イントロダクション • 共創開発とは 2. 共創開発の事例 • スターバックス様と

    • セブン&アイ様と • 京セラ様と 3. クラスメソッドの技術力とアプローチ 4. まとめ
  2. 共創(きょうそう)開発とは 5 共創(Co-Creation)は様々な意味で用いられる言葉ですが、ビジネスの世界では、多様な立場のクライアント、ステークステークホ ルダーと対話しながら、ともに新しい価値を生み出していく考え方のことを言います。 共創開発 、受託開発の差 共創開発 受託開発 クライアント 連携

    プロジェクトの全フェーズで意見交換とフィードバック を行い ます。ビジネスニーズや目標を理解し、最適なソリューション を作り上げます。 提供された要件に基づいて、プロジェクトを進行します。クラ イアントの指示に従い、指定された機能やサービスを提供 し ます。 柔軟性 適応力 プロジェクトの進行中でも要件や市場の変化に柔軟に対応 し ます。アジャイル開発手法 を採用し、迅速なフィードバックと 調整が可能です。 事前に決定された要件に基づいて進行します。変更や調整 が難しい場合があります。 固定されたスコープ内でプロジェク トを完了させます。 イノベーション 創造性 クライアントと共に 新しいアイデアを生み出し、革新的なソ リューションの実現 を行います。クラスメソッドの 専門知識と 技術力を活用し、ビジネス価値を提供 します クライアントの要件に従って 既存のソリューションを提供する ことが主な目的です。イノベーション、創造性は クライアントに依存します。
  3. アジェンダ 8 1. イントロダクション • 共創開発とは 2. 共創開発の事例 • スターバックス様と

    • セブン&アイ様と • 京セラ様と 3. クラスメソッドの技術力とアプローチ 4. まとめ
  4. スターバックス様との共創開発 9 プロジェクトの背景と目的 • 背景 • 国内に1,600店舗を展開し、多くのファンに美味しいコーヒーを提供しています。 • 2011年頃からデジタル強化に着手 しましたが、オンプレミスのシステム

    では膨大なアクセスに 対応しきれず、インフラ負荷が限界 に達していました。 • 目的 • AWSを導入し、クラウド基盤の効率的かつ柔軟な運用体制を整備したい。 • プラットフォームとして AWSを活用しながら、データ分析、モバイルアプリ、LINEアプリの実現を行いた い。 ニーズを理解し、技術力のあるパートナーとしてクラスメソッドを選定。
  5. スターバックス様との共創開発 10 開発プロセスと技術的なチャレンジ • フロントエンドのAWS移行 エンジニアがハンズオントレーニングを実施 し、お客様の利用動向に合わせリソース調整を双方で行う。 • モバイルアプリ開発 スターバックスカードをより便利に活用するために、

    iOS / Android アプリをフルスクラッチで開発。 事前オーダー & 決済サービス「Mobile Order & Pay」を開発する。 • LINE スターバックス カード LINE上で動作する スターバックスカードを開発 し、ライトユーザーへの接点拡大を実現。 • アジャイル開発を採用 アジャイル開発のスクラムフレームワークで、変化に追従する。
  6. スターバックス様との共創開発 11 成果、ビジネスへの影響 • クラウド基盤の効率化 クラウド基盤の効率的かつ柔軟な運用体制を整備し、 システムの拡張性と柔軟性を確保。 • データ分析とアプリ開発 データ分析基盤の刷新を行い、

    お客様一人ひとりに最適なサービスを提供 するための体験価値を向上。 • LINE スターバックス カード サービス開始から2.5ヶ月で新規発行が100万枚を突破。LINE公式“お友達”登録ユーザーは700万に。 • Mobile Order & Pay(MOP) 国内1,300店舗以上での利用が可能 となり、コアなファンや店舗パートナーからの要望に 応える形で機能を段階的に拡充。 4.8 4.6
  7. セブン&アイ様との共創開発 14 開発プロセスと技術的なチャレンジ • 内製化支援の導入 チームメンバー個別にヒアリング を行い、スキルや振る舞いを可視化 し、課題設定を行う。 マネジメント3.0やコンピテンシーマトリクス などのツールを紹介し、ガイドラインの作成を進める。

    • チームビルディング オープンに話し合う意識の定着させるため、 認識した課題に対し「こうしよう」と議論する場を設ける 。 スキルトランスファーを前提に、 ファシリテーションの方法伝え 、チーム内での課題解決を進める 。 • 持続可能な、無理のないペースを意識した改善 現在行っている定例会の中を改善。 相手を変えるのではなく、 変わってもらう併走を行う
  8. 京セラ様との共創開発 17 プロジェクトの背景と目的 • 背景 • 京セラロボティクス事業部は、 AIと3Dビジョンで協働ロボットを知能化する「京セラロボティックサービス」 を開発し、2023年11月にリリースしました。 •

    生産現場の人手不足が予想される中、協働ロボットと AIによる知能化に着目し、 多品種少量生産工程 でのロボット活用を目指しました 。(ビッグデータをセキュアに収集、管理、利用したい) • 目的 • ユーザーデータを確実に保護するセキュリティ対策を実施。 • スケーラブルな機械学習基盤を構築し、ロボットの管理や AIモデルの学習を効率化する。 AWS の信頼性 と機械学習の技術力が高い、クラスメソッドをパートナーに選定
  9. 京セラ様との共創開発 18 開発プロセスと技術的なチャレンジ • マルチクラウドシステムの構築 • AWSとGoogle Cloudの長所を活かし、データ管理やロボットへの指示は AWSで、機械学習・AIは Google

    Cloudで開発する。 • AWS Organizationsの活用 • データプライバシーを担保するため、 ユーザーごとにAWSアカウントを分けて論理的にデータを分離し管 理する。 • 機械学習基盤の構築 • Google Cloud上に機械学習基盤を構築し、 AIモデルの作成やロボット管理用プラットフォームへの転送 を実現。 • Kubernetesを利用し、クラウド、オンプレ環境に併せたサービス利用 が可能。
  10. 京セラ様との共創開発 19 成果とビジネスへの影響 • クラウド基盤の効率化 AWSとGoogle Cloudのマルチクラウドシステムにより、 スケーラブル、且つ高速な機械学習基盤を 構築。最適なツール を活用し、開発工数を削減しながら

    利用現場併せたサービス提供 を実現。 • データプライバシーとセキュリティ AWS Organizationsを活用してデータプライバシーを担保し、セキュリティ・ガバナンス対応を強 化。 • 市場展開と機能強化 京セラ社内での利用を開始し、外部企業へのサービス展開に向けた準備を進行中。 本格的な事業拡大に備え、 さらなる機能強化やアーキテクチャの改善に取り組む。
  11. アジェンダ 21 1. イントロダクション • 共創開発とは 2. 共創開発の事例 • スターバックス様と

    • セブン&アイ様と • 京セラ様と 3. クラスメソッドの技術力とアプローチ 4. まとめ
  12. クラスメソッドの技術⼒とアプローチ 技術力 1. フルスタック開発能力 フロントエンド、バックエンド、インフラの開発・構築 を一貫してサポート。ニーズに合わせて技術を選 定する。 2. クラウドの活用 各クラウドサービスの特性を最大限に引き出し、

    スケーラブルでセキュリティに優れたシステムを構 築。 3. 高度なセキュリティ対策 データプライバシーの保護。セキュリティ・ガバナ ンス対応を実施。 4. 機械学習とAIの専門知識 機械学習用合成画像生成ツールのクラウド移行 とリアーキテクトを実現。 22 アプローチ 1. 内製化支援、チームビルディング 相互レビューやペア(モブ)プログラミングを通じ、相談しや すくチャレンジしやすいチーム文化を醸成。 2. アジャイル開発手法の導入 柔軟性とスピードを重視し、ユーザーの要望に迅速に対 応。 3. ハンズオンとトレーニング 運用の変化、ユーザー動向に対応する体制を構築。 4. 柔軟性と迅速性 各プロジェクト、技術選定やアーキテクチャ設計におい て、柔軟性と迅速性を発揮。ご要望に応じたプロジェクト に最適なソリューションを提供。
  13. まとめ 〜共創開発によって〜 1. ビジネスの成功に貢献 • スターバックスのLINEスターバックスカード、 Mobileアプリの成功により、 UXを向上。 • セブン&アイの内製化支援により、チームの成長

    と属人化解消を実現。 • 京セラのロボティックサービスの クラウド基盤を開発し、生産現場に併せたロボット活用を推進。 2. 長期的なパートナーシップ • 単なる技術提供にとどまらない。 長期的な視点から提案を行い、継続的なサポートを提供。 • 各プロジェクト、ビジネスニーズを理解し、最適なソリューションを提案。 3. イノベーションの推進 • 最新の技術を活用し、イノベーションを推進 。 • 技術力とアプローチにより、業界をリードする新しいサービスや機能を実現 。 23
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