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AWSを9年触ってきて経験した落とし穴、ハマったポイント

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September 05, 2025
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 AWSを9年触ってきて経験した落とし穴、ハマったポイント

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September 05, 2025
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  1. 0.自己紹介 2 ◼ アイレット株式会社 クラウドインテグレーション事業部 池田 雅彦( @kiwi_clp ) •

    ユーザ系SIerで11年オンプレミスを中心としたインフラエンジニアとして活動 • アイレット歴3年 VMware Cloud on AWSやNutanix Clusters on AWSなどマイグレーション案件などを担当 • 好きなAWSサービス[VMware Cloud on AWS/Direct Connect/Application Migration Service] • Japan AWS Top Engineers Network 2023
  2. 6.EBSのディスクタイプは最適なタイプを選択する 8 ・IOPS/スループット要件が低くgp3/gp2などのSSDが不要であれば安価なHDDタイプを選択する。 ・スループットが必要な場合、gp2よりスループット最適化ボリュームのst1が適切となる。 要件によっては標準のgp3またはgp2のタイプだとオーバスペックになる https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-volume-types.html https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ebs-volume-types.html AWS公式ドキュメント Amazon EBS

    ボリュームの種類 ボリュームタイプ 価格/1GB IOPS スループット 汎用SSD gp3 $0.096/GB 1IOPS $0.006 1MBスループット $0.048 標準3,000IOPS 追加料金で最大16,000IOPS 標準125MB/s 追加料金で最大1,000MB 汎用SSD gp2 $0.142/GB 100IOPS〜16,000IOPS 33.33GiB以上は1GBあたり3IOPSが 割り当て 128MiB/s〜250MiB/s 170GiB以上の割り当てで250MiB/s ま でバースト 334GiB以上で250MiB/s スループット最適化HDD St1 $0.054/GB 最大500IOPS ※容量で変動 最大500MiB/s ※容量で変動 Cold HDD Sc1 $0.018/GB 最大250IOPS ※容量で変動 最大250MiB/s ※容量で変動
  3. 12.大きなインスタンスサイズのEC2が起動出来ない 14 ・「RunInstances オペレーションを呼び出すときにエラー (InsufficientInstanceCapacity) が発生し ました (最大リトライ回数: 4 に達しました)。現在、リクエストされたアベイラビリティーゾーンには

    十分な容量がありません。」というエラーで起動が出来ない事象。 ・特殊なインスタンス、サイズのでかいインスタンスを使っている際に発生する問題。 起動を行うAZでキャパシティ不足でEC2を起動できない https://repost.aws/ja/knowledge-center/ec2-insufficient-capacity-errors https://repost.aws/ja/knowledge-center/ec2-insufficient-capacity-errors AWSre:Post EC2 インスタンスの開始時または起動時の InsufficientInstanceCapacity エラーをトラブルシューティングする方法を教えてください ▪対策 ・オンデマンドキャパシティ予約を作成しておく。 ・インスタンスタイプを変更して再度起動を行う。 ・ゾーンRIを事前に購入しておく。
  4. 14.AWSアカウント毎にAZ IDが変動する 16 ・AZ ID違いでVPC Peeringを接続するとAZ間通信料が発生する。 ・AZ障害が発生した際にap-northeast-1aだけど影響がない、影響があるアカウントに別れる。 アカウント跨ぎで1a同士接続しても実はAZ IDが違うことがある https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ram/latest/userguide/working-with-az-ids.html

    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ram/latest/userguide/working-with-az-ids.html AWS公式ドキュメント AWS リソースのアベイラビリティーゾーン ID ▪対策 ・AWSアカウント開設時にAZ-IDがゾーンに割り当てられるため変更は不可 確認方法は[EC2]→[サービス状態]から確認が可能
  5. 15.Amazon Linux 2023にTeratermからSSH接続出来ない 17 ・TeraTerm4.0ではrsa-sha2-256、rsa-sha2-512が利用できないため。 Amazon Linux 2023はSSH-RSA署名が無効化されている https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/linux/al2023/ug/ssh-host-keys-disabled.html https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/linux/al2023/ug/ssh-host-keys-disabled.html

    AWS公式ドキュメントデフォルトの SSH サーバー設定 ▪対策 ・EC2側でSSH-RSA署名を有効化する。 →有効化は推奨されていない。 ・TeraTerm5.0を利用する。 ・Tera Term 4.107以降のバージョンを利用する。
  6. 16.SQL Server on EC2はSQL ServerはCドライブにインストールされている 18 ・SQL Server on EC2のAMIから立ち上げるとCドライブにプログラムとデータベースが作成されている。

    Dドライブなど別のドライブに変更する場合はサーバのCドライブに同封されているインストール ファイルからインストールし直しが可能。 格納場所は「C:¥SQLServerSetup」 ※以前はサポートにメディアの提供をリクエストする必要がありました。 ・日本語済みイメージは「Windows_Server-2019-Japanese-Full-SQL」などで検索 Dドライブに変更する場合は再インストールが必要 https://docs.aws.amazon.com/sql-server-ec2/latest/userguide/sql-server-on-ec2-amis.html https://docs.aws.amazon.com/sql-server-ec2/latest/userguide/sql-server-on-ec2-amis.html AWS公式ドキュメントデフォルト Find a SQL Server license-included AMI
  7. 17.Windowsインプレースアップグレードを実行すると操作不能に 19 ・アップグレード時にエディションを変更してプロファイルが変更になる。 ・日本語OSに英語OSイメージでアップグレードするとプロファイル変更になる。 コンソール画面を確認するとプロファイルの変更画面で止まっていた https://repost.aws/ja/knowledge-center/ec2-windows-in-place-upgrade https://repost.aws/ja/knowledge-center/ec2-windows-in-place-upgrade AWS re:Post EC2

    Windows インスタンスのインプレースアップグレードを実行する方法を教えてください。 ▪対策 ・Microsoft、AWSのドキュメントを確認してアップグレード要件を満たす。 ・アップグレード失敗に備えてAMIの取得を行っておく。 ・事前に複製したEC2でアップグレード検証を行う。