「たかが文字」と侮るなかれ。ゲームのローカライズにおいて、フォントは作品の雰囲気やプレイヤーの体験を決定づける重要な要素です。
不適切なフォントは、文字化けや読みづらさを引き起こし、翻訳の品質そのものを損なう原因にもなりかねません。特に、開発者が馴染みのない言語のフォント品質を判断するのは困難です。
このプレゼンテーションでは、ゲーム翻訳者が知っておくべきフォントの基礎知識から、具体的な実装方法、ライセンスやアクセシビリティ(UDフォント)といった専門的なトピックまで、ローカライズの現場で役立つ実践的な情報を凝縮してお届けします。
こんな方におすすめです
ゲーム翻訳者、および翻訳者を目指す方
ローカライズに関わるプロジェクトマネージャーやQA担当者
海外展開を考えるインディーゲーム開発者
ゲームのUI/UXデザインに興味がある方
この資料で学べること
フォントの基礎: 明朝体・ゴシック体などの書体が与える印象の違いから、アウトラインフォントとビットマップフォントの技術的な差までを解説します。
ゲームへの実装方法: フォントをゲームに組み込む具体的な手法や、動作を軽くするための「サブセット化」について紹介します。
ローカライズ特有の問題: 日本語環境で起こりがちな「中華フォント問題」や、文字が表示されない「豆腐」の発生原因と、その対策を学びます。
フォントの選び方: ゲームの世界観を壊さず、かつ読みやすいフォントを選ぶための基準や、SIL Open Font Licenseなどのライセンスに関する注意点を説明します。
アクセシビリティとUDフォント: 2024年4月に改正された障害者差別解消法に触れつつ、誰もが見やすい「UD(ユニバーサルデザイン)フォント」の重要性と特徴を紹介します。