Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Code to Cloud 2023 - GitHub Enterprise 運用の今 -
Search
gree_tech
PRO
October 12, 2023
Technology
0
1.1k
Code to Cloud 2023 - GitHub Enterprise 運用の今 -
GREE Tech Conference 2023で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2023/session/TrackB-8
gree_tech
PRO
October 12, 2023
Tweet
Share
More Decks by gree_tech
See All by gree_tech
今この時代に技術とどう向き合うべきか
gree_tech
PRO
2
2.2k
生成AIを開発組織にインストールするために: REALITYにおけるガバナンス・技術・文化へのアプローチ
gree_tech
PRO
0
96
安く・手軽に・現場発 既存資産を生かすSlack×AI検索Botの作り方
gree_tech
PRO
0
83
生成AIを安心して活用するために──「情報セキュリティガイドライン」策定とポイント
gree_tech
PRO
1
530
あうもんと学ぶGenAIOps
gree_tech
PRO
0
94
MVP開発における生成AIの活用と導入事例
gree_tech
PRO
0
110
機械学習・生成AIが拓く事業価値創出の最前線
gree_tech
PRO
0
120
コンテンツモデレーションにおける適切な監査範囲の考察
gree_tech
PRO
0
62
新サービス立ち上げの裏側 - QUANT for Shopsで実践した開発から運用まで
gree_tech
PRO
0
71
Other Decks in Technology
See All in Technology
初海外がre:Inventだった人間の感じたこと
tommy0124
1
200
開発者が知っておきたい複雑さの正体/where-the-complexity-comes-from
hanhan1978
6
1.3k
データエンジニアとして生存するために 〜界隈を盛り上げる「お祭り」が必要な理由〜 / data_summit_findy_Session_1
sansan_randd
1
990
今のコンピュータ、AI にも Web にも 向いていないので 作り直そう!!
piacerex
0
690
Copilotの精度を上げる!カスタムプロンプト入門.pdf
ismk
9
2k
累計5000万DLサービスの裏側 – LINEマンガのKotlinで挑む大規模 Server-side ETLの最適化
ldf_tech
0
200
Boxを“使われる場”にする統制と自動化の仕組み
demaecan
0
210
最近読んで良かった本 / Yokohama North Meetup #10
mktakuya
0
1k
MCP サーバーの基礎から実践レベルの知識まで
azukiazusa1
24
11k
Spec Driven Development入門/spec_driven_development_for_learners
hanhan1978
1
790
AI-ready"のための"データ基盤 〜 LLMOpsで事業貢献するための基盤づくり
ismk
0
120
re:Inventに行きたい いつか行きたい 行けるようにできることは?
yama3133
0
110
Featured
See All Featured
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
272
21k
Fireside Chat
paigeccino
41
3.7k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
303
21k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.6k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.2k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.9k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.7k
Transcript
Code to Cloud 2023 - GitHub Enterprise 運用の今 - グリー株式会社
エンジニア 林 記代一
こんにちは! 自己紹介 • Kiyo (林 記代一) ◦ グリー株式会社 開発本部 インフラストラクチャ部
▪ 2011/07 入社 ▪ デパートメントストラテジーグループ ▪ GitHub Enterprise Unit ▪ InfraPlatform Unit / 開発環境 Unit ▪ RiskManagement 1
本日話すこと • 2021年3月に登壇させていただいた内容の続きにあたるお話です! ◦ https://youtu.be/tmPJ5v-IJJI (GitHub様のチャンネル) • グリー株式会社では2012年1月よりGitHub Enterprise Server(オンプレー >パブリッククラウド)を利用した開発を行ってまいりました。去年から続くコ
ロナ禍の影響もあり、多様な利用に対応した最新の開発環境をグリーグ ループ全社に展開すべくGitHub Enterprise Cloud (GHEC) への移行を 進めております。 • 今回のお話は、GHEC Maintainer 向けのお話です! 2
[変化なし!] 大きく分けて重要なことは2点 グリーグループに係るすべての人に最新の環境を可能な限り素早く、安全にお届けしたい! • 利用ユーザ管理 と Audit ◦ 素早く => GitHubEnterpriseServerよりCloudの方が最新化が早い!
◦ 安全に => ….ここが大変! ▪ 安全とは • 会社としてコントロールが効くこと(利用ユーザ管理) ◦ 人が作り利用する以上ミスは必ず起きるRecoveryが大事 • 説明が事後で可能であること(Audit) ◦ GitHubだから不明、で済むはずがない 3
利用ユーザ管理 • Microsoft Entra ID利用のまま継続してます! ◦ 会社としてのIDとGitHub上のIDを連携 ◦ 会社としてのenterprise部分と個人のGitHubの世界の境界線に ◦
弊社内の分掌としても、連携しつつも分業をスムーズに • 追加したこと ◦ enterprise配下のorgを定めて、会社組織それぞれで ownerの運用ができるように! ◦ 横断部署である開発本部が管理する orgについては。。。 ▪ ownerを解放しづらいためルール /運用をUnitで対応 • GitHub Actionsを利用してorg配下teamのメンテナーに棚卸しを促す • できる限り自動化、code化 ◦ 全体のenterpriseにおけるAPI化、enterpriseな認可のモダン化は随時追従! 4
利用ユーザ管理 • 変化するサービスへの対応 ◦ personal access token系、Oauth/GitHub apps系についても2年前から機能改善が大きく利 用価値がとても高い! ▪
個別のマシンユーザなど人ではない箇所を個別アカウントではなく安全に利用 ▪ 引き続き継続して利用の促進をしていきたい! • 追加される新サービス ◦ GitHub Copilot利用開始 ▪ なるべく自動化、利用者への管理負担などをなるべく減らしたい ▪ Enterpriseとしての振る舞いにも期待しています! 5
Audit周り • 以前と変化は大きくない、が変化していくところ • GitHub Enterpriseとしてのlog formatが統一されてきた ◦ 移行中のGHE serverと移行先のGHE
cloudそれぞれ対応から統合した環境へ移行 ◦ https://docs.github.com/en/enterprise-cloud@latest/admin/monitoring-activity-in- your-enterprise/reviewing-audit-logs-for-your-enterprise/streaming-the-audit-log- for-your-enterprise ◦ 多様な環境へのサポートがあり、 formatが落ち着いてきた今から特にオススメ! 6
まとめ • これからGHE運用を検討されている方へ ◦ SSO/Audit周りの設定だけでも決めてから始めるのをおすすめします! ◦ 大事なポイントとして、手での運用を将来どれだけ減らせるか?を主眼に置くと安全性や運用コスト の圧縮はしやすいと私は考えています。 • これからGHE
cloud利用を検討されている方へ ◦ 2年前より運用はしやすくなっています! ◦ enterpriseとしてのAPI/機能や権限周りは特に変化がこれからも続きます。 ◦ 上記に合わせて、新サービス関連の管理統合にも期待していきましょう! 7
最後に まだまだより良い環境への変化は続く GitHubの変化はより良い開発への影響はとても大きい! • コントリビューション、サポートチケットへのFeedBackがとても重要です! • これに十分に答えてくださるサービスだと実感しています! 本日はご清聴いただきましてありがとうございました! 細かな運用や、知りたいことがございましたらお気軽にお声がけください! 8
9