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PostgreSQL開発とテスト
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forcia_dev_pr
February 21, 2022
Programming
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PostgreSQL開発とテスト
「FORCIA Meetup #4 高速検索を支えるPostgreSQLのノウハウ」の資料です
forcia_dev_pr
February 21, 2022
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Transcript
PostgreSQL開発とテスト 吉田 侑弥 @フォルシア株式会社 2022.02.15 FORCIA Meetup#4
自己紹介 • 吉田 侑弥 (Yuya Yoshida) • ソフトウェアエンジニア@フォルシア株式会社 ◦ webアプリケーション
(TypeScript, Node.js, React, Next.js, NestJS, PostgreSQL) ◦ 大規模アプリ開発 ◦ パフォーマンスチューニング 2
DB関連のテストは(比較的)大変 • 一般的には ◦ アプリと比較して環境構築のコストが高い ◦ 作業者間の差異がない環境下のテスト(再現性の担保)が難しい • フォルシアでは以下のような工程が多い ◦
元のデータを検索用データに加工する(バッチSQL) ◦ データから必要なデータを高速に抽出する(オンラインSQL) ◦ 汎用的なモジュール開発(拡張機能やユーザー定義関数) →比較的テストの実施が容易な環境 3
テスト観点① • バッチSQL ◦ バッチ処理が正常終了するか ◦ 処理が意図した通りか • オンラインSQL ◦
正しいSQL文が生成されるか ◦ クエリが意図した通りか 4
テスト観点①…実施パターン • バッチSQL ◦ バッチ処理が正常終了するか → テストデータでバッチ実行 ◦ 処理が意図した通りか →
結合テスト • オンラインSQL ◦ 正しいSQL文が生成されるか → スナップショットテスト ◦ クエリが意図した通りか → 結合テスト 5
6 (補足)JSのテスト環境(Jest + Frisby) 6 • Jest: JSのテストフレームワーク • Frisby:
Jest上で動くAPIテスト フレームワーク • SQL文の生成はJest単体、結合テス トはJest + Frisbyで実施
拡張機能とは • postgreSQLは拡張性の高いRDBMS • フォルシアでも多くの拡張機能を活用 • 外部ツール ◦ pg_bigm, pg_bulkload
etc… • 自社ツール ◦ ユーザー定義関数(C言語) etc… 7
テスト観点② • 拡張機能・ユーザー定義関数 ◦ 正しく導入できるか ◦ 意図した結果を得られるか 8
テスト観点②…実施パターン • 拡張機能・ユーザー定義関数 ◦ 正しく導入できるか →仮想環境 (docker) でのビルド、インストール ◦ 意図した結果を得られるか
→リグレッションテスト 9
仮想環境 (docker) でのビルド • 新規プロジェクトの多くは仮想環境でDBサーバーを用意 →社内共通のpostgreSQLイメージを利用 • 汎用モジュール開発時 ◦ 共通イメージ環境下でのビルド、テスト(推奨)
10
pg_regress • postgreSQL標準のリグレッションテストツール • 実行すると一時的にサーバーが起動し、テスト用のDBが生成される • 予めSQL文と実行結果の準備が必要 11
DBテストとCI • これまで挙げたテストは全て手元だけでなくCIでも実行 ◦ DB周りの処理はどうしても環境の差異が出やすい CIでエラー検知するケースは体感かなり多い • ただし、ある程度マシンパワーと時間が必要 →時には実行タイミングをある程度制御することも e.g.
ビルドはmaster merge時のみ、バッチ処理は定時実行 等々… 12
現在議論中の内容 • SQLのsyntax check ◦ DBサーバーを介さずにチェックができると嬉しい ◦ pglast等を活用して実現できそう? • パフォーマンステスト
◦ 拡張や関数の効果を定量的に測定したい ◦ 実現方法を模索中 13
EOF