$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
データ分析におけるより良いコードの書き方
Search
いそひまかん
August 08, 2024
Programming
0
58
データ分析におけるより良いコードの書き方
8月8日(木)に開催したDS集会で発表したスライドです。
いそひまかん
August 08, 2024
Tweet
Share
More Decks by いそひまかん
See All by いそひまかん
大阪万博、いつ行けばいいの?
isohimakan
0
26
洋書で輪読会をした話
isohimakan
0
440
勉強会のすすめ
isohimakan
0
350
データを整理する技術
isohimakan
0
85
【数式を恐れない】文系からの統計検定2級合格法
isohimakan
0
61
Other Decks in Programming
See All in Programming
手軽に積ん読を増やすには?/読みたい本と付き合うには?
o0h
PRO
1
160
AIエンジニアリングのご紹介 / Introduction to AI Engineering
rkaga
4
1.4k
FluorTracer / RayTracingCamp11
kugimasa
0
200
ゲームの物理 剛体編
fadis
0
280
AIコーディングエージェント(Gemini)
kondai24
0
180
モデル駆動設計をやってみようワークショップ開催報告(Modeling Forum2025) / model driven design workshop report
haru860
0
230
Rediscover the Console - SymfonyCon Amsterdam 2025
chalasr
2
150
C-Shared Buildで突破するAI Agent バックテストの壁
po3rin
0
360
CSC305 Lecture 17
javiergs
PRO
0
300
Full-Cycle Reactivity in Angular: SignalStore mit Signal Forms und Resources
manfredsteyer
PRO
0
190
宅宅自以為的浪漫:跟 AI 一起為自己辦的研討會寫一個售票系統
eddie
0
480
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
0
470
Featured
See All Featured
Done Done
chrislema
186
16k
Designing for humans not robots
tammielis
254
26k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
54
7.9k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.8k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
990
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
253
22k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
120
20k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.8k
BBQ
matthewcrist
89
9.9k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
Transcript
Copyright 2024 @Isokan_DD データ分析におけるより良いコードの書き方 Made by いそひまかん 2024/08/08
2 Copyright 2023 @Isokan_DD 2 Copyright 2023 @Isokan_DD はじめに ⽬的
- より分かりやすく、理解しやすいコードを書く重要性と意識を芽⽣えさせる 対象者 - データサイエンスに興味ある初学者、学⽣ - 駆け出しのアナリスト、DS このLTで取り扱わないもの - パフォーマンス向上の観点からのコーディング 注意 現時点での考えのまとめであり、ベストプラクティスではありません。 より良い実践⽅法があれば、学ばさせていただきたいと思います。
3 Copyright 2023 @Isokan_DD 3 Copyright 2023 @Isokan_DD ⾃⼰紹介 •
VRCでは ‧DS集会運営主催 ‧たまにLT登壇します • 普段のお仕事 ‧データサイエンティスト/WEBエンジニア ‧通販/⾦融業界向けへのデータ解析 ‧機械学習系プロダクト開発 • 趣味 ‧ご飯巡り/飯テロ ‧ホラーワールド巡り おつきみ / Otsukimi ©HYPERSPACE ©GBXD
4 Copyright 2023 @Isokan_DD 4 Copyright 2023 @Isokan_DD こんな悩みを経験した事はありませんか?
- コードが汚くて、何をしたか分からない(理解に時間がかかる) - しばらくぶりにnotebookを実行したら動かない - 引継ぎで苦労
5 Copyright 2023 @Isokan_DD 5 Copyright 2023 @Isokan_DD 本当にあった大変だった話
- 半年毎に報告する定期の分析タスクで弊害が - 1回目は保守性よりも示唆だしやスピード優先で解析 - 分析コードもデータも整理されていなかった - 2回目の案件で3か月間の納期でコードや集計条件の解読に1か月もか けてしまった - 引継ぎするもドキュメントの整理で手間取る事に… - 1からやり直した方が早かったのでは?
6 Copyright 2023 @Isokan_DD 6 Copyright 2023 @Isokan_DD 背景 -
保守性を意識した分かりやすいコードを書く事は、以下の背景がある分析業 務において優先度を上げにくい - 再利用性より分析からのスピード優先 - データ探索や分析要件の再利用する機会がない - そんな時、ある記事を発見 - オブジェクト指向に学ぶデータサイエンスのコーディング術 出所:オブジェクト指向に学ぶデータサイエンスのコーディング術 (https://zenn.dev/zenkigen_tech/articles/f15988969d9c3f)
7 Copyright 2023 @Isokan_DD 7 Copyright 2023 @Isokan_DD 背景 -
分かりやすいコード書く方法として挙げられる「リーダブル・コード」 - 全てを取り入れることは難しいが、初心者でも取り入れやすいノウハウがある - 今回は個人的におすすめできるノウハウを紹介する 出所:amazonから(https://x.gd/34PHs)
8 Copyright 2023 @Isokan_DD 8 Copyright 2023 @Isokan_DD - コード実行時に影響を与えないが、入出力に期待される型を把握する目的で
有効 1.型を適用する
9 Copyright 2023 @Isokan_DD 9 Copyright 2023 @Isokan_DD どんなデータが入るか分からない分析 業務では、ソフトウェア開発と比べて型
の恩恵は限定的 1.型を適用する
10 Copyright 2023 @Isokan_DD 10 Copyright 2023 @Isokan_DD コメントを書くことは実現したい要件の整理につながる 実現したい分析内容を説明するように簡潔にコメントを書くことで、
- 分析要件の見落としが見つかる - 上手く書けない(説明できない)時は詳細が明確になっていない - 集計条件が雑 - 異常系の考慮漏れ 2. コメントを書く
11 Copyright 2023 @Isokan_DD 11 Copyright 2023 @Isokan_DD 書くべきでないコメント
- コードを読めばすぐわかる内容 - 代名詞が含まれている 書くべきコメント - コードの意図 - 全体像が分かるもの 2. コメントを書く
12 Copyright 2023 @Isokan_DD 12 Copyright 2023 @Isokan_DD - 単体テストを書く
- カバレッジ100%を目指すのではなく、 入力に対して100%動くか怪しい部分に導入す る - 慣れたらpytestなどのテストツールを導入する もあり - フォルダの構成を整理する その他
13 Copyright 2023 @Isokan_DD 13 Copyright 2023 @Isokan_DD 参考文献 -
Dustin Boswell, Trevor Foucher,リーダブルコード, オライリー・ジャ パン - オブジェクト指向に学ぶデータサイエンスのコーディング術 (https://zenn.dev/zenkigen_tech/articles/f15988969d9c3f) - 高橋威知郎, 白石卓也, 清水景絵, データサイエンティストの秘密ノー ト, SBクリエイティブ
Copyright 2023 @Isokan_DD ご清聴ありがとうございました