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シン・コラボレーション ~ワークショップで体感するコラボレーションの"深"化~

HIROAKI MATSUNAGA
April 13, 2022
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シン・コラボレーション ~ワークショップで体感するコラボレーションの"深"化~

アジャイルジャパン2017 講演資料

HIROAKI MATSUNAGA

April 13, 2022
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  1. 自己紹介 ー 松永広明 株式会社 豆蔵 シニアコンサルタント(2015年~) 1990年 株式会社安川電機  産業用インバータ事業に従事

    1997~2015年までソニー株式会社  デジタル携帯電話、デジタルイメージング事業などに従事 2011年ごろよりアジャイル開発を推進。 書籍  わかりやすいアジャイル開発の教科書(2012) レビュアー 資格:Scrum Alliance Certified Scrum Professional 講演:Scrum Gathering Tokyo 2016 ESEC2016, ET/IoT2016, など 松永広明
  2. 基本ルール  開発者3名で実施します。  3名全員が、ひとり一回ずつ付箋紙を動かすと、それで1ターンと します。  つまり、1ターンにひとり一回付箋を動かせます。  一回に動かせるのは、一列分だけです。

     1つのターンで同じ付箋紙を二回以上動かすことは出来ません。  スクラムマスターは、付箋紙に着手した(=工程1に入った)ター ン番号と、完了したターン番号を記入してください。  なので、忘れずにターンを数えてください。 9 2→7 着手ターン 番号 完了ターン 番号
  3. 演習1 進め方  付箋をバックログに10枚貼ってください。  10枚全部の付箋を順次工程1に移動させてください。  それが終わったら、10枚全部の付箋を順次工程2に移動させ てください。 

    それが終わったら、10枚全部の付箋を順次「完了」に移動さ せてください。  1ターンに移動出来る付箋は、一人一枚です。  スクラムマスターは、各ターンで「完了」になっていない付 箋の数を数えて、バーンダウンチャートを描いてください。 10
  4. 演習2 進め方  演習1の付箋を全部剥がして、新しい付箋をタスクボー ドにセットしてください。  バックログに付箋紙10枚。  今回は、工程1および工程2には、付箋紙を最大でそれ ぞれ2枚までしか置いてはいけません。

     それ以外は演習1と同様に進めます。  1ターンに動かせるのは、1列分だけです。  1つのターンで同じ付箋紙を二回以上動かすことは出来ません。 13
  5. サイクルタイムを短縮するには  リトルの法則の式を変形。 24 W = L / λ 処理能力

    (ベロシティ) サイクルタイム 仕掛り作業数 サイクルタイムを小さくするには、仕掛かり作業数を小さくするか 開発者の作業能力を上げるしかない。
  6. キャッシュフロー 28 20万 買主 100万 第1週 第2週 第3週 第4週 第5週

    翌月第1週 20万 20万 20万 20万 事業主 毎週20万円ずつ 支払います 買主 月末(4週後)にまとめて 100万支払います 商品代金は 100万円です 返済期限 銀行 40万 60万 80万 100万 25日までに50万 返済してください
  7. 価値のデリバリー 29 演習1 ウォーターフォール的 10 10 10 10 価値は最後に まとめて届ける

    価値は常時 継続的に届ける 演習2 アジャイル的 価値の高いもの から順次届ける この辺では何の 価値も生んでいない
  8. 予測性 30 演習1 ウォーターフォール的 10 10 10 10 演習2 アジャイル的

    テストも終わっていない ストーリーが大量にあるため、 終わるかどうか分からない。 ストーリー毎にテスト まで完了させているので、 終了が予測できる。 顧客にとってどっちが高い価値を生むのかを理解してもらうことが必要