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"書く文化"を仕組みで育てる──フォルシアの技術ブログ継続戦略

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June 20, 2025
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 "書く文化"を仕組みで育てる──フォルシアの技術ブログ継続戦略

2025/6/20開催Shinjuku.md#5 LT資料
FORCIA Tech Blogはこちらから=> https://zenn.dev/p/forcia_tech

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June 20, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介
 名前 : 宮本 唯 経歴 : 2022年新卒⼊社 業務 :

    webアプリ開発業務、技術広報リーダー 趣味 : 競技プログラミング
  2. 技術広報チームについて 構成メンバー:  ‧エンジニア6名 +経営企画1名 + 顧問1名 普段の業務上の所属チームや担当顧客にしばられない横串組織です。 有志のエンジニアが集まってミッションのもと活動しています。 社内ハンズオン 


    (現在はオンライン) PostgreSQL Conference Japan 2024 スポンサー活動 記事投稿コンテスト 
 スポンサー活動 CodeQUEEN 2024 スポンサー活動 ミッション: 「⾃分たちの会社に誇りを持ちたい」 「⾯⽩い⼈‧優秀な⼈と⼀緒に働きたい」 「"⾒たことある"と⾔われる認知度を⾼めたい」 主な活動 :  ‧FORCIA TechBlogの運営  ‧イベントスポンサー  ‧社内ハンズオンの実施  ‧社外向けイベントの実施
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 打開策としてのアドベントカレンダー ① 主に企画運営側の負荷が⾼い  ‧執筆者への声掛け、催促、レビューなどの負担がすべて12⽉ ② 局所的な広報になってしまう  ‧ブログにアクセスするユーザーから⾒ると、ほとんどの時期では技術記事の更新頻度が低く⾒える ③ 業務都合がつかず記事を書きたくても書けない

     ‧12⽉に業務が忙しくなる⼈は記事を書く余裕がない アドベントカレンダー企画によって平均⽉2本分のブログ本数は確保できたが課題も ⇒ 2022年の10⽉より、アドベントカレンダー企画ではなく「⽉刊」企画に変更 ⇒ 2025年6⽉現在、毎⽉ほぼ2本のペースでブログの掲載を継続!
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 書く文化を育てるための仕組み作り 
 ① Tech Blogの重要性について社内で合意を取る ② エンジニアチームリレー⽅式 ③ ネタ出しのための「ブレスト会」

    ④ 執筆フローの⾃動化 ⑤ エンジニアMTGでのレビュー会 ⑥ 記事公開後のフィードバック フォルシアでは以下の戦略で技術ブログを継続してきました。 書く⽂化の 前提となる部分 書く⽂化を作るための 仕組みとなる部分
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 ②エンジニアチームリレー⽅式 担当業務単位で分けられた約15のエンジニアチームに対して年1回の担当を割り当て、 チームごとに記事の執筆を検討してもらいます。 達成されること • 記事のテーマをチーム全体で考えることができる • 執筆が特定の⼈の負担によりすぎない。 ※

    強制ではないので担当スキップでもOK。詳細は次ページ。 エンジニア全体 グループ1 グループ3 グループ2 グループ4 グループ5 チーム1 チーム2 チーム3 . . . 全員 必ず1回担当することに 技術系のワーキン ググループに 執筆をお願いする こともあります
  6. 取り組み①継続的アウトプット   いつも運営ありがとうございます。採⽤を担当する者として感じるのは、良い仲間を増やしていくために⼤切なのは社外に⽰していく格で あり、ブログの内容も年々レベルが上がってきており、⼤変感謝しています。 レビュー会のところにも書きましたが、普段関わらない分野の記事など興味深く読む機会になっていてありがたいです。知人に会社を紹介するときなど に最近の記事などを見せたりもできるので、広報としてのありがたみも感じています。 取り組み②⾃動化ツールの整備 タグの付け方とか、今までの知見を活かしてもうちょっと機械的に有効なタグ付けをできたりしないでしょうか?(自動化まで行かずとも、人間が見て有 効なタグをつけてるフローチャートとか、おすすめのタグの共有とかは可能でしょうか?) 今年度でかなり自動化を進めていただいた印象なので今のところ特に思いつきません

    誤字脱字などは自動修正できないですかね。 取り組み③ユニットリレー‧ブレスト会 ユニットリレーについて ・〇普段記事をあまり書かない人の記事も見れて面白かったです ・×仕事が忙しい場合担当者決めがむずかしいですね。。 ブレスト会について ブレスト会が良かったですね。せっかくなら、溜まったアイデア(読みたい記事)を放出して執筆者を広く募集してもいいと思います 社内からのフィードバック