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翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
gree_tech
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November 11, 2021
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翻訳QAでのテスト自動化の取り組み
GREE Tech Conference 2021 で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2021/session/ShortSession-5
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November 11, 2021
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Transcript
グリー株式会社 林 肇賢 グリー株式会社 山木 弘 翻訳QAでの テスト自動化の取り組み
2 講演者プロフィール 氏名と所属 経歴 林 肇賢(りん ちょうけん) グリー株式会社 Customer &
Product Satisfaction部 ゲーム事業会社を経て2020年にグリーに入社 海外展開を行っているタイトルの翻訳QA業務を担当 テスト業務と並行して翻訳QAに関するテストの自動化を推進
3 講演者プロフィール 氏名と所属 経歴 山木 弘(やまき ひろし) グリー株式会社 Customer &
Product Satisfaction部 ゲーム開発会社を経て2012年にグリーに入社 運用中のタイトルを中心にマスターデータや自然言語を対象 とした検証ツールの開発を担当
• 取り組みの背景 • テスト自動化の取り組み • まとめと今後の展望 目次 4
• 取り組みの背景 • テスト自動化の取り組み • まとめと今後の展望 目次 5
6 翻訳QAの概要 対象 • 海外で配信されている全タイトル 目的 • 海外のお客様に混乱をきたさないこと 確認内容 •
該当の言語で表示されること • 内容の意味合いが間違っていないこと
7 自動化に取り組んだ背景 現状の課題 • すべて目視での確認であり品質リスクが残る • 作業者の工数がかかる テスト業務の自動化により 品質および効率の向上を画策
• 取り組みの背景 • テスト自動化の取り組み • まとめと今後の展望 目次 8
9 テスト自動化の着眼点 ▪翻訳フロー 書式の選定 過去の類似したフォ ーマットを選定 日本語の実装 日本語を記述 翻訳 日本語に沿って
翻訳を実施 翻訳QA 翻訳された箇所の 内容を確認
10 テスト自動化の着眼点 ▪翻訳フロー 書式の選定 過去の類似したフォ ーマットを選定 日本語の実装 日本語を記述 翻訳 日本語に沿って
翻訳を実施 翻訳QA 翻訳された箇所の 内容を確認 ここを 自動化 ここに 注目
11 自動化ツールの実装 自動化ツールの概要 • 同フォーマットの施策との差分を抽出 • アプリ内の専用文言をデータベースと照合 参照した過去の フォーマットをセット 過去との差分を
自動で抽出
12 自動化ツールの実装 • 同フォーマットの施策との差分を抽出 過去フォーマットのセット
13 自動化ツールの実装 • 同フォーマットの施策との差分を抽出 抽出した差分
14 自動化ツールの実装 自動化ツールの概要 • 同フォーマットの施策との差分を抽出 • アプリ内の専用文言をデータベースと照合 該当のアプリの データベースを準備 データベース通りの
活用かをチェック
15 自動化ツールの実装 • アプリ内の専用文言をデータベースと照合 用語集
16 自動化ツールの実装 • アプリ内の専用文言をデータベースと照合 照合結果
17 自動化を導入した効果 運用タイトルでのお知らせ関連の翻訳QAの工数を50%削減 導入前 • すべてのテキストを目視でテスト 導入後 • 変更のない箇所の確認工数が大幅に削減 •
データベースとの照合が容易に
• 取り組みの背景 • テスト自動化の取り組み • まとめと今後の展望 目次 18
19 まとめと今後の展望 まとめ • 翻訳フローに着目して自動化を導入 • 実際に一部の検証で大幅な工数削減に成功 今後の展望 • 他の検証における自動化の導入
• 別の観点からの自動化の検討
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