Red Hat, Inc. が開発するディストリビューション • 特徴 ◦ 企業による開発 ◦ 前身である「Red Hat Linux」を含むと、1994年から続く老舗 ◦ 長期間(10年)のアップデート及びサポート ◦ 他ディストリビューションと比べると、収録したソフトウェアに枯れたバージョンを採用する傾向 ◦ アップストリーム・ファースト ▪ RHELに含まれる修正はアップストリームで修正されてからバックポートとして入る ▪ Red Hat は アップストリームで活動する多数のOSS開発者を雇用 • RHELを使用するには有償のサブスクリプションが必要 Red Hat Enterprise Linuxとは
Linuxディストリビューション と Red Hat の簡易的な歴史 Red Hat Enterprise Linuxとは 1991年 Linus Torvalds が Usenet のニュースグループに Linux カーネルの初期バージョンを投稿 1992年〜1993年 Yggdrasil というプロジェクトが始まり、出自の異なるソフトウェアを集めインストールできるように設定した配布物がディストリ ビューションとして流行り始める Debian, SUSE, Slackware などの他の著名なディストリビューションもこのころにスタート 1994年 Red Hat 社の創業者の一人、Marc Ewing氏が Red Hat Linux 1.0 をリリース 1995年 Bob Young 氏とMarc Ewing氏、Red Hat Software を創業 2001年 無償でも利用できる「Red Hat Linux」から、有償のサブスクリプションが必要な「 Red Hat Enterprise Linux」へディストリビュー ションのビジネスを方向転換 2012年 オープンソースソフトウェアの企業として、 Red Hat が初めての10億ドル企業に 2018年 Red Hat 社、IBMにより買収される
CentOS Project が開発する、RHELの公開されたソースコードをベースにしたダウンストリーム ディストリビューション[1] ◦ 本来、独立したコミュニティによるRHELのリビルド ◦ リビルドする前に Red Hat商標は debrand と呼ばれる作業により除去される ▪ こういった作業がされるため、すべての面において同等というわけではなく、公的にはクローンではない。 [2] • 簡易的な歴史 CentOS Linux とは [1]: https://www.miraclelinux.com/tech-blog/what_is_upstream_and_downstream [2]: >”CentOS Linux is NOT a clone of Red Hat® Enterprise Linux. “ https://wiki.centos.org/FAQ/General#What_is_CentOS.27s_relationship_with_Red_Hat.2BAK4.2C_Inc._or_RHEL.3F 2001年〜2003年 Red Hat は無償でも利用できる「 Red Hat Linux」から、有償のサブスクリプションが必要な「 Red Hat Enterprise Linux」へビジネスを方向転換 2003年〜2006年 「Red Hat Linux」の終了をきっかけとして、 CentOS Project の 前身となる cAos Linux Project がスタート 当時、雇用主のために すでにRHELをリビルドしていた Rocky McGoughd氏 や Tao Linux などの他のリビルドプロジェクトも CentOS Project へ合流 2014年 1月 Red Hat から支援を受けることを発表 2019年 9月 CentOS Linux 8 のリリースと同時に、 RHEL と Fedora の中間に立つディストリビューションとして CentOS Stream 8 をリリース 2020年12月 CentOS Stream へ開発をフォーカスするため、 RHEL のリビルドである CentOS Linux はクローズをアナウンスし、 8系の End-of-Life を2021年12月31日へ前倒しで 変更 2021年12月〜 CentOS Linux 8 は EoL により、メンテナンス終了予定 CentOS Project は、CentOS Stream を開発するプロジェクトとして継続