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プロダクトエンジニアリング組織への歩み、その現在地 / Our journey to beco...

プロダクトエンジニアリング組織への歩み、その現在地 / Our journey to becoming a product engineering organization

2025/06/26 Product Engineer Session #3

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hiro-torii

June 26, 2025
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  1. 3 About Me ➔ 推し書籍 ◆ エンジニアリング組織論への招待 ◆ アジャイルリーダーシップ ◆

    チーム・ジャーニー ◆ LeanとDevOpsの科学 ◆ 急成長を導くマネージャーの型 ➔ 最近読んでぐっときた書籍 ◆ ラディカル・プロダクト・シンキング ◆ ダイナミックリチーミング 2023.04〜 EM @ Grooves とりい ➔ 趣味 ◆ アニメ鑑賞、絵画鑑賞 ◆ 油絵を描く
  2. 6 Crowd Agent開発について ITエンジニアのキャリアに 本気で向き合う転職サイト クラウドリクルーティング サービスの構築 Forkwell フォークウェル Crowd

    Agent クラウドエージェント 概要 ・2つのフィーチャーチームで開発推進。エンジニア、PdM、デザイナー合わせて10名前後。 ・他に、プロダクトを統括する責任者と組織を統括するEM、クラウドインフラやSRE領域でイ ネイブリングに関わるアーキテクトメンバーが存在。 ・サービスの歴史が長く(10年以上)、10->100のフェーズに近く、セールスやマーケ、CSなど のビジネスメンバーが圧倒的に多い(約40名前後)
  3. 14 課題 • 提供価値の「質」を測ることの難しさ ◦ ※ドッグフーディングやVoC収集を継続したとして、線形的に質が高まるわけではない • サイクルタイムの改善アイデアのほうが考えやすい ◦ ※サイクルタイムだけ改善しているとビルドトラップに陥る恐れもある

    Measuring developer productivity? A response to McKinsey 提供価値の質はアウトカムやインパクトに近い サイクルタイムはアウトプットや行動量に近い 仮説 個人ではなく、エンジニアだけでなく、 プロダクトエンジニアリングチームとして 価値の質に向き合っていく必要がありそう
  4. 16 トライ エンジニアがドメイン理解や顧客理解を深める活動は継続しつつ、PdMやデザイナーが コードベースや開発フローを知ることで、プロダクトエンジニアリングチームのさらなる醸成を目指す チャンス トライ • PdMとしての武器を増やすため、エンジニアリング領域に興味をもってくれているPdMがいた ◦ プロダクトのコードベースは規模が大きいですが、生成AIの台頭で挑戦のハードルも下がりつつあった

    • デザインエンジニアのキャリアに興味を持ち、最新情報をキャッチアップしているデザイナーがいた ◦ Devinと仕様の壁打ちをした際に作成されたPRをローカル環境で確認できないことに不便さを覚えていた • PdM, デザイナー含むプロダクトチームにDevinを展開 • PdM, デザイナーそれぞれの最初の開発環境構築をペアワークで支援