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飯塚ブロックチェーン勉強会 #1

Keisuke Mori
November 27, 2018

飯塚ブロックチェーン勉強会 #1

飯塚ブロックチェーン勉強会第一回のコンテンツです。
これからブロックチェーンやスマートコントラクト開発をやってみたいという人向けに、Ethereumやスマートコントラクトの概観をお話します。

https://connpass.com/event/109113/
Event hashtag : #Bitpickers

Keisuke Mori

November 27, 2018
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Transcript

  1. 7 アカウントのしくみ ビットコインとの違い 外部アカウント UTXO unspent transaction output 銀行口座のイメージ
 残高はアカウントに記録される


    →チェーンの情報から残高に反映 自分がこれまで受け取り、未使用の 取引を集めて計算する
 →残高として記録されない ・並行して送金処理が可能
 ・残高をみるために未使用のトラン
  ザクションを集めるのは面倒 ・データ構造が簡易
 ・並列処理が難しい
 (意図しない状態になる可能性)
  2. 8 ブロック生成のスピード/重いチェーンの定義 ビットコインとの違い 15秒 10分 高速だが、マイナーが同時にマイニ ングに成功してしまう可能性が高い
 →承認されないブロックが増える チェーンが分岐した場合、
 承認されなかったブロック*

    もチェー ンの重みづけに考慮される トランザクションが取り込まれるま で最低10分、状態が確定するには
 6承認数くらい必要 → 遅い チェーンが分岐した場合、
 最も長いチェーンが採用される Uncleブロックといいます。
 Uncleブロックを採掘しても報酬が支払われます。 *
  3. 11 “DApps”
  → スマートコントラクトなどを用いた分散アプリケーションのこと
    Decentralized Application コントラクトを実行するときに手数料がかかる(gas)
  → 無駄遣いしないように設計をしっかりやる

    テスト、デバッグを丁寧にやる
  → ブロックチェーンに乗せたあとにバグを直すのはほぼ不可能
    最悪の場合、ETHを失うことも... 覚えておきたいこと
  4. 15 現状の問題点(Dappsまわり) ・良いユーザー体験を実現するのが大変   - 秘密鍵の管理など、ユーザーに最低限のリテラシーが求められる
   - 基本的に、ユーザーにETHを用意させることになる
 ・コントラクトの手数料問題(gas)   - コントラクトを実行すると手数料が発生する(gas)


      - コントラクトでヘビーな処理をすると手数料が高くつく
 
 ・バグが怖い   - 一度チェーンに乗ったスマコンは基本的に修正がきかない
   - 最悪の場合The DAO事件のように数十億盗られてしまうことも

  5. 16 現状の問題点(Ethereum) ・効率悪い問題(スケーラビリティ)   - 1ブロックに詰めれる情報には限りがある   - 15秒ごとのブロック生成だと取引量の増大に対応できない
  

    - 単位時間あたりに処理できる取引数が少ない
   - Plasmaとかのサイドチェーン技術が研究開発中 ・取引丸見え問題(プライバシー)   - 取引が丸見え 例:昨日HH:MM アドレスAからアドレスBに10ETH
   - 個人間ならともかく、企業間だとちょっと厳しい
   - zk-SNARKS とかプライバシー周りの技術が研究開発中
  6. 17 現状の問題点(Ethereum) ・オラクル問題   - 現実のアセットは信頼できるものなのだろうか?
   - 「飯塚は晴れです」← ほんとに?何がエビデンス?

    
   - インセンティブを与えた上で投票制? ・電力くいすぎ問題   - Proof of Work では計算力が正義→マシンぶん回す→莫大な電力
   - マイナーの集中を招く(電気代が安いところに集中)
   - “世界的に価値が認められた” 電力をリソースにするのは正しいのかも
  7. 19 変化が早すぎてやばい(語彙力)  - 半年前の情報ですら古いことが多々ある
  - キャッチアップが大変 多方面の知識を学べる  - 暗号技術 :必須(ECDSAとか暗号学的ハッシュ関数とか)
  -

    ゲーム理論:Dapps設計やプロトコルの設計にいかす
  - 開発力  :スマコンかこうぜ!
  - 英語力  :日本語のドキュメントは古くなりがち 未来をつくってる感  - 日進月歩な感じがワクワクする ※個人の感想です