#eof2019 1メルペイのエンジニアリング組織の変化と目指すチーム像メルペイ 石川 直樹 Engineering Manager (iOS)
View Slide
#eof2019 2Agenda1 自己紹介2 メルペイ EM 業務内容と権限・責任3 実際の変化と1年の振り返り4 目指すチーム像
#eof2019 3Agenda1 自己紹介2 メルペイ EM 業務内容と権限・責任3 実際の変化と1年の振り返り4 目指すチーム像
#eof2019 4@jarinosukeMerpay, Inc.└ Engineering Manager(iOS) 石川 直樹
#eof2019 5入社後の経歴2016/05入社メルカリを担当2017/7メルカリ を担当2018/02メルペイへ異動、開発に着手2019/02メルペイをリリース
#eof2019 6Agenda1 自己紹介2 メルペイ EM 業務内容と権限・責任3 実際の変化と1年の振り返り4 目指すチーム像
#eof2019 7メルペイ EM 業務内容と権限・責任02
#eof2019 8PM-TL-EM 体制イメージProject 1 Project 2 Project 3プロダクト軸Backend 1Backend 2iOSAndroid職能軸PM PM PMTLTLEMEMEMEMTL
#eof2019 9Engineering Manager (EM)● 主な役割○ 強いエンジニアチームを作り育てる○ イノベーションを起こすための環境構築や、クリエイティブな発想を生む文化醸成○ メンバーのモチベーションマネジメント、キャリア構築支援○ 全社目線で複数のプロジェクトを俯瞰的に見ながらのアサイン○ 実装技術の選定、技術ディレクション○ 人事考課、チームビルディング、部門間調整、進捗管理など● 思考軸○ Who (だれが働くのか)○ Where (Who がどのチームに所属するのか)○ How (Who を Where で、どのやってパフォームさせるか)
#eof2019 10EM のタスク
#eof2019 11Agenda1 自己紹介2 メルペイ EM 業務内容と権限・責任3 実際の変化と1年の振り返り4 目指すチーム像
#eof2019 12実際の変化と1年の振り返り03
#eof2019 131年の実際の変化と振り返りヒト 事業 自身の役割
#eof2019 14● 変化○ メンバー人数■ 3 => 12 ( +11 -2 )○ 第一言語割合■ : 100% => : 60% : 20% : 10% : 10%● 振り返り○ HRチーム協力のもと、海外エンジニアの採用比率 ↗○ Team MTG の speaking language を / で週毎に切替○ GitHub/Slack/Wiki などの writing language は基本的に 1年の実際の変化と振り返り - ヒト
#eof2019 15● 変化○ 初期リリース前■ 初期リリースだけでなく後続リリースの並行開発○ 初期リリース数カ月後■ 技術負債・組織負債の返済の優先度↗● 振り返り○ 巨大なリリース に関して Mobile EM も PjM に積極的に関与○ 組織状態の可視化とモニタリングの重要性を再認識■ eNPS の計測とシューティング1年の実際の変化と振り返り - 事業
#eof2019 16● 変化○ SWE => EM gradually■ 初期リリースまでは結構コードも書いていた○ 自分がいるせいでチームがスケールしない問題■ ドメイン知識の固定化■ コミュニケーションの窓口● 振り返り○ iOS チームのスループットを最大化することが第一■ そのためのボトルネックを見つけることに専念できるように● 積極的に PJ 毎に iOS Tech Lead アサイン■ The Engineer/Manager’s Pendulum 日本語訳○ 育休(2.5ヶ月)取ったがチームは順調にワークした1年の実際の変化と振り返り - 自身の役割
#eof2019 17Agenda1 自己紹介2 メルペイ EM 業務内容と権限・責任3 実際の変化と1年の振り返り4 目指すチーム像
#eof2019 18目指すチーム像04
#eof2019 19自律して行動でき、スケール可能なチームAutonomous and scalable self-driven team
#eof2019 20自律して行動でき、スケール可能なチーム1 All for One (ONE TEAM )2 HRT (Humility(謙虚),Respect(尊敬),Trust(信頼))3 MO(Margin(余白,余裕),Opportunity(機会))
#eof2019 21● 前提○ 日々予期せぬ問題や環境の変化が起こるカオスな状況● EM がすること・できること○ 環境づくり■ チームとして行動● チームとして重要視するバリューや意思決定材料は繰り返し伝える● 責任のオーバーラップや役割の違いは気にしない■ 個々のマネジメント● 入社時やQ毎の目標設定・評価での期待値マネジメントAll for One(ONE TEAM )
#eof2019 22● 前提○ これが無いと他項が達成できず、チームが崩壊する。一番大事● EM がすること・できること○ 採用でのフィルタリング■ false-positive を最小化する● No brilliant jerks○ 日々の行動を自ら実践・フィードバック ( peer bonus, Team MTG, 1-1 )HRT (Humility(謙虚),Respect(尊敬),Trust(信頼))
#eof2019 23● 前提○ ヒトの成長・創造性にはこれらが必要(だと思ってる)● EM がすること・できること○ 貢献できそうな余白のある技術スタック・コードベース (Margin)■ アーキテクチャを複雑化させすぎない■ PJアサインの流動化○ 自ら行動しようと思える余裕 (Margin)■ 事業的・時間的余裕■ 緊急度低・重要度高を優先的に扱えるような仕組み作り○ 様々なキャリアチャンス(PM/TL/EM) (Opportunity)■ 継続的な will のヒアリングとそれに応じたアサインMO(Margin(余白,余裕),Opportunity(機会))
#eof2019 24自律して行動でき、スケール可能なチーム1 All for One (ONE TEAM )2 HRT (Humility(謙虚),Respect(尊敬),Trust(信頼))3 MO(Margin(余白,余裕),Opportunity(機会))
#eof2019 25おわりに皆さんの目指しているチーム像教えて下さい!
26メルカリ connpass グループページ お知らせ見出し みなさんへオススメイベント EOF 2019 登壇情報 時間 17:00~ 場所 ホール 業界別マイクロサービスアーキテクチャいろいろ 登壇者 (パネル) - freee 横路さん - アカツキ 田中さん - メルペイ 木村 11/19「EM Talk #1 〜エンジニア採用〜」 登壇予定 - DMM CTO 松本さん - GREE CTO 藤本さん - SmartNews 天野さん - メルペイ TBD 詳細はconnpassページへ イベント情報発信場所
27ご清聴ありがとうございました