大規模言語モデル(LLM)の学習は、膨大な計算資源を長期間にわたり連続稼働させる必要があり、ハードウェア、特にGPUの予期せぬ不具合や障害への対策が極めて重要な課題となります。さくらインターネットでは、SIP第3期の医療LLMプロジェクトやNEDOプロジェクトといった国の先端研究開発と連携し、戦略的なHPCクラスターのマネージドサービス「さくらONE」を展開してきました。本講演では、さくらONEの開発に至った経緯と政府の次世代HPC戦略における役割を紐解くとともに、LLM開発のボトルネックとなる「長時間学習プロセス中のGPU障害」に対して、迅速な切り離し・ジョブの継続遂行に対応しているのか、その具体的な運用と計算基盤戦略について解説します。