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思い切りの情熱、 私なりのアウトプット活動と コミュニティの向き合い方について

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October 18, 2025
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思い切りの情熱、 私なりのアウトプット活動と コミュニティの向き合い方について

2025/10/18 オープンセミナー2025@岡山 登壇資料
オープンセミナー2025@岡山 - connpass
https://oso.connpass.com/event/364196/

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kiryuanzu

October 18, 2025
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Transcript

  1. • アウトプット活動 ◦ ブログ、同人誌、個人開発、ポッドキャスト etc… • ITエンジニアコミュニティでの活動 ◦ イベント参加や立ち上げ、交流、発表 etc…

    気づいたら8年(22歳→30歳)の間ずっと向き合っていた 確かに「情熱」と結びつくのかも? 自分にとっての「情熱」といえるものは?
  2. • 1995~2014年 ◦ 高校卒業まで地元の長野県長野市 で過ごす • 2014年 京都の私立大学 (法学部・法律学科 )に入学

    ◦ 授業に興味を持てず、学内外のサークル活動 に熱量を注いでいた ◦ サークルの友人の紹介により、同人誌活動 に関わるようになる • 2017年 ITエンジニアのコミュニティ と出会い、エンジニアを志すようにな る • 2020年 2度の留年を経て就活を終え、2020年3月に大学卒業 学生時代のあらまし
  3. • 大学サークルの会誌制作に関わり、初めて寄稿を体験 • サークルの友人たちと一緒に本を作るようになる ◦ Adobe Indesign でDTPを覚えて、本の作り方を知る ◦ 最初はコンビニ印刷からスタート

    • 初めて自分の手で作った本は「セブンイレブンの商品レビュー本」 ◦ どんなにハードルが低くてもいいから、何か作ろうという気持ちを持つ ようになる ◦ 今思えばこれがアウトプットの原点 だった コミックマーケットで同人誌を出す活動を知る
  4. • 3回生後期の頃から、友人たちがITエンジニアのキャリアを選ぶ人が多いこ とに興味を持つ • その後「Rails Girls Kyoto 7th」というイベントに参加し、エンジニアコミュ ニティを初めて知る •

    Rails Girlsの旅費支援でプログラミング言語Rubyの国際カンファレンス 「RubyKaigi 2017」に参加する ◦ 交流を経て、「ITエンジニアになりたい 」と本気で就活で向き合うように なる 2017年 コミュニティとの出会い
  5. • 学んだことをブログにする & 自作の個人サービスを公開する ◦ 初学者だったこともあり、新鮮な気持ちでたくさん出力できた ◦ 自分の学んだことを見返せる、書いてより理解を深められる • →

    アウトプットを見かけたコミュニティの人から感想やアドバイスをもら える • → イベントでもブログを通して認知されコミュニケーションが捗る アウトプットとコミュニティ、相性が良かった
  6. • とにかく目に入るもの、感じたもの「全て」を糧に出力しようとしていた • できる限りのイベント・カンファレンス に参加した ◦ 学生支援に大変お世話になった ◦ それがきっかけで今の職場(Classi)にも出会うことができた •

    参加だけでなく、イベントを企画する側にも関わった ◦ お世話になった RailsGirls にもその後オーガナイザー・コーチとして 参加 今思えばたしかに「情熱」かもしれない
  7. • 今目の前にあるものを slack でできる限り実況中継しながら仕事 する • チームにできる限り様子が伝わるよう出力をし続ける 参考記事: Working Out

    Loud 大声作業(しなさい)、チームメンバー同士でのトレーニング文化の醸成 - スタディサプリ Product Team Blog https://blog.studysapuri.jp/entry/2018/11/14/working-out-loud 1つ目: Working Out Loud(大声作業)
  8. • 安定的な出力の維持 ◦ 基本は Working Out Loud(大声作業)と WIP制限 ◦ 運動習慣を増やす

    & 睡眠の確保 • チーム・会社単位の視点で優先順位を決める ◦ 今までは個人の視点しか持てていなかったのではと気付く ◦ 何をしたら「ユーザーへの貢献」 になるのかを意識して優先順位を考 える 行動改善のために二つの新たな軸を設けた
  9. • 苦しい時もあったけれど、一歩ずつ前に進むことができている ◦ この経験が糧となって、自分と近い状況に立たされている人の気持 ちに寄り添えるようになった 実感もある • 体力をつけることの重要さを知った ◦ 地味かもしれないがかなり効いてくる

    • 優先順位を付けて行動できるようになった ◦ 本当に出たいイベントに絞るようにした ◦ 年2回コミケに出ることをやめた 段々と自分のコントロール方法が見えてきた
  10. • ポッドキャスト「桐生あんず電波局」 をはじめる ◦ Rails8で自作ポッドキャスト配信サービス も開発 • 地域ITコミュニティ「三浦半島 .rb」を立ち上げる •

    地域Ruby会議(関西Ruby会議08)に初登壇 ◦ カンファレンスでの長いセッション(20m)に初挑戦 • オープンセミナー 2025@岡山に講師として登壇(本日!) 2025年 また新しいことにチャレンジし始める
  11. • 「やんちゃクラブ Advent Calender 2024」という企画で、知人たちが リレー形式でポッドキャスト/ vlog を投稿しているのを見かける • 見ていたら、「自分にもできるのでは?」

    と突然思い立って手元のiPad Pro で初収録 • 想像以上に楽しくなってしまい、「桐生あんず電波局」 としてポッドキャスト を立ち上げる ◦ 夫が命名 ポッドキャストとの出会い
  12. • 三浦半島.rb の立ち上げ ◦ 東京Ruby会議12の地域rbセッションの質疑応答で「神奈川のRuby コミュニティつくりませんか? 」と発言し仲間を募る • Rails8でポッドキャスト自前配信サービスを開発 ◦

    自分のための個人サービスの題材としてちょうどよかった • 上記の個人開発ネタで関西Ruby会議08にプロポーザルを投稿し、 acceptされる ポッドキャストから新しい活動が派生し始めた
  13. • 「日々鍛錬し、」 ◦ 仕事との向き合い、日々のアウトプット、体力作り • 「いつ来るともわからぬ機会に備えよ」 ◦ 時にどうしても思い切ってチャレンジにしたくなる機会 がある ▪

    直近はポッドキャスト、コミュニティ運営、登壇 ◦ その「思い切り」 をしたくなった時に余裕を持って動ける環境を作って おく 「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会 に備えよ」の自分なりの解釈