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Money Forward XでのGo利用事例について

Money Forward XでのGo利用事例について

マネーフォワード×ナレッジワーク 『ビジネス課題をGoで解決する 』

keitaro shishido

March 09, 2023
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Transcript

  1. 自己紹介 • 宍戸 啓太郎(Shishido Keitaro) • 2020/12 マネーフォワード入社 • 法人向けサービスを開発するグループのグループリーダー

    • Go歴5年 • 職歴 ◦ SIer ◦ 住宅設備機器メーカー ◦ ソーシャルゲーム開発 ◦ 人材系 • 興味 ◦ 競馬 ◦ サッカー観戦(ベガルタ仙台) ◦ ストロングゼロ(ダブルレモンが至高  )
  2. Money Forward Xの抱えていた課題 • 2020年頃の状況 ◦ 一部バッチ処理でGoを採用していたが、Rubyプロダクト・エンジニアが中心 ◦ 会社方針としてのGoの採用 ▪

    マネーフォワードCTOが考えていること(2020年9月) ◦ Goのエンジニア0人 ▪ Go経験者を採用し、開発力向上・普及を目指す • 金融機関向けサービスに求められるもの ◦ 安定性 ◦ スケジュール ◦ 品質
  3. 2020年のPush配信集計バッチでの利用に始まり、 Goを利用するプロダクトが続々と増えています。 Goの利用事例 2020 2021 2022 2023 ★ ★ ★

    ★ ★ ★ ★ Push配信集計バッチ X Cloud Storage X Insight Marketing XIM-BI Mikatano ID BANK APP Mikatano 課金基盤
  4. Goを利用するメリット • 習得の容易さ ◦ 記法がシンプルで習得へのハードルが低い ◦ ツールの充実 (gofmt, goimport, golang-cilint)

    ◦ キャッチアップはどのように? • 基本的には自習 • マネーフォワード社内のGo採用プロダクトを参考に • Go経験者によるレビュー • reviewdogを使っての静的解析
  5. Goを利用したことで見えてきた課題 • フレームワーク・ライブラリのデファクトスタンダードが無い ◦ Goエンジニアが少ない場合、どれを使うか迷ってしまう ◦ 開発止まってしまうものも多い → どうしたか •

    コード量が多くなる ◦ エラー判定(if err != nil)多すぎる ◦ Generics(まだ使ったことない)でどのくらい変わるか(コード量、パフォーマンス)
  6. Goを利用したことで見えてきた課題 • 採用難しい ◦ Goエンジニアなかなか見つけられない ◦ 市場感 ▪ Goエンジニアは増えている ▪

    Goを採用する企業はもっと増えている • goconのスポンサー増えている(MoneyForwardシルバースポンサー)