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AI時代にエンジニアはどうなっていくのか
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hirykawa
July 03, 2026
Technology
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AI時代にエンジニアはどうなっていくのか
hirykawa
July 03, 2026
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Transcript
AI時代にエンジニアはどうなっていくのか 開発現場で何が起き、エンジニアの役割がどう変わるのか Contrea VPoP/VPoE 川⼝ ⾶⿓
⾃⼰紹介 基本情報 • Contrea株式会社 VPoE/VPoP • X: @hirykawa • 趣味:
サウナ‧サッカー‧居酒屋 経歴 • 2016 - 2019 医療画像システム 起業 • 2019 - 2022 Yahoo!Japanエンジニア • 2022 - Contrea 現職
© Contrea, inc. 医患連携システム 医療者と患者間のやり取りを整流化し、両者が向き合える時間を最⼤化する。 結果として、患者さんの医療体験も向上し「安⼼‧納得」して治療に臨める世界を届けるのがMediOSです。
© Contrea, inc. 動画説明 電⼦同意書 アナムネ/問診票 メッセージ機能 4 「MediOS」とは? 事業・プロダクト
MediOS MediOSは医療者と患者さんとの コミュニケーション上のやり取りを 整流化するサービスです。 主な機能
今⽇話すこと ‧ツールやTipsの話はあまり出てきません ‧3年間のAI開発を経て今後のエンジニアチームの想定を話します ※ Web系SaaSプロダクトを前提とした話です。
AI駆動開発でのこれまで 2023年: Github Copilot 2024年: Cursor / Devin 2025年: Claude
Code/Github Action Claude, Code Rabbit/GreptileなどAIレ ビューツールの導⼊,CLAUDE.md,Skillsの整備 2026年: スクラム体制の変化,E2Eガードレールのテスト → まぁでも/goalコマンドなど、⾃律性の⾼いモデルと⾼トークンで常に細かい ナレッジを上書されているのに⾷らいつきながら開発を進めている
⼀⽅で疲弊感や伸びづらさも出てきている 設計も実装も調査も早くなっている ただ、歪みが出始めているのも確か 認知負荷を超えたリリースによる不具合件数の増加、プロダクト開発速度の伸び な悩み、外部圧⼒が増しゴチャついていく機能数など、徐々に全体としての成果 が伸びづらくなってきている
何が問題か 1. 役割バランス 2. 意思決定スタック
役割バランス-開発組織に必要な3つの役割 ① 課題を決める⼈:何を解くべきかを決める ② AIで速く届ける⼈:価値を⾼速に形にする ③ 品質とチームの進化を守る⼈:壊れない状態を保つ ここのバランスがとれてることが超重要 バランスが悪いとプロダクトサイクルとして⾮効率になっていく
役割バランス-変わったのは「⽐率」 もともと組織は実装コストが⾼いため ②「作る⼈」が圧倒的多数だった ②の⽣産性が上がると、①の課題選定と③の品質‧持続性の薄さが表⾯化する このバランスが崩れるとプロダクト開発は途端にやりづらくなる →レビューが追いつかない偏る‧機能がごちゃつく‧チーム問題が積み上がる
意思決定のスタック AIにより1⼈のできること判断できることが増幅し、複数⼈で意思決定をする必要 性が少なくなった。 むしろ複数⼈いることにより、意思決定プロセスが重くなっていく。 → チームを分割し、それぞれで意思決定できるようになることが重要に。 ⼀⽅でチームを分割しすぎることはプロダクトの局所最適を招き、全体最適のコ ストが増える問題がある。
意思決定スタック-ビジネス粒度での分割 局所最適でも困らない粒度での分割の重要さが増している チームの数は、しばらく変わらないビジネスKPIの数まで → 結局チームはそんなにたくさん作れない → 最⼩のチームでいることは意識したい
⼩ユニット制‧役割の⾼度化 ① ③ ② ② ② ① ② ③ ①
② ③
エンジニアが進化していく必要性 ① 課題を決める⼈ 「作る側から課題を決める側へ移りたい」というエンジニアは増えている ただ、課題を決め、プロダクトを進めるのは実はかなり難しい。 コードが書けるようになったように、課題を決めるスキルを⾝につけられるだろうと思うけどそんな簡単 ではない。 現場の痛みを知っているか、「作りたい」強い欲求がある⼈でないと関⼼が続かない。
エンジニアが進化していく必要性 ② AIで速く届ける⼈ とにかく開発⼒が⾼い状態というのも⼤変で、今のAIコーディングの進化を考えると⻘天井。 認知負荷の限界を攻めるので体⼒勝負になっていくし、変化の超激しい新しい技術や概念を常に追い続け る必要がある。 ここに飽きが来ずに続けられるというのも以外と少数となって⾏く。 単純なコーディングの楽しさのさらなる先に関⼼があるかどうかが重要。
エンジニアが進化していく必要性 ③ 品質とチームの進化を守る⼈ 要するに今までのシニアに求められてきた役割。 ⼤局観‧対⼈スキルなど開発外の経験や、他社事例を積極的に引っ張ってきて、チームに還元することが できる、常に新しい視点をチームに与えれることが重要である。 単純に開発を続けていれば到達できる物でもないので、⽇々の開発と並⾏して揉まれながら⾝につけてい く必要がある。
エンジニアはどこから⽣まれる? ②AIで速く届ける⼈と③品質とチームの進化を守る⼈は、⼀定エンジニアの延⻑ 線上にあり、キャリアの中で⽣まれやすい ①課題を決める⼈、は意識的に⾃分を拡張しないと到達できない。 チャレンジし続ける必要あり。
事例:社内新規プロダクト開発の事例 いままで:PdMがヒアリング → 整理 → エンジニアが実装 今回:困っている本⼈をドメインエキスパートとして、②AIで速く届ける⼈と③ 品質とチームの進化を守る⼈、の役割できるエンジニア2名をつけた 痛みを体で知っているから、課題の選び⽅がシャープ=最短距離でリリースに辿 り着けた。
弱点(構造化、データモデリング)はAI学習+シニアのガードレールで補完 → 約3ヶ⽉でリリース
事例:社内新規プロダクト開発の事例 本⼈にエンジニア適正があったため、1stリリース後にエンジニアにジョブチェンジを打診 AIを⽤いて⼩さな開発から⾃分が作りたい機能に必要な技術を最速最短でキャッチアップ →AIと努⼒があれば、⾃分の能⼒を拡張し続けられる ⾮機能要件をサポートできる③のエンジニアがチームにいることが条件 今では業務委託エンジニアとチームを組んでプロダクト開発サイクルを回す →今後のエンジニア育成の⼀つのパターンになっていく可能性
まとめ プロダクト開発において、エンジニアの役割の変化は必要。 少⼈数ユニットで、課題を決める⼈‧AIで素早く開発する⼈‧品質とチームを守る⼈の⼈数 ⽐が均等に近づいていく。 課題を決める⼈はドメインエキスパートを迎えるのも選択肢の⼀つ、素早く開発と品質と チームを守るは今のエンジニアが進化して⾏く必要あり。 どの役割でいくか。⾃分⾃⾝がサステナブルに関⼼を持てる領域を探し、進化して⾏くしか ない! もちろんContreaには全ての道へのチャレンジがあります!
ご清聴ありがとうございました!