2021年10月13日、MIDAS TECH STUDYで登壇した際の資料です。
1マルチプロダクト x 強いSaaSへの挑戦と必要なプロダクトマネジメントのカタチ株式会社プレイド 棚橋寛⽂ɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc. 2020.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹ
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22021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.⾃⼰紹介棚橋 寛⽂Hirofumi Tanahashi twitter : @htana117• 執⾏役員 / VP of Product• 楽天 → ビズリーチ → プレイド• アプリ版KARTE、KARTE Blocksの⽴ち上げと事業化• 全体のプロダクトプランや組織づくり
ɹɹʛɹɹ© 2019 PLAID Inc. 3株式会社プレイドについて2021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.株式会社プレイド東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F設⽴:2011年10⽉従業員:210名
42021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.ミッションデータによって⼈の価値を最⼤化するOUR MISSION
52021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.
62021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.アジェンダ1. マルチプロダクトx 強いSaasへの挑戦2. プロダクト戦略 x 事業フェーズによる必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ3. まとめ
72021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.アジェンダ1. マルチプロダクトx 強いSaasへの挑戦2. プロダクト戦略 x 事業フェーズによる必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ3. まとめ
82021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦2VBMUSJDT*10c4#SFBLEPXOIUUQTXXXNFSJUFDIDBQJUBMDPNCMPHRVBMUSJDTJQPTCSFBLEPXOマルチプロダクト x 強いSaasとは?
92021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦1. Churnを低く抑えられている2. UpSell/CrossSellがある3. 複数のエントリーポイントがあるマルチプロダクト x 強いSaasとは?Negative Churnを獲得し、NRRを⾼い⽔準でキープできるSaas
102021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦プレイドのプロダクト(2020年)Web/Appの⾏動データからユーザーを理解するための機能性と、ユーザーごとに最適なアクションを配信するための機能性がセットになった、All in OneなプロダクトCX PlatformChurnは頑張っている!Upsell/CrossSellが⽣まれやすい構造、複数のエントリーポイント、うーん。。。
112021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦2020年3⽉、プロダクトの構造改⾰を⾏うプロジェクト「Product Transformation」が発⾜強いSaas化に向けた聖域なき構造改⾰がはじまる強いSaasになるための⼀歩⽬
122021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦1. プロダクトの分離と共通機能系の分離(アカウント、組織管理、決済周り等)。SalesforceベースのSales Led Growth提供モデルに加え、StripeベースのProductLed Growth提供モデルを⽤意2. コスト構造の整理と共通ロジック化。Product/Functionを組み合わせて様々なPackageをシミュレーションできるフォーマットを⽤意3. サービスサイトでの構造整理とメッセージングの再定義強いSaasになるための⼀歩⽬
132021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦プロダクトの分離と共通機能系の分離(アカウント、組織管理、決済周り等)。SalesforceベースのSales Led Growth提供モデルに加え、StripeベースのProduct Led Growth提供モデルの⽤意強いSaasになるための⼀歩⽬(1)OrganizationAccountProjectLimitAlertInsight共通機能 プロダクトActionBlocksMessageTalk顧客データ管理/⽀払い• オンラインサインアップ• クレカ決済• 年契約/⽉契約• ⾒積発⾏/フォーム申し込み• 請求書⽀払い• 年契約X X
142021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦強いSaasになるための⼀歩⽬(1)Product Led Growthモデルでの最初のチャレンジが、9/14に正式リリースした「KARTE Blocks」
152021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦コスト構造の整理と共通ロジック化。Product/Functionを組み合わせて様々なPackageをシミュレーションできるフォーマットを⽤意Sample強いSaasになるための⼀歩⽬(2)
162021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦強いSaasになるための⼀歩⽬(3)サービスサイトでの構造整理とメッセージングの再定義
172021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.マルチプロダクト x 強いSaasへの挑戦プロダクトを分離し、オーナーシップも分離。複数プロダクトをパラレルに開発・提供できる基盤と構造をつくる。単⼀プロダクトで利⽤でき、組み合わせてさらに価値を発揮するプロダクト群へ進化(の途中)• KARTEのプロダクト群として、Insight, Action, Talk, Message, Blocks, Datahub, App• 加えて、QualtDataという新しいブランドのプロダクトもリリース• 他にもSeedフェーズのプロダクトが複数開発進⾏中マルチプロダクトx 強いSaasへの道のりは⻑い。まだ序盤です。プレイドのプロダクト群(2021年10⽉現在)
182021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.アジェンダ1. マルチプロダクトx 強いSaasへの挑戦2. プロダクト戦略 x 事業フェーズによる必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ3. まとめ
192021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチSaasのプロダクトマネジメントにおいての重要な要素は、プロダクト戦略や事業フェーズによっても異なる(もちろん共通項もある)
202021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ
212021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ
222021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ• プロダクトビジョン、アプローチ⽅法、検証ポイント、検証ステップを明確にし、チーム全員の⽬線を常時合わせておく• 顧客をセグメントし、ターゲット・ペイン・ゲイン・メッセージを整理。チーム全員で共通認識を持つ• 仮説検証と学習が最優先。アジリティ⾼く動けるように関係各所と調整しておく• PLGではProductとMarketingとCustomer Touchは⼀体。全員がマーケティング視点で考えるProduct Led Growth x 0→1フェーズで重要なこと
232021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチProduct Led Growth x 0→1フェーズで重要なこと思考の整理をドキュメント化。事あるごとにチームでここに⽴ち返って会話する。インプットと学習が進む中でどんどんアップデートしていく。
242021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチInsight/Action
252021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチSales Led Growth x 10→100フェーズで重要なこと• 既存ユーザーのペインポイントやユースケースの理解 (定性・定量)• 新機能や新たなユースケースのビジネス組織へのエンハンスメント (パワーが必要)• 顧客の変化と競争環境の変化を捉え続ける(フェーズが変わると顧客が変わる、時間が経つと競争環境が変わる、PMFは何度も必要)• 短期のインパクトと⻑期のインパクトのバランス (⾜元のペインポイントと、先のビジョン)まさに今⾃分たちがぶつかっている課題。ここを⼀緒にチャレンジできる仲間を募集中
262021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチSales Led Growth x 10→100フェーズで重要なことさらに要素分解・整理を⾏い、必要な要素がカバーされていてかつスケーラブルな状態を⽬指す動きが必要になる、かも?(ここのチャレンジはこれから)
272021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.アジェンダ1. マルチプロダクトx 強いSaasへの挑戦2. プロダクト戦略 x 事業フェーズによる必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ3. まとめ
282021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.まとめ• マルチプロダクト x 強いSaasになるために• Churnを低く抑え、UpSell/CrossSellがあり、複数のエントリーポイントがある• プロダクト、オーナーシップを分離し、複数プロダクトをパラレルに開発・提供できる基盤と構造をつくる。単⼀プロダクトで利⽤でき、組み合わせてさらに価値を発揮するプロダクト群へ進化(の途中)• 必要な体制とプロダクトマネジメントのカタチ• プロダクト戦略(SLG/PLG)や事業フェーズ(0->1/10->100)によっても異なる• PLG x 0->1では、プロダクトビジョン・アプローチ・検証ポイントやターゲット・ペイン・ゲインを明確にしチームで共通認識を持つこと、全員がマーケティング視点で考えることが重要• SLG x 10->100では、既存ユーザーのペインポイント・ユースケースの理解や新機能のビジネス組織へのエンハンスメントが重要。また、顧客の変化と競争環境の変化を捉え続けること、短期と⻑期のインパクトの間でバランスをとることが重要
292021.10.13ɹɹʛɹɹMIDAS TECH STUDY #3ɹɹʛɹɹɹʛɹɹ© 2021 PLAID Inc.まとめ最後に:プレイドでプロダクトマネジメントやりませんか?Insight• 価値提供できるマーケットも広がり、プロダクト戦略(PLG/SLG)や事業フェーズ(0>1/10>100)も様々• マルチプロダクト化 x 強いSaasと、それを実現する強い組織づくりはまだ始まったばかり• ⾊々なものが決まってなくて余⽩だらけ。あるべきを考えるところから⼀緒にできる仲間を募集中!!ActionMessageTalk BlocksDatahubQualtDataNew Product New Productプレイド採⽤情報 @htana117https://recruit.plaid.co.jp/ ご興味ある⽅気軽にDMください!App全プロダクトで募集中!!
ご清聴ありがとうございました😁