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生成AI導入の効果を最大化する データ活用戦略

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August 01, 2025

生成AI導入の効果を最大化する データ活用戦略

次の内容のスライド
- 生成AIの利用率可視化と活用促進
- 生成AIの利用による開発生産性の変化
- 生成AIが活用できる基盤
- ファインディでの生成AI活用事例

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August 01, 2025
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  1. © Findy Inc. 2 開発⽣産性が向上する⽅法を探求しているエンジニア! Ruby / Rails / React

    / TypeScript / AWS Agile / DevOps / Developer Productivity / DevEx Stock Investment 浜⽥ 直⼈ Naoto Hamada (ham) @hamchance0215
  2. © Findy Inc. 経営と開発現場をつなぐ戦略⽀援SaaS「Findy Team+」 プロダクト開発関連ツールのデータを⾃動で解析し、様々なデータを可視化‧分析 データ連携 / 統合 1

    可視化 開発ワークフローを可視化し 明確なインサイトを取得 2 AI分析 AIを活⽤して、開発効率と 開発者体験を最⼤化するため の課題を⾃動で特定 3 改善 データに基づいた意思決定 でビジネス成果を最⼤化 プルリクエスト、イシュー、 ミーティング等の活動データ
  3. © Findy Inc. プロダクト開発における戦略⽴案〜プロジェクト評価を⼀気通貫でマネジメントし、 開発⽣産性向上へ プロジェクト投資分析 (新機能やリファクタリングの 開発投資割合 等) 投資設計

    / リソース計画 ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC) 戦略⽴案 プロジェクト評価 要件定義 / 設計 / コーディング / テスト / デプロイ / メンテナンス ROI評価 / ナレッジ蓄積 開発投資のROI最⼤化 4Keys分析 / プルリク分析 / プロジェクト分析 (デプロイ頻度‧リードタイム‧プルリク作成数 等) 開発者⽣産性の可視化‧向上 開発者サーベイ / ミーティング分析 (開発者満⾜度サーベイ‧ミーティング時間 等) 開発者体験の可視化‧向上 プロジェクト アウトカム分析 (売上‧NSM‧KPI 等) 開発投資のROI最⼤化 EM / エンジニア 事業責任者 / PdM CTO / 開発部⻑ 経営と開発現場をつなぐ戦略⽀援SaaS「Findy Team+」
  4. © Findy Inc. 8 Agenda - ⽣成AIの利⽤率可視化と活⽤促進 - ⽣成AIの利⽤による開発⽣産性の変化 -

    ⽣成AIが活⽤できる基盤 - ファインディでの⽣成AI活⽤事例 - まとめ
  5. © Findy Inc. 13 ⽣成AIの活⽤率 ①現状把握‧分析 - 利⽤率の可視化‧分析 - 可視化の⽬的の明確化

    ◦ ⽬的: 優れたナレッジを発⾒し、困っているメンバーを サポートすること
  6. © Findy Inc. 14 ⽣成AIの活⽤率 - ⽣成AIの管理画⾯などで確認 ◦ ※ツールによっては確認できないものもあります -

    利⽤有無を把握することができる - 何に使われたか判断できないため、詳細 な分析は難しい 例) Claude(Anthropic)の利⽤量
  7. © Findy Inc. 17 ⽣成AIの活⽤率 - Findy Team+による可視化 個⼈ or

    チームを選択 ⽣成AIのラベルを選択 PR作成数の⽐較ができます! この図では左が1,781件、右が344件のため、 ⽣成AIを活⽤して作成したPRは 全体の【約20%】と⾔えます💡 個⼈ or チームを選択 全PRを表⽰ ⽣成AIを活⽤して作成したPRを表⽰
  8. © Findy Inc. 18 ⽣成AIの活⽤率 ②個別アプローチ - ハイパフォーマーへのアプローチ ◦ ノウハウをヒアリングして形式知化と横展開

    - ローパフォーマーへのアプローチ ◦ 原因分析と丁寧なサポート ▪ 時間がない、アイデアが湧かない、スキル不⾜など ▪ 取り組みやすい活⽤事例の共有や相談会など実施
  9. © Findy Inc. 19 ⽣成AIの活⽤率 ③全社的アプローチ - 成功体験の共有とポジティブな動機付け ◦ 活⽤事例コンテスト開催や社内報などを活⽤し、定量的

    ‧定性的な効果を共有 - 学習機会の提供とスキルの底上げ ◦ ワークショップ開催(職種別‧活⽤レベル別など) - 利⽤の仕組み化と継続的な推進 ◦ チームや個⼈の⽬標へ組み込み、定量データに基づいて 推進する
  10. © Findy Inc. 26 ⽣成AIの利⽤による開発⽣産性の変化 コーディングタスク分析 コードの変更履歴から、新着 / ⼿戻り /

    メンテナンスを判定 することで、⽣成AI利⽤により⼿戻りの増加など品質の変化 を分析 - 新規: 新しく追加したコード - ⼿戻り: 3週間以内に変更 - メンテナンス: 3週間以降の変更
  11. © Findy Inc. 28 ⽣成AIが活⽤できる基盤 - ⽣成AIによって開発は⼤きな変化が予想されています - ⽣成AIを効果的に利⽤していける基盤の構築が重要 2023年現在、米国の開発者の

    92%はAIコーディングツールを利用 。 2028年までに、 世界の企業の 90%のソフトウェアエンジニアが AIコードアシスタントを使用 するようになる。 2023.6.14 GitHub調査/企業で働く米国の開発者 500人を対象にした調査 2024.4.11 ガートナー/戦略的計画の仮説
  12. © Findy Inc. 29 ⽣成AIが活⽤できる基盤 - ⽣成AI活⽤に必要な基盤 ◦ バージョン管理システムの導⼊ ◦

    開発環境の統⼀ ◦ ⾃動テストの整備 ◦ CI/CDの⾃動化 ◦ ⼩さいバッチ単位の反映 ◦ 疎結合なアーキテクチャ
  13. © Findy Inc. 30 ⽣成AIが活⽤できる基盤 - ⽣成AI活⽤に必要な基盤 ◦ バージョン管理システムの導⼊ ◦

    開発環境の統⼀ ◦ ⾃動テストの整備 ◦ CI/CDの⾃動化 ◦ ⼩さいバッチ単位の反映 ◦ 疎結合なアーキテクチャ 今まで開発⽣産性の ⽂脈で語られてきた プラクティスと同じ!
  14. © Findy Inc. 31 ⽣成AIが活⽤できる基盤 - 開発⽣産性(デリバリー能⼒)を⾼めていけば、⾃然と⽣成AI が活⽤できる基盤が整っていく - Dora

    Core Model ◦ 強いソフトウェア開発チームの作り⽅を科学的に⽰した もの ◦ Googleの研究チーム「DORA」が⻑年の調査に基づいて 提唱
  15. © Findy Inc. 32 ⽣成AIが活⽤できる基盤 https://dora.dev/research/ Capabilities - デリバリー能⼒の⾼い組織が備えている能⼒ -

    定量的な計測が難しい Performance - Capabilitiesと相関がある定量的に把握可能な指標 - こちらを測定する Outcomes - デリバリーにより得られるアウトカム - Performanceだけを⾼めるのではなく、アウトカム が向上することが⽬的
  16. © Findy Inc. 40 まとめ - ⽣成AIによって開発は⼤きな変化が予想されています - ⽣成AIを効果的に利⽤して、開発⽣産性の向上に繋げていきましょう ◦

    Findy Team+では3分でデータ連携して可視化を始めることができます ◦ 無料デモ体験も受け付けています。お気軽にお問い合わせください! 2023年現在、米国の開発者の 92%はAIコーディングツールを利用 。 2028年までに、 世界の企業の 90%のソフトウェアエンジニアが AIコードアシスタントを使用 するようになる。 2023.6.14 GitHub調査/企業で働く米国の開発者 500人を対象にした調査 2024.4.11 ガートナー/戦略的計画の仮説