Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テストデータ生成支援ツールをChatGPTで作った話+@
Search
kazuhiro-togo
October 09, 2024
Programming
0
28
テストデータ生成支援ツールをChatGPTで作った話+@
トピック:SQL性能改善、テストデータ生成、プロパティベーステスト、o1-mini、自由研究
kazuhiro-togo
October 09, 2024
Tweet
Share
More Decks by kazuhiro-togo
See All by kazuhiro-togo
Postmanを活用して業務プロセスを改善するアイデアを紹介します!
kazuhiro_togo
0
310
ChatGPT x Postmanを活用してAPI定義〜テストワークフロー化までを5分で紹介してみる
kazuhiro_togo
2
300
Other Decks in Programming
See All in Programming
@nifty天気予報のフロントエンドを 実装するまで - NIFTY Tech Talk #22
niftycorp
PRO
0
100
大規模サイトリビルドの現場から:成功と失敗のリアルな教訓 / Site Rebuild,Real Lessons Learned from Successes and Failures_JJUG Fall 2024
techtekt
0
110
みんなでプロポーザルを書いてみた
yuriko1211
0
290
CSC509 Lecture 13
javiergs
PRO
0
110
よくできたテンプレート言語として TypeScript + JSX を利用する試み / Using TypeScript + JSX outside of Web Frontend #TSKaigiKansai
izumin5210
7
1.8k
ふかぼれ!CSSセレクターモジュール / Fukabore! CSS Selectors Module
petamoriken
0
150
Make Impossible States Impossibleを 意識してReactのPropsを設計しよう
ikumatadokoro
0
300
@nifty天気予報:フルリニューアルの挑戦 - NIFTY Tech Talk #22
niftycorp
PRO
0
100
TypeScriptでライブラリとの依存を限定的にする方法
tutinoko
3
760
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
820
C++でシェーダを書く
fadis
6
4.2k
cmp.Or に感動した
otakakot
3
290
Featured
See All Featured
Code Reviewing Like a Champion
maltzj
520
39k
Building an army of robots
kneath
302
43k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
204
24k
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
27
4.3k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
44
2.2k
Fantastic passwords and where to find them - at NoRuKo
philnash
50
2.9k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.2k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
169
50k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
4
140
Transcript
date: テストデータ生成支援ツール をChatGPTで作った話+@ トピック:SQL性能改善、テストデータ生成、プロパティベーステスト、o1-mini、自由研究 2024/09/30 東郷
性能改善したSQLの動作確認どうやってますか? 背景 • 確認準備の難しさ ◦ 元のSQLからテストパターンを網羅的に出す ▪ 生成AI使えば、まぁまぁいけそう ◦ 網羅的に出したテストパターンのデータの準備
▪ それっぽい大量のデータ準備 ▪ 様々なデータパターンのデータ準備 ▪ 関連テーブルの関係を保ったデータの準備 🧐 テストデータの準備めっちゃ大変やん!
テストデータ生成言語を作って大量のデータを簡単に生成できるようにする コンセプト
• ChatGPTにPythonコードをJavaに置き換える依頼する ◦ コードが期待通りに動かない ◦ プロンプトに期待値を入れる ▪ 正しく期待値を理解した様子 • もう一度お願いする
◦ コードが期待通りに動かない ◦ 理由を説明させたところ原因は理解している • もう一度お願いする ◦ コードが期待通りに動かない。。ループ Python->Javaの移植で問題発生 🧐
• もしかして理解はできるけど期待するコードを生成する能力 が足りていない?? • GPT-4oモデルの能力の限界感、、 ◦ そんな時OpenAIから新しいモデルの発表 Python->Javaの移植で問題発生
o1の紹介文
使ってみる コンセプト実装だけに集中。実装はo1-previewにおまかせ!
完成間近で問題発生 o1-preview の場合は週 50 クエリまで \(^o^)/オワタ
o1-miniの紹介文 とりあえず使ってみる
できたもの https://github.com/kazuhiro-togo/test-data-generator
ChatGPT o1-preview, o1-mini 結論:コーディングにはo1-mini使うで良さそう 利用制限 o1-preview:週50回 o1-mini:1日50回 https://openai.com/index/openai-o1-mini-advancing-cost-efficient-reasoning/ o1-miniとo1-previewとGPT-4oのコーディング能力比較
• 実際のテーブルに対してDSL書こうとするとDDL見ながら書くので単調で辛い ◦ 対応案:生成AI使ってDDL読ませてそれに合うDSLを出力してもらうとか • どこまでランダムなデータにするかサジ加減に悩む ◦ 実際にあり得るデータとあり得そうなデータは違う ◦ テストデータの準備は通常の機能を通して作る必要があるのか
番外編:作った後の課題 ランダムなデータの扱いめっちゃ悩むやん! 🧐
プロパティベーステスト
プロパティベーステスト https://speakerdeck.com/twada/intro-to-property-based-testing
まとめ(個人的に生成AIを使って開発するときの良い点と注意点) 良い点 • アイデアを形にしやすい • コンセプトに注力できる • 動くものがすぐできるのでモチベーションが維持しやすい • 失敗してもコンセプトは他で活かせることもある
注意点 • 「理解した」ように見えるけど「作れない」があり得る ◦ プロンプトで先に期待値を確認した後コード出力させても異なる 結果になる場合がある。 ▪ 理解能力が高くても生成能力が伴わない場合がある