素早く！！かつ簡単に！！ GridDB Cloudで時系列データをリアルタイムに活用するIoTシステムを構築してみよう！！

GridDB Cloudは、高頻度で大量の時系列データをスムーズに蓄積し、リアルタイムで活用するためのクラウドデータベースサービスです。本セッションでは、センサーやデバイス情報の効率的な収集から、GridDB Cloudを使用してIoTシステムを構築する方法を紹介します。

千葉 一輝

東芝デジタルソリューションズ株式会社
ソフトウェアシステム技術開発センター
スペシャリスト

Transcript

1. © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 東芝デジタルソリューションズ株式会社 ソフトウェアシステム技術開発センター 千葉 一輝 2023.12.7 素早く！！かつ簡単に！！ GridDB Cloudで時系列 データをリアルタイムに活用するIoTシステムを構築してみ よう！！
2. 1 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 01 03 02 デモ実施 時系列データ活用のデモ概要 GridDB / GridDB Cloudとは Contents GridDB Cloudをつかってみたい 04
3. 2 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 01 GridDB / GridDB Cloudとは
4. 3 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation スケールアウト型データベースGridDB • 日本発のビッグデータ／IoT向け スケールアウト型データベース • V1.0製品化(2013年)、OSS化 (2016年)、V5.4(2023年7月) • 社会インフラを中心に、高い信頼 性・可用性が求められるシステムに 適用中 電力系統制御 PV監視制御 BEMS HEMS 上下水道 交通 医療 MEMORY HDD Scale Out GridDB
5. 4 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation GridDBの特長 時系列 データ指向 高頻度で大規模な時系 列データを効率よくリアル タイム処理する時系列 データ指向 高い信頼性と 柔軟な拡張性 障害の発生時やサーバ 増設においてもノンストッ プ運用を実現する高い信 頼性と柔軟な拡張性 ペタバイト級の 高い処理能力 ペタバイト規模のデータを 扱うためにさまざまな工夫 を組み込み、高い処理能 力を実現 開発の俊敏性 と使いやすさ NoSQLインターフェースだ けではなく、SQLインタ フェースを用意し、開発の 俊敏性と使いやすさを実 現 時系列データ：時間とともに変化するデータ
6. 5 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation GridDB Cloudとは GridDB Cloudは、時系列データベースGridDBのクラウドサービスです パブリッククラウドで稼働するマネージドサービス クラウドネイティブアプリと簡単・高速に連携 データ収集やデータの可視化機能が充実
7. 6 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation データ収集ツールや見える化ツールとの連携 単なるDBaaSではなく様々なツールと連携しクラウドデータ基盤を目指す 収集OSSツール 可視化OSSツール Other Service Coming soon… Other Service Coming soon… Azure Functions Azure IoT Hub Power BI GCP BigQuery Azure Functions 収集クラウドサービス 分析クラウドサービス
8. 7 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 02 時系列データ可視化のデモ概要
9. 8 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 想定シナリオ デバイスのデータを 収集・可視化することで 異常がないか簡単に確認したい ・温度 ・座標 ・メモリ使用率 デバイス
10. 9 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 実現手段 収集OSSツール 可視化OSSツール Other Service Coming soon… Other Service Coming soon… Azure Functions Azure IoT Hub Power BI GCP BigQuery Azure Functions 収集クラウドサービス 分析クラウドサービス
11. 10 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation fluentdによるメモリ使用率収集 Amazon S3 fluent-cat インプットプラグイン MySQL インプットプラグイン S3 インプットプラグイン GridDB アウトプットプラグイン 汎用的なインプットプラグイン fluent-catを利用する スクリプトでデバイスのメモリ使用率を 収集し、fluentdにインプット WebAPI ・温度 ・座標 ・メモリ使用率 デバイス 収集したメモリ使用率は、 WebAPI経由で GridDBにアウトプット
12. 11 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation Grafanaでデータを取得・可視化 Amazon S3 GridDB インプットプラグイン MySQL インプットプラグイン S3 インプットプラグイン WebAPI メモリ使用率をグラフで閲覧 収集したメモリ使用率を、 WebAPI経由でGridDBから取得
13. 12 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaをインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
14. 13 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 03 デモ実施
15. 14 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaのインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
16. 15 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順1~3)運用管理画面でコンテナ(=テーブル)とDBユーザを作成する
17. 16 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaのインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
18. 17 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順4)fluentdを設定し起動
19. 18 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaのインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
20. 19 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順5)メモリ使用率収集スクリプトを起動
21. 20 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順5)メモリ使用率収集スクリプトを起動
22. 21 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaのインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
23. 22 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順6)メモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認
24. 23 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモの手順 デバイスのメモリ使用率を可視化 0.(本デモでは割愛)GridDB Cloud会員登録、fluentd/Grafanaのインストール 1. GridDB Cloudの運用管理画面にログイン 2. 運用管理画面でメモリ使用率を格納するコンテナ(=テーブル)を作成 3. 運用管理画面でデータベースユーザを作成 4. fluentdを設定し起動 5. メモリ使用率収集スクリプトを起動 6. 収集したメモリ使用率がコンテナに格納されていることを確認 7. Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで確認
25. 24 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation (手順7) Grafanaを設定し、メモリ使用率の推移をグラフで表示する
26. 25 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation （番外編）可視化は運用管理画面の標準機能でも可能です
27. 26 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation デモで紹介した機能以外にも、様々な機能があります ➢ エクスポート/インポート機能 ➢ データベースのデータをファイル（CSV等）にエクスポート ➢ ファイルのデータをデータベースにインポート ➢ バックアップ/リストア機能 ➢ 指定日時にデータベースをバックアップ ➢ バックアップを選択し、データベースの状態をリストア(復旧) ➢ ネットワーク機能 ➢ 接続許可するIPアドレスを指定 ➢ ピアリング接続（Azureの高速・安全な内部ネットワークを経路にする）の設定 ➢ etc.
28. 27 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation 04 GridDB Cloudをつかってみたい
29. 28 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation GridDB Cloudのプラン ⚫ シングルテナントプラン ⚫ 1環境を1契約ユーザが専有して利用するプラン ⚫ 全ての機能を利用可能 ⚫ マルチテナント無料プラン ⚫ 1環境を複数契約ユーザが同居して利用するプラン ⚫ 利用可能な機能やリソース使用量に制限あり ⚫ マルチテナント有料プラン(今後サポート予定) ⚫ マルチテナント無料プランよりも高機能なプラン ⚫ リソース使用量の制限を緩和 ⚫ シングルテナントプランよりも安価に利用可能 利用を検討されている方は評価版を利用できます 申し込みページより申し込みできます （専用環境を作成するため、利用可能になるまで 数日かかることがあります） 昨日リリースしたばかりの新プランで、 本日のデモで使った環境です 利用登録後、すぐに環境を利用可能です！！！ 利用期間に制限はないため、 ビジネスやPoCに利用可能です
30. 29 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation ご参考 導入ガイドや連携アプリガイド、プログラミングガイドなど、様々なガイドを日本語で提供し ています https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/ai- iot/griddb/resources/document.html GridDBはオープンソースとしても提供しています https://github.com/griddb/ •GridDBは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本における登録商標です。 •その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
31. 30 © 2023 Toshiba Digital Solutions Corporation ご清聴ありがとうございました