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さあDX時代!アジャイルな組織への変革にどう取り組むべきか〜IBMの大規模アジャイルの取り組み〜

 さあDX時代!アジャイルな組織への変革にどう取り組むべきか〜IBMの大規模アジャイルの取り組み〜

Agile Japan 2018講演資料

HIROAKI MATSUNAGA

April 13, 2022
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Transcript

  1. © 2018 IBM Corporation 自己紹介 -松永広明- 現職 マネージング・コンサルタント 略歴 職歴:

    1990年ー1997年:株式会社 安川電機 1997年ー2015年:ソニー 株式会社 2015年ー2017年:株式会社 豆蔵 2017年11月 日本アイ・ビー・エム株式会社 入社 現在に至る 主な業務歴: 1990年4月より産業用インバーター事業を担当 1997年5月より携帯電話/デジタルイメージング事業を担当 2011年頃よりアジャイル開発の推進を開始 •デジタルカメラ関連製品開発におけるスクラムマスター 2015年10月よりアジャイルコーチ •半導体/センサーメーカーへのアジャイル開発導入を支援 •大手SIerのアジャイル変革支援 ほか その他・資格・書籍等 Scrum Alliance CSP-SM, CSP-PO, CSM, CSPO 「わかりやすいアジャイル開発の教科書」レビュワー 「Effective DevOps」レビュワー アジャイルジャパン 2017ほか、登壇多数 29
  2. © 2018 IBM Corporation DXって何? 「デジタルトランスフォーメーション」の略 トランスフォーメーション = 「変革」 「今のビジネスにITを活用する」のではなく、「ITを活用して新

    しいビジネスモデルを創造する」こと。 その価値を素早く継続的にデリバリーできる組織に変わること。 テクノロジー AI、IoT、モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウド、、、 3 変化の激しいIT社会において、新たな価値を 素速く継続的に提供できる組織に変革すること
  3. © 2018 IBM Corporation 7 アジャイル IoT AI ドローン VR/AR

    ロボティクス 開発 各種新技術 DXにおけるアジャイルの位置づけ
  4. © 2018 IBM Corporation DX時代の組織に必要なケイパビリティ 8 素早く頻繁に価値を届ける能力 継続的に価値を届ける能力 時間 価値

    価値を維持・向上 市場変化を 素速く取り込む 1週間~1ヶ月 変化しているのは、「価値」
  5. © 2018 IBM Corporation 11 要求 計画駆動 価値駆動 固定 見積もられる

    要求 リソース 日程 リソース 日程 見積もられる Dean Leffingwell:「アジャイルソフトウェア要求」(翔泳社) 値段勝負 技術力勝負 技術力
  6. © 2018 IBM Corporation 14 コンポーネントチームではWIPが増大しやすい Team A Team B

    Team C Comp.A Comp.B Comp.C Item 1 Item 2 Item 3 Item 4 System Backlog 出典:フィーチャーチーム入門(Craig Larman, Bas Vodde) コンポーネントチーム
  7. © 2018 IBM Corporation 17 事業部門 IT部門 元請SIer 下請SIer 孫請SIer

    ユーザー企業 ITベンダー 受託開発の構造的問題 伝言ゲーム、受発注感の隔絶、目的の不一致
  8. © 2018 IBM Corporation 19 アジャイル特区設立 特区の会社化 元会社への展開 従来ルールからの治外法権 技術力の向上

    自己組織化したチーム チームの永続化 承認マインドからの脱却 独自組織制度の構築 受託開発からの脱却 人事評価制度の構築 サブスクリプションによる高収益化 組織、ルール、文化なども 含めた形で元会社と統合 スモールスタートが大事 あるSIerの事例
  9. © 2018 IBM Corporation IBM 社内システム開発の場合 20 ドメイン 10以上 サブドメイン

    50以上 部隊(Tribe) 250以上 ギルド(Guild) 不明 分隊(Squad) 1500以上 拠点 Globalで30ヶ国以上