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QAもDevinを使いたい
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April 13, 2025
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QAもDevinを使いたい
Devin LT会での登壇資料 by Daiki Matsuo
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April 13, 2025
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Transcript
QAもDevinを使いたい Devinを用いて不具合起票の比較した話し Daiki Matsuo
自己紹介 名前:松尾大樹(おまつ) 職種:QA 趣味: - ゲーム系の配信を見ること - ボルダリング(予定)
目次 1.なぜDevinを使いたいのか 2.Devinを用いた不具合起票の比較 3.まとめ
なぜDevinを使いたいのか 最近の開発の皆さんから、こんな声が聞こえてきます - AIを使って開発効率上がったよ!! - 不具合が一瞬で修正できたよ - タスクがどんどん進むよ - ベロシティが爆増してる
が、しかし QAの効率はどうなのだろうか。。。。。。 AIによって促進する開発効率に対して、現状のままだとQAが ボトルネックになってしまうのでは? そんな未来(現在)が見えます
Devinが良いと感じたところ - Githubリポジトリと連携している - Githubにチケットに受け入れ条件が記載されている - GithubでQAの不具合チケットを起票している - Slackからの指示できる -
簡単に依頼できる じゃあ、QAもAIを使ってみよう
本題:Devinを用いた不具合起票の比較 検証目的:依頼内容とKnowledgeの有無が結果に与えるのか 検証方法:Devinを用いて3パターンの不具合起票を実施 パターン①:最低限の情報のみ パターン②:過去の不具合チケットを参照 パターン③:Knowledgeに情報を記載 ※パターン毎にSessionは分けて実施
今回起票してもらう内容 : トレーニング画面>テスト画面にある合格モーダルで[トレーニングに戻る]を押下すると 選択中のトレーニングではなく一番上のトレーニングに戻ってしまう
アウトプットして欲しい起票イメージ(事前に手動作成したもの) 期待するアウトプット : ・様式に沿っている ・詳細やステップがサービスを知っている人な ら理解できる ・依頼内容に含まれていない細かい情報は、 アウトプットされなくてよい
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名 ]のリポジトリに以下の内容で QA
issueを起 票して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容: 受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダ ルで[トレーニングに戻る ]を押下すると並び順が一番上の トレーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ②過去の不具合チケットを参照 ③Knowledgeに情報を記載
①最低限の情報で依頼 結果: ・Githubでdevのissueテンプレートを使用して いるためQA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名]のリポジトリに以下の内容でQA issueを起票 して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容:
受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダル で[トレーニングに戻る]を押下すると並び順が一番上のト レーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ・Githubでdevのissueテンプレートを使用している ためQA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない × ②過去の不具合チケットを参照 ①に過去の不具合チケットの様式を参考にするように追記 ③Knowledgeに情報を記載 Knowledgeに起票テンプレートと画面情報を追加して①と 同じ内容で依頼
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名]のリポジトリに以下の内容でQA issueを起票 して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容:
受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダル で[トレーニングに戻る]を押下すると並び順が一番上のト レーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ・Githubでdevのissueテンプレートを使用しているため QA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない × ②過去の不具合チケットを参照 ①に過去の不具合チケットの様式を参考にするように追 記 ③Knowledgeに情報を記載 Knowledgeに起票テンプレートと画面情報を追加して①と 同じ内容で依頼
②過去のチケットを参照にして作成 結果: ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップは問題ない ・過去チケット参照にしているため、細かい箇 所は指定が難しそう
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名]のリポジトリに以下の内容でQA issueを起票 して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容:
受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダル で[トレーニングに戻る]を押下すると並び順が一番上のト レーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ・Githubでdevのissueテンプレートを使用しているため QA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない × ②過去の不具合チケットを参照 ①に過去の不具合チケットの様式を参考にするように追記 ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップの記載は問題ない ・過去チケット参照にしているため、細かい箇所は指 定が難しそう ◦ ③Knowledgeに情報を記載 Knowledgeに起票テンプレートと画面情報を追加して①と 同じ内容で依頼
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名]のリポジトリに以下の内容でQA issueを起票 して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容:
受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダル で[トレーニングに戻る]を押下すると並び順が一番上のト レーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ・Githubでdevのissueテンプレートを使用しているため QA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない × ②過去の不具合チケットを参照 ①に過去の不具合チケットの様式を参考にするように追記 ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップの記載は問題ない ・過去チケット参照にしているため、細かい箇所は指 定が難しそう ◦ ③Knowledgeに情報を記載 Knowledgeに起票テンプレートと画面情報を追加して① と同じ内容で依頼
③Knowledgeに情報を記載して依頼 結果: ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップの記載はパターン① ,②より具 体化されている ・細かい箇所は修正が必要
パターン 命令 結果 結果 ①最低限の情報のみ [リポジトリ名]のリポジトリに以下の内容でQA issueを起票 して、ただし起票前に内容を私に確認させてください 内容:
受講者側のトレーニング>テストチャプターの合格モーダル で[トレーニングに戻る]を押下すると並び順が一番上のト レーニングに戻る 期待値: 選択中のトレーニングに戻ること ・Githubでdevのissueテンプレートを使用しているため QA issueの様式にあっていない ・詳細やステップの記載は問題ない × ②過去の不具合チケットを参照 ①に過去の不具合チケットの様式を参考にするように追記 ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップの記載は問題ない ・過去チケット参照にしているため、細かい箇所は指 定が難しそう ◦ ③Knowledgeに情報を記載 Knowledgeに起票テンプレートと画面情報を追加して①と 同じ内容で依頼 ・様式はQA issueの様式に沿っている ・詳細やステップの記載はパターン① ,②より具体化 されている ・細かい箇所は修正が必要 ◦
まとめ - 依頼の形式やKnowledgeの有無によっての出力の変化する - 何度も依頼するような定常業務であればKnowledgeに追加した方が期待に沿った アプトプットを得られる 今後について - Devinに触れることでAIで何ができるかの知見が広がったのでQAの効率化を目指
していきたい