Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Fuelphpのテストをdocker-composeとJenkinsで実行
Search
gree_tech
PRO
June 27, 2019
Technology
0
370
Fuelphpのテストをdocker-composeとJenkinsで実行
「第139回 PHP勉強会@東京」で発表された資料です。
https://phpstudy.doorkeeper.jp/events/93038
gree_tech
PRO
June 27, 2019
Tweet
Share
More Decks by gree_tech
See All by gree_tech
マネジメントに役立つ Google Cloud
gree_tech
PRO
0
16
今この時代に技術とどう向き合うべきか
gree_tech
PRO
2
2.3k
生成AIを開発組織にインストールするために: REALITYにおけるガバナンス・技術・文化へのアプローチ
gree_tech
PRO
0
110
安く・手軽に・現場発 既存資産を生かすSlack×AI検索Botの作り方
gree_tech
PRO
0
110
生成AIを安心して活用するために──「情報セキュリティガイドライン」策定とポイント
gree_tech
PRO
1
590
あうもんと学ぶGenAIOps
gree_tech
PRO
0
140
MVP開発における生成AIの活用と導入事例
gree_tech
PRO
0
160
機械学習・生成AIが拓く事業価値創出の最前線
gree_tech
PRO
0
150
コンテンツモデレーションにおける適切な監査範囲の考察
gree_tech
PRO
0
86
Other Decks in Technology
See All in Technology
「O(n log(n))のパフォーマンス」の意味がわかるようになろう
dhirabayashi
0
130
ZOZOTOWNカート決済リプレイス ── モジュラモノリスという過渡期戦略
zozotech
PRO
0
260
LINE公式アカウントの技術スタックと開発の裏側
lycorptech_jp
PRO
0
370
コミュニティと共に変化する 私とFusicの8年間
ayasamind
0
460
[CV勉強会@関東 ICCV2025] WoTE: End-to-End Driving with Online Trajectory Evaluation via BEV World Model
shinkyoto
0
190
QAセントラル組織が運営する自動テストプラットフォームの課題と現状
lycorptech_jp
PRO
0
390
AIを前提に、業務を”再構築”せよ IVRyの9ヶ月にわたる挑戦と未来の働き方 (BTCONJP2025)
yueda256
1
420
CDKの魔法を少し解いてみる ― synth・build・diffで覗くIaCの裏側 ―
takahumi27
1
150
バグと向き合い、仕組みで防ぐ
____rina____
0
270
Spring Boot利用を前提としたJavaライブラリ開発方法の提案
kokihoshihara
PRO
2
190
Redux → Recoil → Zustand → useSyncExternalStore: 状態管理の10年とReact本来の姿
zozotech
PRO
12
6.5k
ググるより、AIに聞こう - Don’t Google it, ask AI
oikon48
0
870
Featured
See All Featured
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
51
51k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
24
1.6k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
45
8k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
118
20k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.3k
Designing for Performance
lara
610
69k
Code Review Best Practice
trishagee
72
19k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
76
5.1k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.7k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
12k
Transcript
FuelphpのテストをJenkinsと docker-composeで実行
Masahiro Higuchi / 樋口雅拓 • グリーグループのリミア株式会社で、LIMIA という住まい領域のメディアを 作っています。ゲーム会社ですが、最近はメディアに力を入れています。 • 機械学習のエンジニアですが、iOS,
Android,JSなどもやっている何でも屋 です。4歳の娘のパパ。twitter: @mahiguch1 • https://limia.jp/ • https://arine.jp/ • https://aumo.jp/ • https://www.mine-3m.com/mine/
LIMIAとは? • メディアサービス • Android, iOS, Web • 記事一覧を表示し、タップすると記事 詳細を閲覧できる。
• AWS:90%、GCP:10%。 • PHP/EC2 → Go/ECS移行中
Fuelphpが。。。 • 最近バージョンアップの話を聞かない • Githubを確認すると、最後のcommitが2018年5月 • Laravelに行く? いや、コンテナ考えたらgolangでしょ! —> golangに移行開始したばかりですが、さっそくJenkinsでハマったことに
ついて話します。
移行したシステムについて
開発環境 • まず、他との繋がりが薄いRecommendEngineをgolangで書いてコンテナ を作った。 • php, MySQL, memcached, DynamoDB Local,
elasticmqもコンテナにし て、開発環境をdocker-composeで作った。 • 本番環境はgolangのみECSで動かし、phpはEC2で。
本番環境 ユーザが記事の一覧表示をしようとすると、 EC2で動く fuel PHP ApplicationにHTTPリクエストが飛ぶ。PHP Appは、ECSで動くgolang Serviceにgrpcで問い合わ せる。PHP Appはgolangからの応答に後処理を行
なってユーザに返す。
APIの結合テスト
テストについて • UnitTestだけでなく、APIの結合テストもFuel phpのテストを書いていた。 • レスポンスのIFをかなり網羅していたので、リファクタのときには重要。 • GitのDevelop branchにmergeされるとJenkinsでテストが走り、成功したら結合テスト環境に配布してい た。
—> 実装完了してmergeしたらテストが失敗。何故!?
テストが失敗した理由 • Jenkins Slaveは、EC2にphpをインストールしてテストを実行していた。 • 当然だがgolangコンテナが無いので、接続失敗でテストがコケる。 • Jenkins Slave専用にECS Service建てるのは、もったいないよねー。
—> 開発環境用に作ったdocker-composeをJenkins Slaveの中に立ててしまおう!
第1の関門: git tokenの渡し方 Repository構成 • docker: docker-compose.ymlなど • app: PHPで書かれた本体
• api: golangで書かれたマイクロサービス これまでは、Jenkinsにgithubのtokenとrepository pathを登録しておくと、手元に展開されていた。 Repositoryが3つだとScriptの所でgit cloneを3行書く。—> Permission Denied... あれ? どうやってtoken渡そう。—> .netrcに書くことで解決!
第2の関門: コンテナの建て方 • 1つ目のテストは成功したが、別のテストで失敗。 • コンテナが立てっぱなしだったので、ポートを取れなかった。 • 80/tcp —> 8080/tcp(dockerのNginxが動くport)に透過させていたのが原因。
—> テストの開始時にdocker-compose up、終了時にdocker-compose downすることで解決。
第3の関門: コンテナの更新 • しばらくうまく動いていたが、突然テストが失敗するように。 • Jenkins Slaveでコンテナの更新を行なっていなかった。 • テスト開始前にdocker-compose pullしたが上手くいかない。あれ?
—> ecr loginしてなかったので、docker repos.にアクセスできていなかった。 loginすることで解決。
まとめ • 一部のサービスをgolangで書き直してみた。 • 今後PHPの部分はBFFっぽくなっていく予定。 • PHPをコンテナ化する必要があるが、知見が無いので、もし経験があれば教えて欲しい。 ありがとうございました。懇親会でぜひ声をかけてください!