OSSコントリビュートの始め方- ゴールデンウィークに初チャレンジしてみた話 -

▼タイトル
OSSコントリビュートの始め方- ゴールデンウィークに初チャレンジしてみた話 -

▼イベント
AkarengaLT vol.33(2025-5-25)
https://engineercafe.connpass.com/event/353450/

Transcript

1. OSSコントリビュートの始め方 - ゴールデンウィークに初チャレンジしてみた話 - 2025/5/25 Akarenga LT enumura1
2. アジェンダ 1. OSSとは？ 2. 始めたきっかけ 3. 取り組んだこと 5. 今後の取り組み 4. 振り返り 2
3. 今回のテーマ - テーマ：OSSコントリビュートのはじめ方 - 結論： 1. good first issue タグのついた issueを効率よく見つける 2. issueの内容が対応できそうか確認（ローカルで再現） 3. コードを修正して PRを出す 3
4. 1. OSSとは - ソースが公開、誰でも閲覧、修正、拡張できるソフトウェア - ライセンス： MIT、Apache 2.0、・・・など - 主に GitHub でソースが公開されてる - 例：Linux、FireFox、React、Next.js・・・ 4 OSS：Open Source Software
5. 1. OSSとは - OSSとして公開されているプロジェクトに貢献すること - バグ報告の修正、機能追加、ドキュメント作成、翻訳 など 様々な形がある - プルリクエスト（ PR）を出して、プロジェクトメンテナに承認して もらう 5 OSSコントリビュート
6. 2. 始めたきっかけ 1. エンジニアとしてのスキルアップ a. 使用言語・ライブラリ・周辺技術の習得 b. 自分のPRを有識者にレビューしてもらえる 2. 技術コミュニティへ貢献してみたかった 3. 長期休暇でちょうど時間があったから Q：なぜやってみようと思ったのか？ 6
7. 3. 取り組んだこと ▼ ゴールデンウィークに取り組んだ 4件 1. aws / graph-explorer a. https://github.com/aws/graph-explorer/pull/901 2. microsoft / vscode-black-formatter a. https://github.com/microsoft/vscode-black-formatter/pull/571 3. immichFrame / ImmichFrame a. https://github.com/immichFrame/ImmichFrame/pull/323 4. mdn / content a. https://github.com/mdn/content/pull/39396 7
8. 3. 取り組んだこと ▼ ゴールデンウィークに取り組んだ 4件 1. aws / graph-explorer a. https://github.com/aws/graph-explorer/pull/901 2. microsoft / vscode-black-formatter a. https://github.com/microsoft/vscode-black-formatter/pull/571 3. immichFrame / ImmichFrame a. https://github.com/immichFrame/ImmichFrame/pull/323 4. mdn / content a. https://github.com/mdn/content/pull/39396 ピックアップ 8
9. 3. 取り組んだこと 9 - リポジトリ： https://github.com/aws/graph-explorer - 主な機能： a. グラフデータベース（ Amazon Neptune等）のエンドポイントに 接続し、複雑なデータの関係を図で可視化できる - 言語 / ライブラリ： TypeScript / React ▼ aws / graph-explorer とは？ 参考：The open-source graph-explorer
10. 3. 取り組んだこと 全体の流れ（今回） 1. good first issue タグのついた issueを見つける 2. issueの内容が対応できそうか確認 3. コードを修正して PRを出す 4. フィードバックをもらい改善 10
11. 3. 取り組んだこと 全体の流れ（今回） 1. good first issue タグのついた issueを見つける 2. issueの内容が対応できそうか確認 3. コードを修正して PRを出す 4. フィードバックをもらい改善 11
12. 3. 取り組んだこと 1. good first issue を見つける - good first issue：比較的軽く取り組みやすい課題 - 見つけるのに便利なサイト： - https://goodfirstissues.com/ - https://goodfirstissue.dev/ 12
13. 3. 取り組んだこと 1. good first issue を見つける - good first issue：比較的軽く取り組みやすい課題 - 便利なサイト： - https://goodfirstissue.dev/ - https://goodfirstissues.com/ 実際にissueを探してみます 13
14. 3. 取り組んだこと 2. issue の内容を確認 - UIの修正 - Figmaでデザインを作成 - それを元にディスカッション - バグの修正 - issueの報告内容を再現 - zenn の scrap にメモ ▼issue にアサインいただけるかも 14
15. 3. 取り組んだこと 3. 修正してPRを出す 1. リポジトリを fork 2. ブランチを切って実際に修正 3. テストが通ることを確認 4. PRを作成 15
16. 3. 取り組んだこと 4. フィードバックをもらい改善 - メンテナーの方に修正内容をレビューいただく - 必要に応じて修正を追加 - PRがマージされるとコントリビュータに！ - PR：https://github.com/aws/graph-explorer/issues/889#issuecomment-2824562061 16
17. 4. 振り返り 1. 意外と取り組みやすい a. ドキュメントの修正とか b. tailwind cssのクラス追加の修正 2. 達成感がある a. 「自分のコードが世界中で使われる」という実感 3. もっとやってみたいと思えてる 感想 17
18. 4. 振り返り 1. キャリアへの好影響 a. GitHubのコントリビューションが履歴として残る b. 転職・就職活動で評価ポイントになる 2. 技術力の向上 a. スキルの高い方の書き方を学べる 3. 英語でのコミュニケーション力が向上 OSSコントリビュートのメリット 18
19. 5. 今後の取り組み 一生に一度くらいは OSSのメンテナーになってみたい！ 1. 自分の興味のある OSSを見つける 2. issueに上がってるものが対応できそうか確認 3. 継続的にコントリビュートしていく Next Step 19 そのために以下を実施