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チームを支える組織づくり 〜あなたのチームがうまくいかない原因は組織にある!〜

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October 09, 2025
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チームを支える組織づくり 〜あなたのチームがうまくいかない原因は組織にある!〜

RSGT2026スライド

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October 09, 2025
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Transcript

  1. すべてのスクラムイベントは、共同作業と共通理解の連鎖 4 共同作業と共通理解 スプリント レトロスペクティブ 共同作業 スプリント バックログ リファンメント 共同作業

    スプリント プランニング 共同作業 デイリースクラム 共同作業 スプリントレビュー 共同作業 ユーザーストーリーマッピング プランニングポーカー 開発者全員で設計 (タスクが洗い出せる程度) 問題の抽出と チーム内共同作業の再計画 プロダクトインクリメントの デモとフィードバック さらなるチームワーク 強化の議論
  2. 1. 多能工化が進まない 多能工化:他の人を手伝う能力を身につけること 2. Swarmingができない Swarming:ひとつの仕事にみんなで取り組んで早く終わらせること 3. WIPが増える WIP:仕掛かり作業、並列作業のこと チームが一度に多くに仕事に手を付けると、すべてがゆっくり進む

    4. フローが低下する ひとつひとつの仕事がゆっくりと進むこと 5. アジリティが向上しない フローが低い=サイクルタイムが長い、なので、アジリティが低下する 13 コラボレーションが起きないと...
  3. 法則1. 組織構造は暗黙的に現行のマネージャーと専門家の役職や権限が変わらないよ うに最適化されています。 法則2. 法則1の影響により、変化を起こす提案は、元の状態が再定義される、もしく は新しい用語が乱用されることになり、結果的に元々の状態と変わらない状態になり ます。 法則3. 法則1の影響により、変化を起こす提案は「理想主義だ」、「机上の空論だ」、 「革命だ」、「宗教だ」、「我々の環境に合うようにカスタマイズすべきだ」といっ

    た批判や嘲笑の対象になります。 ーこれは、自分たちの弱点から目をそらすためであ り、マネージャーや専門家が現状を維持するためのものです。 法則4. 法則1の影響により、本来の変化とは異なる変化になってしまい、仕事にあり つけなかったマネージャーや専門家がまだ残っていた場合、彼らは法則2.や3.を推し 進めながら変化を遂行するためのコーチやトレーナーになってしまいます。 法則5. 組織構造が文化を作ります。 16 なぜ組織は変われないのか ー クレイグ・ラーマンの法則
  4. 19