オンボーディングを改善しよう💨

新規メンバー受け入れの最初のタッチポイントともいえるオンボーディング。
組織としてメンバーを早期に戦力化し、チームに馴染んでもらうにはどうしたら良いのかを実践ベースで考えてみました。

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- 【wevox】新入社員のエンゲージメント低下パターンを分析
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000021544.html%EF%BC%89

- エンゲージメントとは？【ビジネス上の意味を解説】高めるには？
https://www.kaonavi.jp/dictionary/engagement/

- オンボーディングはどうあるべきか
https://note.com/pentarosan/n/n7b2f27672f41

Transcript

1. オンボーディング を改善しよう 💨
2. 自己紹介 ふくし @fqqk(github) 名前 3年目 #eコマースプラットフォーム #新規API基盤 #ruby 💎 #概念モデリング #チームビルディング 関心 #ドラム 🥁 趣味
3. オンボーディング 改善してますか？
4. エンゲージメントは入社時がピーク 😱 出典 ※1【wevox】新入社員のエンゲージメント低下パターンを分 析（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000021544.html） ※2 エンゲージメントとは？【ビジネス上の意味を解説】高めるには？ （https://www.kaonavi.jp/dictionary/engagement/） エンゲージメントとは 従業員一人ひとりが組織に愛着を持ち、従業員と企業が 一体となってお互いに成長し合い絆を深める関係 ※1 ※2 私…
5. エンゲージメント低下要因を 減らすことが重要
6. オンボーディング改善をしようと思ったきっかけ 出典：オンボーディングはどうあるべきか （https://note.com/pentarosan/n/n7b2f27672f41） 1. チームが変革期にあり、早期活躍 →チームとして機能を望んでいた 2. 自組織のオンボーディングが戦力化・定着化を意図して作成されたものではなかった （戦力化に重きを置かれている状態） 良いオンボーディング とは、 入社者が早期に戦力化 し、確実に定着する状態がつくれること ⇛ 成熟した組織へ変化させるには、オンボーディング体験の改善は長い 目でみると投資対効果が大きい
7. 早期戦力化・確実定着化度合いの計測 オンボーディングに振り返りアンケートと改善タスク洗い出しを含めた オンボーディング アンケート 1 on 1 改善タスク化 現場へ 30m 30m ・5段階 ・notion DB
8. アンケート項目 - オンボーディングを通じて、現在の業務を遂行するために必要な知識 やスキルは十分に得られたと感じますか？ - 開発環境のセットアップや、業務で利用する主要なツール（例： slack、 Github, Figma, newRelic, notion, JIRA, AWS等）はスムーズに使 えるようになりましたか？ - ご自身のチームにおける役割や、期待されている成果について明確 に理解できましたか？ - [オンボーディングプロセス ]業務を開始する上で必要な情報やスキル を十分に得られたと感じますか？ - 最初に担当した業務は、実践的なスキルを身につけ、業務に慣れる 上で適切だったと感じますか？ - 業務を進める上で必要な情報（ドキュメント、過去の資料など）は見つ けやすかったですか？ - 今回のオンボーディングで特に役立ったこと、効果的だったと感じるサ ポートや情報提供は何でしたか？ - 今後入社するメンバーのために、オンボーディングで改善した方が良 いと思う点は何ですか？ 戦力化の確認 定着化の確認 - チームメンバーに質問や相談をしやすい雰囲気だと感じましたか？ - メンターやチームメンバーから、歓迎され、サポートされていると感じ ましたか？ - チームのコミュニケーション（例：朝会、チャット、定例ミーティングな ど）にスムーズに参加できていると感じますか？ - 入社前に抱いていた期待と比較して、会社やチームの雰囲気、業務 内容についてポジティブな印象を持てましたか？ - 今回のオンボーディングで特に良かったと感じる経験や、チームに馴 染む上で助けになったことは何でしたか？ - 今後入社するメンバーのために、オンボーディングや受け入れ体制 で改善した方が良いと思う点は何ですか？（例：コミュニケーション機 会、チームイベントなど）
9. 洗い出した改善タスクの紹介 - ドキュメントの更新(リンク切れ、参照したけど未使用のもの、アーカイブ済みだったけど実際必要だったも の、開発環境構築README.mdへのアクセス導線改善 ...etc - オンボーディングタスクのデータベース化と優先順位付け (現在はチェックボックスでやってる ) - オンボーディングタスクの期限振り - チーム内のvscode拡張機能の共通化(.vscode/setting.jsonで共有) - ツールの共通化(DBクライアントツールとして table plusをみんなで使うことになった ) - 現場の開発の進め方を理解する取り組みの導入 (アサインタスクの選定基準、モブプロで 1タスクを題材 に進める) - EC事業者目線を持ってもらえるようなコンテンツの作成 (PRレビュー時や仕様検討の際に役立つ )
10. 今後の課題 コンテンツを各チームがテンプレートのコピーを改修して利用中 ⇛オンボーディングコンテンツが持続的に改善される仕組みが必要 チームA チームB チームC チームD コンテンツ管理責任者 オンボーディングコンテンツ 精査＆反映 改善事項抽出 高品質オンボーディングの還元 品質改善 😈コンテンツの腐敗化が進行する原因 😈 ②管理責任が機能していない場合の 検知の仕組みがない ①コンテンツ管理責任が不明瞭 仕組み化
11. 提案してみた
12. 得られた回答 結構自分たちが感じていることは 周りも同じように感じているかも？
13. まとめ 1. こまめなオンボーディング体験の改善は将来の自分を楽にする 2. 組織を動かすには気力と体力が必要 a. 最初は自チーム単位で小さく改善サイクルを回してみる b. 同じような課題感がないか、他チームの状況も合わせてモニタリングできると良し c. 機会をみて全体最適化を図る動きをとってみる（無理をしない、一人でやらない）
14. ご清聴ありがとうございました 🙏