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Claude Codeのスケジュール機能を使いこなす

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April 13, 2026
360

Claude Codeのスケジュール機能を使いこなす

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Shogo Araki

April 13, 2026

Transcript

  1. 5 Claude で利用できるスケジュール機能 1. /loop (/proactive) 2. デスクトップClaude (Coworkスケジュール) 3.

    /schedule 4. /ralph-loop 5. Github Actions Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.
  2. 6 Claude で利用できるスケジュール機能 1. /loop - セッションが開いている間継続的に指定されたプロンプトを実行 - 最短1分間隔 (Claudeが状況に応じて1分〜1時間で選択)

    - 最大7日間継続する仕様 (忘れられたループが生まれるのを防止) - 向いている用途:手元で複数のタスクを連続して自律実行させたい 後述: ralph-loop Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. https://code.claude.com/docs/en/scheduled-tasks
  3. 7 Claude で利用できるスケジュール機能 2. デスクトップ Claude 管理のスケジュール - Claude Codeのセッションがなくても自動で実行

    - Cowork 画面でスケジュール一覧を管理 - Claude Codeに自然言語で命令することでも作成可能 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.
  4. 8 Claude で利用できるスケジュール機能 3. /schedule - Anthropic管理のインフラで管理、実行される - 最短1時間間隔 -

    プロンプトで作成 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 1.Claude のWebサイトから[コード]を選択 2.[予約済み]で設定可能
  5. 9 Claude で利用できるスケジュール機能 4. /ralph-loop (@ claude-plugins-official) - /plugin からインストール

    - 状態はファイルに外部化 - 複数のタスクをイテレートすることに特化 - 'The Simpsons' のキャラクターRalph Wiggumに由来 - /loopを活用したもの Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. https://ghuntley.com/ralph/ https://github.com/anthropics/claude-plugins-official/tree/main/plugins/ralph-loop while :; do cat PROMPT.md | claude-code ; done 要はこれ
  6. Claude で利用できるスケジュール機能 10 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.

    /loop デスクトップ Claude Coworkスケジュール /schedule /ralph-loop セッション 必要 不要 (バックグラウンド) 不要 (Anthropic管理) 必要 最短間隔 1分 1分 1時間 - 最大継続 7日 ♾ ♾ ♾ (要停止条件) 状態管理 セッション内メモリ Claude側で管理 Anthropic側で管理 ファイルに外部化 タスク シンプルな繰返し PC起動中の定期実行 長期安定運用 複数タスクの反復 用途 短期スケジュール 繰り返し 長期スケジュール 長期スケジュール 繰り返し タスク消化 https://code.claude.com/docs/en/web-scheduled-tasks
  7. 11 Claude で利用できるスケジュール機能 /install-github-app - CI/CDのセットアップがこのコマンドだけで! - Github Actionsの定期実行機能でClaude Codeを呼び出す

    - 以下のことがこのコマンド一つで行われる。 - claudeのAPIトークンがRepository Secretに自動保存 - 自動的に.github/workflowsを作成、PRを作成してくれる - issueやPRの中で@claudeで呼び出せるようになる Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. Github Actions (CI/CD)
  8. 13 実践例 1:Claude Code からのニュース通知 毎日 Claude Code 関連ニュースを自動収集 -

    例1: PowerPoint スライドで出力 - デスクトップClaude (Cowork) - 例2: Slackに通知 - /schedule いずれもコードを一行も書かず更新通知システムを作ることができる Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.
  9. 14 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 「その日の更新を PowerPointで出力」

    実践例 1:Claude Code からのニュース通知 Coworkで設定 - 頻繁な情報アップデートに追従する - 追うべきNews: 個人的 AI情報の追い方 /scheduleを使用しない理由 - Cowork: サンドボックス環境でコードなどを実行 - 成果物をローカルに出力させたい - pptx スキルが優秀(ローカル出力)
  10. 15 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 実践例 1:Claude

    Code からのニュース通知 実際の出力例
  11. Claude Code News Daily 2026-04-14 09:00 JST Claude Code・Claude API

    関連の最新ニュースをお届けします
  12. Today's Highlights 高 Claude Code v2.1.105 リリース GitHub Releases |

    2026-04-13 21:53 UTC PreCompact フック・プラグイン背景モニター・ WebFetch 改善など多数の新機能とバグ修正を 含 むメジャーアップデート。 APIストリーム停滞時の自動タイムアウト( 5分)やネットワークエラー メッセージの改善も追加。 主な変更点: 新機能: EnterWorktree path パラメータ、PreCompact フック、プラグイン背景モニター 改善: API ストリーム 5 分タイムアウト、/doctor の UI 刷新、WebFetch の style/script 除去 修正: キュー画像消失、画面ブランク、ASCII アート崩れ、429 エラー表示など 10 件以上
  13. A. Claude Code 本体アップデート 高 v2.1.105: 新機能・改善 ① EnterWorktreeツールに path

    パラメータ追加、PreCompactフック対応 ② プラグイン開発者向けの背景モニター機能、/proactive が /loop のエイリアスに ③ APIストリーム停滞の5分タイムアウト、WebFetchの style/script 除去など安定性向上 Source: GitHub Releases | https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.105 高 v2.1.105: バグ修正(10件以上) ① キュー待ちメッセージの画像が消失する問題、長いプロンプト入力時の画面ブランクを修正 ② ASCII アートに影響するアシスタントメッセージの先頭空白削除、Bash出力の文字化けを修正 ③ 429レートリミットエラーの生JSON表示、SSH環境の16色パレット問題、MCP/プラグイン関連の複数修正 Source: CHANGELOG.md | https://github.com/anthropics/claude-code/blob/main/CHANGELOG.md
  14. A. Claude Code 本体アップデート(続き : Issue対応) 中 #47722: スラッシュコマンド非表示機 能

    ① 個別の組込スラッシュコマンドの非表示が可能に ② ステータスラインにエフォートレベル表示を追加 ③ UI カスタマイズを重視するユーザー向け GitHub Issues (Closed Apr 14) 中 #47701: Permission walker のバグ 修正 ① file_redirect ノード未対応で許可リストが機能しない問 題を修正 ② リダイレクト/パイプ付きコマンドの allow-listが正常動 作 ③ Windows ユーザーに影響 GitHub Issues (Closed Apr 14) 中 #45970: スキル実行のサイレント無視 ① 長いユーザープロンプトの後にスキル指示が無視さ れる問題を修正 ② v2.1.98 以降で発生していた既知のバグ ③ スキルを多用する macOS ユーザーに影響 GitHub Issues (Closed Apr 14) 低 #40121: スキル説明の文字数上限ドキュ メント更新 ① /skills の説明文が250→1,536文字に拡大された件の ドキュメント修正 ② スキル作成時の文字数制限の正確な記載に ③ スキル開発者向けの参考情報 GitHub Issues (Closed Apr 14)
  15. ソース確認一覧 ソース 確認件数 採用件数 備考 anthropic.com/news 6件確認済 0件 直近24h内の更新なし(最新 :

    Apr 6) Claude Code CHANGELOG 2件確認済 1件 v2.1.105(Apr 13 リリース) GitHub Releases 3件確認済 1件 v2.1.105(Apr 13 21:53 UTC) GitHub Issues (Closed) 7件確認済 4件 Apr 13-14 にクローズされた issue r/ClaudeAI (Reddit) 取得不可 0件 アクセス制限のため取得できず X (旧Twitter) #ClaudeCode 未確認 0件 補助ソース: 取得不可 ※ 必須ソースは取得件数にかかわらずすべて記載。補助ソースは取得できた場合のみ。
  16. 21 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 「その日の更新を PowerPointで出力」

    実践例 1:Claude Code からのニュース通知 Coworkで設定 プロンプト自体を生成 ↓ 独自にチューニングして管理 以下の要件を満たす「AIエージェント用プロンプト」を作成してください。 【目的】 Claude Codeの最新情報を毎日収集し、PowerPointスライドを自動生成する 【エージェントの動作フロー】 1. 指定URLを順番にクロールして情報収集 2. 24時間以内・一次情報・Claude Code関連でフィルタリング 3. 5カテゴリに分類 4. 開発者への影響度で高中低の重要度を付ける 5. PowerPointを出力 【スライド構成】 - 表紙(タイトル+実行日時) - ハイライト(重要度「高」のみ最大3件) - カテゴリ別詳細(各ニュースに3行要約・URL・重要度バッジ) - ソース確認一覧(0件も記録) 【デザイン】 ダークな表紙、インジゴのアクセントカラー、重要度バッジは信号機カラー(赤黄緑) 【その他ルール】 - 情報ゼロでも最低3枚は作る - 推測は「※推測」と明示 - URLは短縮しない 以降プロンプトを表示しているが、あくまで簡略化したもの 状況や環境に応じて改善を必要とする
  17. Cloud Run Functions × Cloud Schedulerで本格的にする etc... 22 Claude がない世界

    Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 「毎朝チェンジログを確認して Slackに流したい」 実践例 1:Claude Code からのニュース通知
  18. 23 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. 「毎朝チェンジログを確認して Slackに流したい」

    実践例 1:Claude Code からのニュース通知 /schedule を使用する (リサーチプレビュー) あなたは毎日 Claude Code のチェンジログを監視するエージェントです。以下の手順に従ってください。 ## 手順 ### 1. チェンジログを取得する WebFetch ツールで https://code.claude.com/docs/en/changelog を取得する。取得できない場合は何もせず終了する。 ### 2. 最新エントリの日付を確認する ページから最新のバージョンエントリ(日付・バージョン番号・変更内容)を抽出する。 最新エントリの日付(YYYY-MM-DD形式)を特定する。 ### 3. 新着かどうか判定する 現在のUTC日時を取得し(Bashで `date -u +%Y-%m-%d` を実行)、最新エントリの日付が「本日UTC」または「昨日UTC」(= 過去1日以内)であるか確認する。 - **過去1日以内 → ステップ4へ(Slack通知)** - **それ以外 → 何もせず終了する** ### 4. Slack に通知する 最新エントリの内容を日本語で要約し、以下の手順でSlackに通知する。 1. Bash で以下のPythonスクリプトを実行してSlackにPOSTする: ```bash python3 << 'PYEOF' import urllib.request, json webhook = 'https://hooks.slack.com/services/************/*************/************************' # 以下のtext変数を実際のチェンジログ内容で埋める text = """🔔 *Claude Code チェンジログ更新通知* 📅 更新日:YYYY-MM-DD\nバージョン:X.X.X 【新機能・改善点】 - (実際の内容) 【バグ修正】 - (実際の内容) 🔗 詳細:https://code.claude.com/docs/en/changelog""" data = json.dumps({'text': text}).encode('utf-8') req = urllib.request.Request(webhook, data=data, headers={'Content-type': 'application/json'}) res = urllib.request.urlopen(req) print('Slack response:', res.read().decode()) PYEOF ``` ## 重要な注意点 - `text` 変数の内容はチェンジログの実際の内容に基づいて日本語で記述すること - 日付・バージョン・変更内容はすべて実際に取得したチェンジログから引用すること - 新しいエントリがない場合(過去1日以内のエントリがない場合)は何もしないこと - チェンジログに複数の新しいエントリがある場合は、すべてまとめて1つのSlackメッセージにすること Coworkを使用しない理由 Coworkのサンドボックス環境からエンドポイン トにアクセスできなかったから
  19. 25 Claude で利用できるスケジュール機能 Coworkスケジュール - ローカルのサンドボックス環境で実行 - そのままだと外部のWebhookを叩けない - 出力をファイルで行う場合は問題なさそう

    Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. Traceback (most recent call last): File "<stdin>", line 36, in <module> File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 216, in urlopen return opener.open(url, data, timeout) File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 519, in open response = self._open(req, data) File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 536, in _open result = self._call_chain(self.handle_open, protocol, protocol + File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 496, in _call_chain result = func(*args) File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 1391, in https_open return self.do_open(http.client.HTTPSConnection, req, File "/usr/lib/python3.10/urllib/request.py", line 1351, in do_open raise URLError(err) urllib.error.URLError: <urlopen error Tunnel connection failed: 403 Forbidden> [rerun: b2] 意図的に制限の説明として使用
  20. 26 実践例 2:GitHub Issue 自動解決 1. Issueを作成 2. 自動的に取り組んでほしいものに特定の tagをつける

    3. 定期実行される Github Actionsがそのissueを解決 4. 完了したら PRを作成させる Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved. Github Actionsの定期実行機能を活かしたもの
  21. 27 実践例 2:GitHub Issue 自動解決 Copyright © 3-shake, Inc. All

    Rights Reserved. 課題: GitHub Actions ランナー無料枠を逼迫する恐れ 対策: セルフホステッド ランナーを使用する 等 /install-github-app - actions 内でclaude を呼び出すworkflowsが自動生成 - すぐに利用可能 これを転用・修正することで簡単に作成できた。 コーディング よりも ドキュメント作成や調査系タスクに活かせる
  22. 28 実践例 3:/loop コマンド Copyright © 3-shake, Inc. All Rights

    Reserved. /loop: 手元のclaude code での定期実行 - ユースケースとして夜間のCIの監視、テスト実行を監視させる...etc - しかし、繰り返し実行によるタスク遂行にポテンシャルがある /loop 5m ## 手順 1. `tasks.md` を読む 2. `- [ ]` で始まる**先頭のタスクを1つだけ**実行する 3. 完了したらその行を `- [x]` に書き換えて保存する 4. コンソールには以下の 1行だけ出力する ``` 完了: {タスク内容} ``` より扱いやすい形の issue消化、MVP作成 -> /ralph-loop
  23. 29 実践例 3:ドキュメントの自動拡張 Copyright © 3-shake, Inc. All Rights Reserved.

    /loop 3m 次の手順でドキュメントを自動拡張して 1. `docs/` ディレクトリを確認する 2. `confirmed.txt` に記載されていないファイルのうち、直近 3分以内 に更新されたものを読む 。 3. 読んだ内容から以下の観点を抽出し、内容を表す日本語タイトルを付け た `{日本語タイトル}.md` として保存する - 抜けている観点 - 関連概念 - 深掘りすべき問い 4. 読んだファイルを `confirmed.txt` に追記する 思考の外部化パートナーとして使う。 - docs/ ディレクトリにmarkdownのメモを保存 - Claude にこのディレクトリを周回。関連分野、概念を連鎖的に生成させる アイディア出し、問い、見落としていた視点を網羅的に生成・蓄積させる。
  24. まとめ 31 • ニュースをチェックする → 重要度を判断してまとめてもらう • ドキュメントを置く → 関連概念・問いを自動生成してもらう

    • タスクを書く → 順番に片付けてもらう Claude は走らせ続けるもの 認知的負荷の低減 行動の閾値が下がる 自分の本当に大事な タスクに注力できる