GPLv3概要

 GPLv3概要

2007年にリリースされたGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 3の概要を勉強会で軽く発表したときの資料

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koedoyoshida

November 02, 2007
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  1. GPL v3 2007/11/2 koedoyoshida

  2. アジェンダ RMS 前提 GPLv3の目的 GPLv2の目的 CopyLeft ソフトウェア特許対抗 Tivoリゼーション対抗 インターネット配布対応Update 国際化

    質疑応答
  3. RMSとは リチャード・ストールマン (Richard Matthew Stallman、RMS) フリーソフトウェア運動の中心的存在であり、GNUプ ロジェクトを開始し、フリーソフトウェア財団(FSF)を 設立した。 GNU General

    Public License (GPL) を作り出し、そ の思想のエッセンスであるコピーレフトの概念を提 唱した。 GNU Emacs、GCCとGDB、GNU Makeの作者 現在でもemacsのメンテンスを行っているソフトウェア 開発者 wikipedia
  4. 前提 以下はフリーソフトウェア財団 (Free Software Foundation)によって正式に発表されたものではな く、GNU GPLが適用されたソフトウェアの頒布条 件を法的に有効な形で述べたものではありませ ん。頒布条件としては、GNU GPLの英語版テキス

    トで指定されているもののみが有効です。 http://www.gnu.org/licenses/gpl.html また、GPLv2およびCopyLeftは皆さん十分に理解し ていると言う前提です。
  5. GPLv3目的 CopyLeft ソフトウェア特許に対抗 Tivoリゼーション対策 インターネット配布を意識してのUpdate 国際化

  6. GPLv2の目的 CopyLeft 詳細 http://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-2.0.html

  7. CopyLeftの背景 シンボリックス社から、ストールマンが作成したLISP インタプリタを使いたいと打診された際、ストールマ ンは彼の作品のパブリックドメイン版を提供した。 シンボリックス社はそのプログラムを拡張して更に強 力なものにした。 そして、彼のもともとのプログラムに対して拡張した 部分を見せてくれるよう求めた時に、シンボリックス 社はそれを拒否した。 これは法的にはどうすることもできなかった。

    wikipedia(コピーレフト)
  8. CopyLeft 著作物の利用、コピー、再配布、翻案を制限しない 改変したもの(二次的著作物)の再配布を制限しない 二次的著作物の利用、コピー、再配布、翻案を制限 してはならない コピー、再配布の際には、その後の利用と翻案に制 限が無いよう、全ての情報を含める必要がある 利用、コピー、再配布、翻案のいずれにおいても、複 製物又は二次的著作物にコピーレフトのライセンス を適用し、これを明記しなければならない

    wikipedia(コピーレフト)
  9. ソフトウェア特許に対抗 特許がフリーなプログラムに適用され、実質的にプロ グラムがプロプライエタリ(改変不可)にされてしまう という脅威を避ける。 こうした事態を防ぐために、GPLv3では、プログラム を非フリーとするために特許を使うことはできない ということを保証。

  10. Tivoリゼーション対策 TiVo化:家庭で利用されるビデオ録画機TiVoのよう に、デバイスにGPLソフトウェアが組み込まれてい るもので、製造者は改変(Update等)可能だが、製 造者以外にソフトウェアが修正されると機能しなる ことを意味する。 GPLv3ソフトウェアの『対応するソース』は『インス トール用情報』と共に提供されなければならない。 『インストール用情報』:GPLv3のソフトウェアの改変さ れたバージョンを、インストール、実行するために必

    要な手法、手順、認証キーやその他の情報すべて を意味する。 ROM等の誰にも書き換えられないものは対象外
  11. インターネット配布対応 ソース配布手段の多様化対応 物理媒体(製品同梱|別途配布) ネットワークサーバ ピア・ツー・ピア伝送 別途書面にて(非商業的な場合、詳細略)

  12. 国際化 さまざまな国の法体系と親和を考慮 propagate,convey等のアメリカの著作権法で使わ れない用語をあえて使用する

  13. 質疑応答 詳細は下記URL参照 原文 http://www.gnu.org/licenses/gpl.html 日本語訳 http://opentechpress.jp/opensource/article.pl? sid=07/09/02/130237