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AR Service Design Workshop

AR Service Design Workshop

このWSでは、みなさんに普段MESONでやっている
ARサービスデザインのプロセスの一部を実際に体験してもらいました

KAJI | 梶谷健人

August 29, 2019
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Transcript

  1. PAGE 5 梶⾕ 健⼈ MESON, inc. CEO 株式会社MESONの代表. 「いちばんやさしいグロースハックの教本」 (Amazonのマーケティング・セールス⼀般カテゴリ1位)の著者.

    ⼥性向けファッションサービスiQONのGrowthを担当した後, インド・アメリカにて現地スタートアップのサービスデザインと グロースハックに従事. 世界⼀周後帰国し、 AR時代のユースケースとUX開発を⾏うMESONを創業.
  2. PAGE 6 MESONとは MESON is Experience Augmentation Company MESONはAR (Spatial

    Computing)時代の ユースケースとUXをつくる会社です. 様々なアセットを持つパートナー企業と組んで 研究するクリエイティブスタジオ事業を展開.
  3. PAGE 7 AR PORTAL AR CITY AR AR AWE AWARD

    FINALIST AWE AWARD FINALIST UNITY DEVELOPMENT CASE 2019 ݱࡏɺGINZA SIXͱ࿡ຊ໦ϛουλ΢ϯͰެ։த!!
  4. PAGE 15 Warming Up (8 ) ϘʔϧΛ͍࣋ͬͯΔਓ͸ࠓ݄͋ͬͨϋοϐʔͩͬͨ͜ͱɺ໘ന͔ͬͨ͜ͱΛνʔϜͷਓʹ࿩͠·͠ΐ͏ʂ ࿩͠ऴΘͬͨΒϘʔϧΛ޷͖ͳਓʹ౉͠·͠ΐ͏ʂ どんな些細なことでも遠慮せず話してみましょう! ⇒

    ワークショップの中ではどんな些細なアイデアでも、まず発⾔をすることが重要! 発⾔している⼈の話を暖かく聞きましょう! ⇒ メンバーを話をちゃんと聞くチームは良いアウトプットが出やすい! 1 2 ポイント
  5. PAGE 16 ΞΠσΞΛ֦ࢄͤ͞Δͱ͖͸ҎԼΛकΔ • アイデア出しは個⼈ワーク(周りと話さない) • 1アイデアは 1ポストイットに書く • 可能な限りビジュアル化する

    • ポストイットには太いペン以外で書かない • 突⾶なアイデアほど遠慮なく書き出す。質より量 • スマホやPCはいじらない。カバンにしまいましょう!
  6. PAGE 20 AR = Spatial Computingの時代 AR(Spatial Computing) いままでフラットに扱っていた情報を⽴体的・空間的な形で 現実世界と対応させて扱う技術

    「Hyperlink, Social Graphに続く第3のプラットフォーム」 By ケヴィン・ケリー (WIRED, 「〈インターネット〉の次に来るもの」) = = ※厳密にはSpatial Computingが進展したMirror Worldに対する発⾔
  7. PAGE 21 Spatial Computingとは Spatial Computing Responsive Web ↓ Responsive

    Space Manual Input ↓ Input by Context Video Sharing ↓ Presence Sharing Hyper Link ↓ Hyper Space Text / Image / Video ↓ Space 2D Interaction ↓ 3D Interaction O2O / OMO ↓ Mirror World
  8. PAGE 22 Warming Up (6 ) ࠓ೔αʔϏεσβΠϯ͍͓ͯ͘͠୊ΛҰͭબͼ·͠ΐ͏ άϥεσόΠε͕ग़͍ͯͯɺۭؒతʹ৘ใΛѻ͑Δ࣌୅4QBUJBM࣌୅ͷαʔϏε - Spatial

    Google - Spatial Facebook - Spatial Instagram - Spatial Twitter - Spatial Messenger - Spatial Netflix - Spatial Spotify - Spatial X
  9. PAGE 23 Warming Up (6 ) બΜ͓ͩ୊͕ͲΜͳαʔϏεͱͯ͠࡞Εͦ͏͔ΛϑϦʔʹσΟεΧογϣϯ͠·͠ΐ͏ ͜͏͍͏೧Γ͕͋ͬͨΒ4QBUJBMͳΒͰ͸Ͱ໘ന͍͔΋ɺͱ͍͏؍఺Ͱ࿩͠·͠ΐ͏ʂ - Spatial

    Google - Spatial Facebook - Spatial Instagram - Spatial Twitter - Spatial Messenger - Spatial Netflix - Spatial Spotify - Spatial X
  10. 補⾜ 例. 空中にツイートを置いていくSpatial Twitterの場合 ۭؒʹπΠʔτ Λஔ͚Δ ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛอଘͰ͖Δ ۭؒʹࢄΒ͹ͬ ͨπΠʔτΛӾ

    ཡͰ͖Δ ݟ͍ͯΔܠ৭ʹ ؔ࿈ͨ͠πΠʔ τΛදࣔͰ͖Δ ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛผͷ৔ॴʹ ΋ஔ͚Δʢ35ʣ 書き出す機能は、ユーザー主語で◯◯できる、という形で書きましょう
  11. ۭؒʹπΠʔτ Λஔ͚Δ ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛอଘͰ͖Δ ۭؒʹࢄΒ͹ͬ ͨπΠʔτΛӾ ཡͰ͖Δ ݟ͍ͯΔܠ৭ʹ ؔ࿈ͨ͠πΠʔ τΛදࣔͰ͖Δ

    ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛผͷ৔ॴʹ ΋ஔ͚Δʢ35ʣ 個⼈ワーク(5分) 例. 空中にツイートを置いていくSpatial Twitterの場合 ストーリーボードの4コマ⽬、ユーザーのハッピーな状態をつくるために⽋かせないと思う機能に 1⼈5票ヒートマップ投票しましょう
  12. ۭؒʹπΠʔτ Λஔ͚Δ ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛอଘͰ͖Δ ۭؒʹࢄΒ͹ͬ ͨπΠʔτΛӾ ཡͰ͖Δ ݟ͍ͯΔܠ৭ʹ ؔ࿈ͨ͠πΠʔ τΛදࣔͰ͖Δ

    ؾʹͳͬͨπΠʔ τΛผͷ৔ॴʹ ΋ஔ͚Δʢ35ʣ グループワーク(5分) 例. 空中にツイートを置いていくSpatial Twitterの場合 チームでコア機能として5つ機能を選びましょう(ログインや設定などは除く) ここで選んだ5つの機能を備えたバージョンをMVPとして今⽇設計を進めていきます
  13. 38 ユーザーストーリーマッピングとは ߦಈϑϩʔ ۩ମతͳߦಈ ৺ཧɾཉٻ ηοτΞοϓ ࢖͍ํͷ ֶश ՙ෺ͷൃૹ ൃૹޙͷ֬ೝ

    εςʔλεͷ ֬ೝ ॅॴͷొ࿥ ࠷ॳʹΞϓϦͷ ࢖͍ํΛ ֬ೝ͢Δ ՙ෺ΛμϯϘʔ ϧʹ٧ΊͯѼ ઌΛॻ͘ ՙ෺͕ແࣄ ಧ͍ͨ͜ͱΛ ֬ೝ͢Δ ԿΛ༬͚͍ͯ Δ͔֬ೝ͢Δ ΊΜͲ͏ͳͷ ආ͚͍ͨ ηΩϡϦςΟ ා͍ Ͳ͏࢖ͬͨΒ ͍͍͔Α͘ Θ͔Βͳ͍ ૹΔ్தͰ յΕͳ͍͔ ෆ҆ ͪΌΜͱ ಧ͍͍ͯΔ͔ ෆ҆ ˔˔͕ෆ҆ ˚˚͸ݏͩ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ユーザーの⼼理や⾏動フローから、必要とされる「機能」を探り優先順位をつける⼿法
  14. 39 ユーザーストーリーマッピングの具体的なフロー ߦಈϑϩʔ ۩ମతͳߦಈ ৺ཧɾཉٻ ηοτΞοϓ ࢖͍ํͷ ֶश ՙ෺ͷൃૹ ൃૹޙͷ֬ೝ

    εςʔλεͷ ֬ೝ ॅॴͷొ࿥ ࠷ॳʹΞϓϦͷ ࢖͍ํΛ ֬ೝ͢Δ ՙ෺ΛμϯϘʔ ϧʹ٧ΊͯѼ ઌΛॻ͘ ՙ෺͕ແࣄ ಧ͍ͨ͜ͱΛ ֬ೝ͢Δ ԿΛ༬͚͍ͯ Δ͔֬ೝ͢Δ ΊΜͲ͏ͳͷ ආ͚͍ͨ ηΩϡϦςΟ ා͍ Ͳ͏࢖ͬͨΒ ͍͍͔Α͘ Θ͔Βͳ͍ ૹΔ్தͰ յΕͳ͍͔ ෆ҆ ͪΌΜͱ ಧ͍͍ͯΔ͔ ෆ҆ ˔˔͕ෆ҆ ˚˚͸ݏͩ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ユーザーがサービスを使うときの⾏動を洗い出す
  15. 40 ユーザーストーリーマッピングの具体的なフロー ߦಈϑϩʔ ۩ମతͳߦಈ ৺ཧɾཉٻ ηοτΞοϓ ࢖͍ํͷ ֶश ՙ෺ͷൃૹ ൃૹޙͷ֬ೝ

    εςʔλεͷ ֬ೝ ॅॴͷొ࿥ ࠷ॳʹΞϓϦͷ ࢖͍ํΛ ֬ೝ͢Δ ՙ෺ΛμϯϘʔ ϧʹ٧ΊͯѼ ઌΛॻ͘ ՙ෺͕ແࣄ ಧ͍ͨ͜ͱΛ ֬ೝ͢Δ ԿΛ༬͚͍ͯ Δ͔֬ೝ͢Δ ΊΜͲ͏ͳͷ ආ͚͍ͨ ηΩϡϦςΟ ා͍ Ͳ͏࢖ͬͨΒ ͍͍͔Α͘ Θ͔Βͳ͍ ૹΔ్தͰ յΕͳ͍͔ ෆ҆ ͪΌΜͱ ಧ͍͍ͯΔ͔ ෆ҆ ˔˔͕ෆ҆ ˚˚͸ݏͩ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ユーザーの⾏動を時系列でグルーピング化する
  16. 41 ユーザーストーリーマッピングの具体的なフロー ߦಈϑϩʔ ۩ମతͳߦಈ ৺ཧɾཉٻ ηοτΞοϓ ࢖͍ํͷ ֶश ՙ෺ͷൃૹ ൃૹޙͷ֬ೝ

    εςʔλεͷ ֬ೝ ॅॴͷొ࿥ ࠷ॳʹΞϓϦͷ ࢖͍ํΛ ֬ೝ͢Δ ՙ෺ΛμϯϘʔ ϧʹ٧ΊͯѼ ઌΛॻ͘ ՙ෺͕ແࣄ ಧ͍ͨ͜ͱΛ ֬ೝ͢Δ ԿΛ༬͚͍ͯ Δ͔֬ೝ͢Δ ΊΜͲ͏ͳͷ ආ͚͍ͨ ηΩϡϦςΟ ා͍ Ͳ͏࢖ͬͨΒ ͍͍͔Α͘ Θ͔Βͳ͍ ૹΔ్தͰ յΕͳ͍͔ ෆ҆ ͪΌΜͱ ಧ͍͍ͯΔ͔ ෆ҆ ˔˔͕ෆ҆ ˚˚͸ݏͩ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ 各フローごとにユーザーの⼼理を考える
  17. 42 ユーザーストーリーマッピングの具体的なフロー ߦಈϑϩʔ ۩ମతͳߦಈ ৺ཧɾཉٻ ηοτΞοϓ ࢖͍ํͷ ֶश ՙ෺ͷൃૹ ൃૹޙͷ֬ೝ

    εςʔλεͷ ֬ೝ ॅॴͷొ࿥ ࠷ॳʹΞϓϦͷ ࢖͍ํΛ ֬ೝ͢Δ ՙ෺ΛμϯϘʔ ϧʹ٧ΊͯѼ ઌΛॻ͘ ՙ෺͕ແࣄ ಧ͍ͨ͜ͱΛ ֬ೝ͢Δ ԿΛ༬͚͍ͯ Δ͔֬ೝ͢Δ ΊΜͲ͏ͳͷ ආ͚͍ͨ ηΩϡϦςΟ ා͍ Ͳ͏࢖ͬͨΒ ͍͍͔Α͘ Θ͔Βͳ͍ ૹΔ్தͰ յΕͳ͍͔ ෆ҆ ͪΌΜͱ ಧ͍͍ͯΔ͔ ෆ҆ ˔˔͕ෆ҆ ˚˚͸ݏͩ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ 具体的な⾏動、⼼理をもとに必要とされる機能を洗い出す
  18. 43 ユーザーストーリーマッピングの具体的なフロー ⾏動フロー 機能 セットアップ 使い⽅の 学習 発送後の確認 ステータスの 確認

    ʙ ʙ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ॏ ཁ େ ॏ ཁ த ॏ ཁ খ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ ػೳ 優先順位をつけてリリース毎に実装する機能を決定する
  19. PAGE 58 1SPBDUJWF ೳಈతʹߦ͍͍ͨΞΫγϣϯ 1VTICBTFE *OUFSGBDF (FTUVSF*OUFSGBDF 76* *OUBOHJCMFʢख৮Γײ͕ॏཁͰͳ͍ΞΫγϣϯʣ 5BOHJCMF

    ख৮Γײ͕ཉ͍͠ΞΫγϣϯ 1BTTJWF डಈ৺஍Α͞ͳΞΫγϣϯ 3次元でコンテンツを操作するインターフェイスは確⽴していないが、 いまのところ以下の組み合わせかなと考えている